生駒が逞生と親友になったきっかけの物語。
自分を責めるあまりに孤独に生きることを
自分に強いてきた生駒に、初めて仲間と
協力することの大切さを教えたのが逞生だったんだなーということがわかります。
それから、なんといっても来栖と菖蒲。
来栖が菖蒲の警護役になった理由や、
実は身分が低くて、同じように身分の低い
吉備土たちを庇いながら、色々なことに耐えて踏ん張ってきた来栖はとっても苦労人
だったんだねというエピソードが来栖視点
で描かれています。菖蒲のことが自分の命より大事な来栖と、来栖の有能さを認めて取り立てようとする菖蒲との絆の強さが印象的。
来栖と菖蒲が好きな人は
絶対読んでほしいです。
挿絵もすごく良い。これだけでも価値あり。
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by
笠岡淳平
(Author)
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貫け、鋼の心を
TVアニメ『甲鉄城のカバネリ』ノベライズ3冊連続刊行決定!
アニメ本編設定統括・笠岡淳平が前日譚を紡ぐ!
<あらすじ><; br> 産業革命の波が押し寄せ、近世から近代へ移り変わった時代。
噛まれることで感染する不死の怪物<カバネ>に世界は覆い尽くされた。
極東の島国<日ノ本>の人々は、各地に築いた<駅>と呼ばれる
砦に閉じ籠もることで生き延びを図り、駅を行き来できるのは
装甲蒸気機関車、通称<駿城>のみとなった。
製鉄や蒸気機関の生産をなりわいとする<顕金駅>。<; br> カバネを倒す力を求め愚直に生きる蒸気鍛冶の少年<生駒>は、
ある冬、感染の疑われる女が行方知れずとなる現場に居合わせる。
危機感のない周囲の人間たちに彼は激昂する。
こいつらはなにも理解していない! 俺がなんとかしないとダメだ──!!
本編から遡ること二年前。
生駒の忘れられない怒涛の三日間を綴る、公式前日譚!
(C)カバネリ製作委員会
TVアニメ『甲鉄城のカバネリ』ノベライズ3冊連続刊行決定!
アニメ本編設定統括・笠岡淳平が前日譚を紡ぐ!
<あらすじ><; br> 産業革命の波が押し寄せ、近世から近代へ移り変わった時代。
噛まれることで感染する不死の怪物<カバネ>に世界は覆い尽くされた。
極東の島国<日ノ本>の人々は、各地に築いた<駅>と呼ばれる
砦に閉じ籠もることで生き延びを図り、駅を行き来できるのは
装甲蒸気機関車、通称<駿城>のみとなった。
製鉄や蒸気機関の生産をなりわいとする<顕金駅>。<; br> カバネを倒す力を求め愚直に生きる蒸気鍛冶の少年<生駒>は、
ある冬、感染の疑われる女が行方知れずとなる現場に居合わせる。
危機感のない周囲の人間たちに彼は激昂する。
こいつらはなにも理解していない! 俺がなんとかしないとダメだ──!!
本編から遡ること二年前。
生駒の忘れられない怒涛の三日間を綴る、公式前日譚!
(C)カバネリ製作委員会
- Print length309 pages
- LanguageJapanese
- Publisherマッグガーデン
- Publication dateJune 10, 2016
- Dimensions7.17 x 5.04 x 0.79 inches
- ISBN-104800005930
- ISBN-13978-4800005939
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Product Details
- Publisher : マッグガーデン (June 10, 2016)
- Publication date : June 10, 2016
- Language : Japanese
- Tankobon Softcover : 309 pages
- ISBN-10 : 4800005930
- ISBN-13 : 978-4800005939
- Dimensions : 7.17 x 5.04 x 0.79 inches
- Amazon Bestseller: #764,342 in Japanese Books (See Top 100 in Japanese Books)
- Customer Reviews:
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4.8 out of 5 stars
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Reviewed in Japan on March 4, 2017Verified Purchase
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Reviewed in Japan on November 14, 2021Verified Purchaseアニメでは語りきれなかった部分を補完する作品だと思います。後付けだという意見もあるかもしれませんが。
この小説で書き込まれている生駒たちの心情や事情をアニメでやるには、時間の問題に加えてあのスピード感も失われたしまっただろうし、小説でというのはいい手なのでは。珍しいタイプの主人公だと思っていましたが、その感を強くしました。
文学作品ではないので、軽い文体で読みやすいですが行間にいろいろ感じるところがあります。ちょっと勇気が出てくるようなところがいいと思います。
これを読んだあと、七夕の短冊に来栖がなんて書いたのかわかるような気がしました。
好きなところは、生駒と逞生のオタクナイトと、ラスト近く周防城を来栖が眺めている描写。その後の拡がりを感じさせます。
倒すべきはカバネだと言い続ける生駒ですが、それだけではないと、このお話とテレビ版、劇場版を通して見えてくるのでは。現実のコロナ禍を体験してみて、重みを感じる物語です。
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Reviewed in Japan on August 17, 2020Verified Purchaseカバネに歠まれる2年前の話なので、無名はこの話の聞き手としてしか登場しません。顕金駅に住むキャラがそれぞれの境遇の中で懸命に生きている中で起こるある事件。菖蒲と来栖、生駒と逞生たちがまだ互いの名前も知らない状況で独自に問題解決のために奔走するのですが、個人的には来栖と逞生の話だと思います。特に逞生は生駒にとっても、この作品にとっても重要な役回りを担ってます。この頃の生駒はアニメの時より更に過去に囚われて内向的な性格、しかも自分の正義を他人に押し付ける、今で言う自粛警察的な言動をする、職場でも浮いた存在として描かれてます。そんな生駒に対して言うセリフはこのコロナ禍で読むと更に響く。アニメの中でもカバネに怯え互いに疑いあって暮らす人々の態度は今の状況に当てはまる部分も多いと思いますけど。
アニメではボスキャラがいて最後に黒煙りが出てきてそれを倒す、というのが基本でしたが(というかまだカバネに歠まれる前の話なので、黒煙りも出てきませんが)、カバネを一撃で倒す武器、ツラヌキ筒や噴流弾もまだ無ければ生駒はカバネリではない、当然無名もいない。そんな状況で果たして何が起こるのか?という意味ではストーリー的にも面白いと思います。生駒と逞生、来栖と菖蒲の関係の成り立ちも知れる意味でも、本編の延長上の「記憶の邑」よりもこちらの方がよかったです。第二期に入る前にこれを前編後編に分けて映像化してもらえると嬉しいです。
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Reviewed in Japan on June 13, 2016本編が始まる前のキャラたちは、どういう生活をして、どう関わり合い、何を思っていたのか。
アニメでは描かれていなかった部分を知ることができる一冊でした。
生駒はもちろん、菖蒲や来栖視点で書かれているところもあり、アニメだけでは見えない一面が見られたりと、アニメ本編が面白いと思った人にはオススメの内容です。
特に生駒&逞生、菖蒲&来栖の関係性がより深く見えるので、このキャラたちが好きな方には必見!
ただ無名の出番はほとんどありませんが、これは前日譚なので仕方ない。
文章も読みやすいです。すごく軽いライトノベルよりはしっかりしていて、一般文芸よりは軽い、ぐらいの感じでしょうか。
唯一引っかかるのは、値段がちょっと高めなこと・・・。
ただカバネリのファンであれば、この値段でも買って損した~とはならないと思います。