男鹿 マンホール事故 県設置の委員会「酸欠の可能性高い」

先月、男鹿市で下水道工事をしていた作業員3人が死亡した事故について、県が設置した再発防止策を検討する委員会の会合が開かれ、事故原因について「マンホールの内部が酸欠になった可能性が高い」とする見解が示されました。

先月7日、男鹿市脇本樽沢の下水道工事の現場で、3人の男性作業員がマンホールの中で倒れているのが見つかり、死亡しました。

事故を受け、工事の安全対策や管理体制を見直す目的で県が設置した委員会の2回目の会合が18日、県庁で開かれました。

会合は冒頭以外非公開で行われましたが、委員長を務める東京大学大学院の加藤裕之特任准教授によりますと原因については、事故後に現場で行われた再現実験などから、下水管の中に水を通したことによって下水管の中にたまっていた酸素濃度の低い空気が押し出され、取り付けが不十分だったバルブの隙間から漏れ出しマンホール内部が酸欠状態になった可能性が高いということです。

また、県の聞き取り調査の結果、今回の事故現場には、法律に基づく規則で配置が義務づけられている、危険な作業を監督する作業員が配置されていなかったということです。

会合のあと、報道陣の取材に応じた加藤委員長は「きょうの意見を踏まえた原因の分析や再発防止策の検討、具体的に県として何をするべきかという点も協議していきたい」と話してました。

委員会は来月下旬に、最後の会合を行う予定で、その後、内容を取りまとめた中間報告書を公表することにしています。


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