東京 下北沢 若年層の女性を支える“居場所”1日オープン
孤立や貧困などの悩みや困難を抱えていても支援につながりにくいとされる若年層の女性を支えるため、東京・下北沢に自由に過ごしてもらいながら、相談も受け付ける“居場所”が、1日、オープンすることになりました。
若年女性は、孤立や貧困、性被害など悩みや困難を抱えていても問題の複雑さなどから行政の支援につながりにくいと指摘されています。
新たにオープンする居場所、「ゆうカフェ」は、こうした課題に対応しようと、世田谷区の補助を受けた団体が、下北沢で毎週木曜日と金曜日の午後1時から7時まで開設することになり、31日、報道陣向けの内覧会が行われました。
15歳から24歳までの女性であれば誰でも無料で利用でき、食料品や日用品が提供されるほか休憩スペースで自由に過ごせ、社会福祉士の個別相談も受けられるということです。
「ゆうカフェ」を運営する濱田真奈さんは「ゆうカフェは支援の入り口になると思っています。まずは気軽に立ち寄ってもらいたいです」と話していました。