皆さんは日本の歴史をどこまで遡ってイメージできますか?

邪馬台国(やまと国)でしょうか? 神武天皇のころでしょうか?

実はかつての私は、大和朝廷の頃ぐらいからしか無理でした。

なぜなら日本の最古の書物は古事記と考えていたのでそれ以前は、すべて神話のお話と考えていたんです。

しかし、数年前に三内丸山遺跡や出雲をまわって、古代の巨大な建造物の存在を知ってから、

私がイメージするよりずっと前から日本には文明があったんだと思うようになりました。




そして昨年、長典男さんと出会い古代の歴史の話をきいてから、よりイメージが鮮明になり、
日本という国の捉え方まで変わりました。

本居宣長が古事記伝をまとめたのは、中国と日本の歴史を比較して日本の歴史の継続性に感動し、日本のものさしをつくろうと思ったからだというお話もお聞きしました。

私も、日本人ならその国の神話くらいは知っておかねば、日本人のアイデンティティーが形成されないと思い、

古事記の紙芝居なども作り、その普及に努めていますが、

勉強すればするほど、古事記に書かれていることは決してすべてが神話というフィクションではなく、

我が国の先人の偉業を組み合わせて物語化したものだろうと考えるようになりました。

ですから、古事記には日本人が大切にした「日本のこころ」がしっかり記されていると思えるようになったのです。


 

しかし、古事記がまとめられたのは7~8世紀。

それ以前の歴史は藪の中です。

どうも我々が教科書でならったような歴史ではないのだろうとは分かってきましたが、

それ以上は現在勉強中です。



そこで今年は、4月に長さんの案内で北陸にあったとされる古代王朝の跡を回りながら日本の古代史に想いを馳せました。

「出雲」とはなんだったのか、国津神と天津神の関係はどんなものなのか、と今までの自分の常識の殻を破ることを体験を通じて落とし込もうとしています。



そして今月はいよいよ九州にいき、神武天皇の東征が始まる前の文明について考察したきたいと思います。

 

九州「ウガヤフキアエズ王朝と古代日本史」探究ツアー

http://www.gstrategy.jp/works.php?special=works15

 


11月にはイスラエルにも再びいきます。

 

http://www.ryouma-project.com/1420/

 



人類の歴史を5000年くらいのスパンで見ると、世界観が変わり、
日本人であることの意義や、皇室の有難さや、平和な世界のあり方について考えることができます。


拙著にも書きましたが、政治を行うに当たって大切なことはその世界観です。

私は、現地に足を運んで体感し、自分の世界観を広げたいと思っています。

興味をもっていただける方がいれば、是非ご一緒頂き、共に考えていただければ嬉しいです!!

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