【独自】“黒ミャクミャク”ぬいぐるみ万引き 新たに21歳男を逮捕 すでに大学生2人逮捕・起訴 大阪・関西万博
大阪・関西万博のオフィシャルストアで人気商品の“黒いミャクミャク”のぬいぐるみなどを万引きしたとして、大学生の男2人が逮捕された事件で、新たに21歳の男が逮捕されていたことが4日、わかりました。
捜査関係者によりますと、新たに窃盗の疑いで逮捕されたのは、東京都に住む瀬間陽人容疑者(21)で、今年6月、万博会場のオフィシャルストアで、“黒いミャクミャク”のぬいぐるみなど110点余り(約41万円相当)を盗んだ疑いがもたれています。
黒のミャクミャクは店頭で購入数を制限しても、すぐに完売するほどの人気商品だということです。
この事件では、東京都に住む大学生の平原雄大被告(20)と木村彩人被告(22)が窃盗の罪ですでに逮捕・起訴されていて、警察の調べに対し、「限定グッズは高く売れる」、「売却してお金に換えようと思っていた」などと供述しているということです。
警察は、3人の関係性やほかにも事件に関わった人物がいないか調べています。
■会場内で相次ぐ万引き…16歳少年2人も逮捕「鉄道模型は高く売れる」
万博会場での万引きを巡っては、今年6月にオフィシャルストアで、ショッピングバッグ6点を万引きしたとして16歳の少年2人が7月31日に窃盗の疑いで逮捕されています。
行動を不審に思った店員が声をかけたところ、少年らはバッグを置くなどして逃走。中には大量の商品が入っていて、盗もうとしたとみられるのはバッグを含め173点(約73万円相当)にのぼります。
調べに対し、2人は「高く売れる鉄道模型を万引きするためだった」などと容疑を認めているということです。
万博会場内では万引きが相次いでいることから、警察は警戒を強めています。