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木古おうみ

きふるおうみ

日本の小説家、ホラー作家、ミステリー作家、カクヨム作家
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概要

2016年11月にカクヨムで活動しているホラーやミステリーなどのジャンルで執筆している女性作家。12月21日生まれ。神奈川県出身。國學院大學文学部に入学し、同校を卒業。

本名義以外では七草大麻粥名義で夢小説や二次創作を執筆していた時もあった。

また大の人間嫌い、植物嫌い、動物嫌いと自負している。

ペンネームの由来はP・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』で登場する、集めてないのにいつの間にか溜まるガラクタを表す造語“キップル“の駄洒落(キップルを産み=きふるおうみ)と語っている。

略歴

2016年11月、カクヨムにて活動開始。

2020年、『グッドバイ・ブンゴー、サマー・エンジン』にてSF・ミステリー部門で特別賞。(カクヨム2020夏物語)

2022年、『領怪神犯』で第7回カクヨムweb小説コンテストのホラー部門大賞を受賞し、同作で角川文庫からデビュー。

同年『龍久国継承戦:九人の皇子と九柱大魔』で「戦うイケメン」中編コンテストも受賞。

2023年に『はぐれ皇子と破国の炎魔~龍久国継承戦~』と名を改めて刊行。

2024年1月16日に『きさらぎ異聞 NoVelize~猿夢・くねくね~』一迅社comicHOWLから刊行。

2024年11月25日に『檻降り語騙り』書籍化、角川ホラー文庫から刊行。

同年4月15日に『ヤシキガミ団地調査録』書籍化、産業編集センターから刊行。8月29日発売予定だった最新刊は7月26日にて、過去の問題発言と他の作家・批評家と著名人への誹謗中傷と虚言が明らかになり、差別発言や読者への罵倒が問題視され新刊は未定に。

同年4月25日に『偽葬家の一族』書籍化。角川文庫から刊行。

作風

ゴア映画やホラー作品への造詣が深く、執筆する作風に濃く反映されている。

特に、家族や人間関係の不安定や人の心の弱さによる不器用さを描くことで、和風ホラーの恐怖感とエンタメ性を両立させており、不穏な雰囲気と緻密なストーリー展開が特徴で、ホラーに都市伝説、呪術、因習、民俗学、神道、クトゥルフ神話の要素を織り交ぜた独自の世界観を取り入れた作風を持つ。

読者からは「文体と内容がマッチしている」「怪異を扱う設定が斬新」と評価されている。

主な作品

『領怪神犯』シリーズ(角川文庫)

この世には、善悪を超えた理解不能な神々が実在する。毎年身体の一部が村に降ってくる神、不老不死の夢を見せる神、事象の辻褄を無理やり合わせる神、記録がなく信仰のみが残る神――これらが引き起こす怪奇現象は「領怪神犯」と呼ばれ、人々の平穏を脅かす。pixivコミックで公開中

ヤシキガミ団地調査録

オカルトライターの父の失踪から公務員を目指した守屋亨(もりや とおる)。念願叶うが、配属されたのはオカルトを扱う非公式部署。曰く付き物件のヤシキガミ団地の調査を地免師・納戸(なんど)と組むことに。事実解明に奔走する2人だが、架空の建築会社がヤシキガミ団地の着工に携わっていることが分かるが…?

檻降り騙り

「読みからおはりや、書く遊ばせたまえ、降りおりて、語りかたりましませ」

学校で、居酒屋で、読み聞かせボランティアで、各所で囁かれるその”おまじない”は、唱えたものに勇気を与えてくれるという。 不登校の姉が別人のように明るくなったことに戸惑う少女。他人と上手く関わることができない青年。過去の事件で記憶の欠落を抱える大学生。 彼女達、“おまじない”を唱えたものの元には「ケガレ」と呼ばれる怪異が訪れる。

偽葬家の一族

怪異を「偽の葬儀」で祓うという斬新な設定を持つホラーエンタメ小説。疑似家族が怪異に立ち向かう物語。

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