両親が離婚することになった話で、自分の気持ちが守られず、とても傷つきました。
お父さんとお母さんが別々の家に住むことになると知ったとき、私はとても寂しい気持ちになりました。でも、2人がそれぞれ自分らしく生きることを応援しようと心に決めました。
お父さんとお母さんが夫婦でなくなっても、私にとってはずっと「お父さん」と「お母さん」であることに変わりはありません。だから私は、お父さんとお母さんの家を行き来して、どちらの家でも一緒に過ごしたいと伝えました。
お父さんは、私の気持ちに賛成してくれました。
私は、これで両方の家で暮らせるようになると思いました。
でも、お母さんは「今の家にあなたが住むことは決まっているからダメ」「お父さんに会えるのは月に1回だけと決まっているから、それ以上は会えない」と言いました。
私はとてもショックでした。自分の生活のことなのに、自分の意見が聞かれずに一方的に決められてしまうことが納得できませんでした。
私は、カナダに住んでいる親が離婚した友達に相談しました。その友達は、ふたりの親の家を交代で行き来して暮らしているそうです。そして、その子の周りの友達も、同じように両方の家で暮らしていると言っていました。カナダだけでなく、他の国でもそういうふうにしていると聞いて、「やっぱり私の考えはおかしくなかったんだ」と思うことができました。
私は、もう一度お母さんに「私も交代で住めるようにしたい」とお願いしました。
でもお母さんは、「あなたのことを考えてそう決めてもらっているの」「他のお母さんたちもみんな同じように決めてもらっているの」と言って、私の希望には賛成してくれませんでした。
私は、お母さんが本当は自分の気持ちや都合で決めているのではないかと感じています。
そして、お母さんは「私と同じ気持ちや考えになってほしい」「お母さんの味方をしてほしい」と思っていて、私に我慢させたり、同情してほしいと考えているようにも感じます。
私は、2人の親を応援しようと思っていたのに、自分の気持ちは応援してもらえていないように感じて、とても悲しくなりました。
私は子どもですが、両方の親とつながっていたいです。