SMBCから「女の子を育てる父親として、悩んでることを教えて!」っていう依頼があったので長文を投下します!すいません!
今は3歳の男の子と1歳の女の子を育ててるのですが、奥さんが下の子を妊娠中、産婦人科の先生から「女の子っぽいです」って言われた時はガクガク震えながらこう思いました。
「大阪の暴れ竜と呼ばれたこのワシが、女の子を育てるだと……?」
どうしよう。ぜんぜんイメージ出来ない。
僕は男ばっかりの家庭で育ったし、親戚も男だらけなので「小さい女の子」という存在がまったく想像出来ないのであります。
男の子なら適当に「オラ!遊んでおいで!」とか言いながら野や山に解き放てばなんとかなりそうな感じもあるけど、女の子だとそうもいかない。
なに?どうしたらいいの?一緒にあやとりとかすればいいの?
僕は身長182cmのデカいおっさんだけど、女児向けアニメのコスプレして一緒にごっこ遊びすれば良い系?
大丈夫?公園で遊んでたら通報されない?
そして、女の子はそのうち父親を嫌うようになるって言うし、
思春期が来たら「パパのあとのお風呂には入りたくない!」とか、
「パパの服と一緒に洗濯しないで!」とか言われるようになるかもしれない。
そうなったら僕は、僕は、
絶対に泣いてしまう……!
そんなわけで長男が生まれた時は「よーし、野生児にするぞ!」なんて風に思っていた僕だけど、女の子を育てるにあたってはいまだに悩みまくっており、方針が決まってない。
女の子って、どうやって育てればええんや……?
ボヤッとした感じで考えているのは、「自分自身の人生を歩いて欲しいな」くらいの事である。文字にすると簡単な言葉ではあるけど、実現するとなるとけっこう難しいことのような気もする。
これは昔から思っていたことなのだけど、高校野球で甲子園に出るようなチームにはだいたいマネージャーがいて、チームが勝ちあがるとマネージャーも一緒に喜んだりしているのだけど、それを見て僕は「なんで選手ではなくマネージャーの立場を選んだのだろう」って思ってたんですよね。
「チームをサポートする役割も大切だけど、自分が選手としてグラウンドに立つ選択肢もあるのでは」って。
そんな話を奥さんにしてたら「マネージャーになる理由も人それぞれあるんじゃない?そもそも、女の子は甲子園に出れないし」って言われて「あ、本当だ」って思ってしまった。
例えば野球好きの父親に連れられて高校野球を見に行き、躍動する選手たちの姿に感動して「いつか、あのマウンドに立ちたい」と思ったとしても、女の子は甲子園こと全国高等学校野球選手権大会には出られないのである。
もちろん女子のみで争う全国大会もあるのだけど、甲子園球場で試合が行われるのは決勝のみだし、注目度や観客数は男子の大会に比べればかなりの差がある。
甲子園に出るような男子が夢見る「プロ野球選手になる」という目標だって女性には難しい。なにせ女性のプロ野球チームは2025年現在、日本のどこにもないのだ。
そんな現実を反映してのことなのか、写真の2枚目は学生アスリートの人たちに「社会人になってからも競技を続けますか?」と聞いたアンケートの結果なのだけど、見ての通りYESと答えた男性10%に対し、女性はたったの1%である。
その理由が写真3枚目に書いてあるのだけど、「結婚・出産・育児などライフステージの変化によって継続は難しそう」という回答が大部分を占めたそうだ。
ジェンダー的な社会からの抑圧は徐々に薄くなってきつつあるとは言え、「スポーツを続けたい」という女性の願いを実現するのはまだまだ難しい社会なのかもしれない。
そして写真4枚目。
SMBCの女子バスケットボールチーム「SMBC TOKYO SOLUA」のWリーグ参入と同時に、女性アスリートのキャリア支援を目的とした新プロジェクトを発足するとのことである。
チームメンバーが業務と競技を両立させることを支援しつつ、競技引退後のキャリアも断絶させることなく、シームレスに繋いでいく、という事らしい。これまでの競技に軸を置いた実業団形式とは違い、通常業務の傍ら競技も行う事で同時にキャリア形成もしよう、という試みだそうだ。
その試みが上手く行くのかどうか「正直ワイにはわからんで」という感じではあるのだけど、こんな感じで女性がやりたい事を自ら選択できるような世の中にしよう、という動きについてはもろ手を挙げて賛成したい。
でもどうだろうな~~。ちゃんと良い方向に世の中が進んでくれるのかな~~~。この子が大きくなった時に、果たして社会がどうなってるのか、割と楽天家の僕でもあれこれと悩ましいことはたくさんある。やたらとルッキズムの圧力が増してることも気になるし……。
ともあれ、もし僕の娘が「とうちゃん!甲子園に出たい!」と言い出した時に、「女の子は甲子園出られへんで」と返答するのではなく、「おっ、いいね!頑張って練習しような!」と笑顔で返してあげられるような世の中になっていればいいな、と強く願う次第であります。
写真1枚目は万博会場を楽しそうに歩いている娘。
後ろ姿も可愛すぎますね。
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