悠仁さまの成年式について、日経新聞が報じました。
悠仁さまに大勲位菊花大綬章、閣議決定 9月の成年式次第も公表【日経新聞】
男性皇族の成年式は、父の秋篠宮さま以来40年ぶりとなる。
男性皇族に限れば40年ぶりであっても、女性皇族を含めれば、眞子さまのご成年から、数年おきに親王、内親王が成年を迎えておられます。
それでも、悠仁さまの後は、しばらくご成年になる方はいらっしゃいません。
やはり一日も早く、双系継承にせねばなりませんね。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
追記
大勲位菊花大綬章について、ウィキペディアをみてみました。
皇族に対する叙勲
皇室典範(いわゆる旧皇室典範)の法体系に属する「皇族身位令」(明治43年皇室令第2号→昭和22年廃止)の規定により、皇族男子に対する叙勲が行われていた。
・第九条 皇太子皇太孫ハ満七年ニ達シタル後大勲位ニ叙シ菊花大綬章ヲ賜フ
・第十一条 親王ハ満十五年ニ達シタル後大勲位ニ叙シ菊花大綬章ヲ賜フ
皇族身位令が廃止された1947年(昭和22年)以降は、慣例として旧皇族身位令をおおよそ踏襲し、皇太子が18歳(皇室典範)、親王が20歳(民法)でそれぞれ立太子又は成年を迎えた際に授与されている。
皇太子は皇室典範、親王は民法というところが興味深く、皇室典範と宮内庁HPもみてみました。
皇室典範
第四章 成年、敬称、即位の礼、大喪の礼、皇統譜及び陵墓
第二十二条 天皇、皇太子及び皇太孫の成年は、十八年とする。
悠仁親王殿下の成年式の時期について 令和6年3月29日 宮内庁皇嗣職
親王殿下は本年9月6日がご誕辰であり、民法上の成年を迎えられます。
親王殿下は、令和4(2022)年に民法で成年年齢が20歳から18歳とされてから成年を迎えられる初めての皇族となります。
男性皇族がご成年を迎えられると、成年式を執り行うのが皇室の慣例になっています。いままで成年式は、多くの場合、成年を迎えられた日に行われてきました。
例えば、礼宮(現秋篠宮皇嗣)殿下が20歳になられたときは、成年式の前には、宮中での重要な儀式に向けた習礼(しゅらい)や記者会見、当日は賢所(かしこどころ)皇霊殿神殿に謁するの儀や朝見の儀などが行われ、その後には祝賀行事があり、また、神宮や陵(みささぎ)を参拝されました。
(中略)
成年式は、昭和60(1985)年の秋篠宮皇嗣殿下以来となります。過去の例を参考にしつつ、成年年齢が変更になった現状を踏まえながら、準備してまいります。そして、その時期につきましても、親王殿下の進路の状況、その後のご生活やご予定などを考慮した上で、お知らせできればと考えております。
親王は過去の例で民法に従って20歳で成年だったところ、皇太子・皇太孫の規定が示された皇室典範と同じく、民法も18歳が成年となっている。このまま民法に従って18歳で成年、成年式も行うと、皇太子・皇太孫と同じと見なされる可能性があるため、19歳で成年式ということになったのではないでしょうか。
3 件のコメント
ダダ
2025年7月31日
悠仁さままでの皇位継承をゆるがせにしてはいけない、のイメージ戦略に一役買う出来事になると思います。
mantokun
2025年7月30日
思えば当然のことながら、秋篠宮殿下より下の世代の国民は、男性皇族のご成長の姿やそれに伴う儀式は、悠仁さまでしか知らないのですよね。
悠仁さまのご成人はもちろん喜ばしいことです。しかし正直に言えば、天皇陛下のお子様の愛子さまがご成人されても立太子式に相当する儀式が行われず、姉の眞子さまや佳子さまにも叙勲がないのに、悠仁さまだけには行うの? ああ、男性皇族だからなんだ。へえ…男性はそんな特別扱いになるんだ…。
と、一般国民の目からすると違和感しか湧いてきません。これが、小林先生がよくおっしゃっている、「愛子さまが皇太子になりいずれご即位されれば、日本社会における女性の地位は飛躍的に向上する」ということに繋がっているのだとよく分かりました。こうまであからさまに男性だけを特別扱いする制度を大々的に行うことなど、天皇陛下や秋篠宮殿下ご自身が不本意に思っておられることでしょう。国内にも国外にも、皇室は男尊女卑の象徴だと受け取られかねません。
佳子さまは皇室では数少ないお若い成年皇族として、度々遠い海外まで長い旅程で連日ご公務に務められ、ついに先日、過労で体調を崩してしまわれたことが報じられていました。
女性皇族方を担い手不足の過酷なご公務には都合よく駆り出しておきながら、皇位継承だけは男系男子に限定することがいかに異様で失礼で時代錯誤なことか、ますます誰の目にも明らかになっていると感じます。悠仁さまのためにも、今すぐに皇室典範を性別によらない直系継承に改正しなければならないと、強く思いました。
突撃一番
2025年7月30日
制度が変われば、愛子様も大勲位菊花大綬章をもらえるのだろうか?
読んでる限り、「皇族男子」に限る必要性なんか全く感じないし。