下関 捕鯨母船「関鯨丸」見学会 夏休みの小学生が捕鯨学ぶ

今シーズン前半の漁を終え、山口県下関市に戻っている捕鯨母船「関鯨丸」で、夏休み中の小学生を招いた船内見学会が開かれました。

見学会は、地元の子どもたちに近代捕鯨への理解を深めてもらおうと、下関市立大学などが、関鯨丸を運航する会社の協力を得て開き、夏休み中の小学生と保護者およそ25人が参加しました。

このうち、船尾では海から船の中に向かってのぼってくるように緩やかな傾斜が付けられていて、この傾斜があることで、60トンを超える大きなクジラでも引き揚げやすくなっていると説明を受けました。

また、クジラを解体する場所では、江戸時代から変わらない、およそ2メートルの柄のついた包丁を使って人の力で解体していることなどを教わりました。

その後、関鯨丸が捕ったクジラ肉を使った煮物や炊き込みごはんを試食しました。

参加した小学5年生の女の子は「初めて見るものばかりで、大迫力でした。船でクジラを食べられて特別感がありました」と話していました。

見学会を開いた下関市立大学経済学部の岸本充弘教授は「クジラのまち下関を実感するいい機会になったと思います」と話していました。

関鯨丸は今シーズン後半の漁に向け、今月15日に再び出港する予定です。

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