そうそう、これは凶器準備集合罪とは
少し逸れた話になるのだが、
「検察のやり口はやはり狡猾だな」
と思った出来事の一つ。
これも事件当日の俺の動きとして、
裁判所に提出された画像なのだが、
実は検察庁での取り調べ時、増田統子という
検事からこの11番と12番の間の画像を
見せられていた。そこには俺が車外から
見立真一に挨拶している様子がハッキリと
写っていた。だがなぜか、その静止画は
裁判所には提出されなかった。恐らく、
その静止画がない方が、裁判官や裁判員に
元々予定されていた合流という検察側の主張を
通しやすい、認めてもらいやすいと
考えたからだろう。(実際は見立に挨拶する為
だけに俺は現場付近に立ち寄り、見立に
「乗りなよ」と言われたことによって
車に同乗することになった)
おかしいと思わないか?「検察の理念」にも
書いてあるが、知力を尽くして、
事案の真相解明をするはずの検察が、
このような小賢しいテクニックを
弄するなんて…。もはや間違った方向に
知力を尽くしてしまっている。
やはり検察は、真実より自分達の主張、
つくり上げたストーリーが裁判所に
認められることしか考えてないということか。
悲しいね。お願いだからどうかこれ以上は
幻滅させないでほしい。
~石元太一氏に公平な裁判を~
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