川口葉子 Yoko Kawaguchi

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川口葉子 Yoko Kawaguchi
@Tokyo_Cafemania
カフェと喫茶店を綴る文筆家・喫茶写真家。著書に『喫茶人かく語りき』(実業之日本社)『金沢古民家カフェ日和』(世界文化社)『京都カフェ散歩』(祥伝社)他多数。連載中『cafe-sweets』(柴田書店)☆お仕事のご依頼はInstagramのメールでどうぞ。
東京都instagram.com/yohko_kawaguch…Joined October 2009

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『新・東京の喫茶店』重版御礼。本を購入してくださった皆さま、喫茶店の皆さま、書店の皆さま、ありがとうございます。 悲しいのは、大好きな掲載店のひとつが8月末をもって歴史に幕を下ろすこと。ご高齢の店主夫妻が「いつ閉店するかわかりません」とおっしゃっていましたが、こんなに早いとは。
『新・東京の喫茶店』の書影
神保町の名喫茶ミロンガ・ヌォーバの跡にオープンした「喫茶ト酒 襤褸(ボロ)」を取材しました。 オーナーは神保町で20年以上ギャラリーを営んできたご夫妻。近隣の古書店主人に聞き取り調査をして、現代詩の生まれる舞台だったこの建物が、ミロンガのオープン前の時代に曳家されたことが判明。
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建物老朽化のため移転した墨田区向島の名店カド。父子2代で65年続けてきた喫茶店が新しい土地で扉を開けました。店主の宮地さんがハンドペイントした美しいグリーンの壁やテーブル、そして天井は圧巻! 向島から運び込まれた歴史あるものたちがお客さまを迎えています。
喫茶店カドの天井画とシャンデリア
喫茶店カドの店内
海外ミステリとSFでおなじみの出版社、早川書房の喫茶室「サロンクリスティ」がリニューアルしました。 神田の喫茶店で書き仕事や打ち合わせをしようと思ったのどけれど、にぎやかすぎて断念……そんな体験のあるすべての人におすすめしたい。発売中の月刊誌「潮」でご紹介しています。#喫茶店 #カフェ
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西荻窪の路地裏に取り残されていた昭和初期の民家を、島根県の職人たちが中心となって改修したカフェ「Re:gendo」がリニューアル。 島根・石見銀山の麓にある築180年の旧商家を改修した本店と名称を統一して、「石見銀山 群源堂 西荻窪(暮らしの研究室)」と改名しました。
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「偏愛レトロ喫茶」。都営新宿線&西部新宿線の喫茶店を難波里奈さんと私でご紹介しています。 写真は喫茶店ファン・建築ファンの巡礼地「つるや」。壁や天井の曲線美と静かな詩情に感嘆します。設計は西武遊園地などを手がけた池原義郎。名作オムライスの中は、時間をかけて仕込むカニピラフ。
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8月31日、コーヒーロッジ ダンテへ。閉店の告知をせず、最終営業日でさえ扉に貼り紙のひとつも出さなかったのは、マスターのダンディズムかもしれない。いつもと同じようにコーヒーを点てながら過ごして、55年間続けてきた喫茶店最後の一日を終えたいと。
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「偏愛レトロ喫茶」では、西武新宿線&都営新宿線の喫茶店を難波里奈さんと私が5軒ずつご紹介しています。 「シマノコーヒー大正館」が面した石畳の通りには大正時代から昭和初期の建物が残り、映画のセットに迷い込んだような気分で散歩が楽しめます。シマノコーヒーは元は1933建築の呉服屋さん。
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水と緑に包まれた一軒家カフェ、つろぎを取材しました。月刊誌「潮」でご紹介しています。湖面に落ちる雨の波紋や岸辺で羽をやすめるシロサギの姿が座ったテーブルからよく見えて。 「くつろぎ」から「苦」を除いた「つろぎ」をお客さまに提供したいとオーナーは語ります。
喫茶店の外観の写真
喫茶店の店内写真
木の実ぎっしりのタルト
神田の新しい定番、DILL COFFEE PARLOR。オーナーの奥出さんにお話をうかがいました。2025年春に登場したスコーンが最高なのです。NASU SHOZO CAFE出身のスタッフが考案したオリジナルのレシピで、こんがり焼いた外側のガリガリ感、バター香る内側のふんわり感。お試しあれ。
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薄暗いシャッター商店街をさまよい、たまたま昭和遺産的喫茶店を発見しました。カウンターの端に座ってテレビを見ていた高齢のマダムは耳が遠いご様子。立ち上がるのも大儀そうで、注文をとるまでの1分間に大きな声で節をつけて「どっこいしょ〜」を10回以上。
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閉店した喫茶店の家具や食器を引き取ってネット販売する「村田商會」。西荻窪に開いた喫茶店+販売店も、元の古い喫茶店「POT」の空間をほぼそのまま活用しています。 連載中の月刊誌『潮』でご紹介させていただきました。
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西武新宿線と都営新宿線の喫茶店をめぐる企画「偏愛レトロ喫茶」。難波里奈さんと私で5軒ずつ計10軒の喫茶店をご紹介しています。 写真は西武新宿線の「宮殿」。お店のファンには入口が2か所あることでもおなじみですね。創業当時は半分の面積で入口は駅側だけ。拡張した際に入口が2つに(続く)
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ナポリタン
星の光を垂らして作る、スミレと薔薇の香りの蛍石カクテル。夏の終わりのタルホ&賢治的鉱物宇宙にて。 《遠い街角を曲がるボギー電車のポールから緑色の火花がこぼれ落ちる夜、リラの酒場でフランシス・ビカビアと青い花の秘密を語ってみたい》 西荻窪、期間限定の鉱物Barにて。
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吉祥寺の喫茶店、1982年オープンの武蔵野珈琲店を取材しました。5月発売の月刊誌「潮」でご紹介しています。 マスターの上山さんはヨーロッパの伝統的カフェ文化を愛し、芸術家が集った各国のカフェの数々を訪ねてきました。 カフェと喫茶店の違いは表面的なものに過ぎないのではないでしょうか。
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井の頭公園そばの武蔵野珈琲店、店内のカウンターの写真
春のフルーツケーキはイチゴが主役
薔薇の花咲く「珈琲屋からす」には、神保町「さぼうる」の幻の創業者が手がけた、もう一軒の「さぼうる」(現存せず)の記憶が息づいています。店主自ら喫茶空間を設計し、DIYで店舗を造営。マッチやメニューは、さぼうる創業者がデザインしました。月刊誌「潮」7月号にてご紹介しています。
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鎌倉のカフェをご紹介しています。 築年数不詳の古い建物はもちろんのこと、細い路地に囲まれた塀の造りにも、風情ある景観を守るための工夫が随所に見られます。 店内にはかつてのお風呂もそのまま残されています。 とびきりおいしいコーヒーとともに、路地に流れる時間を一杯…↓
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西武新宿線と都営新宿線の喫茶店をめぐって楽しむスタンプラリー企画「偏愛レトロ喫茶」。難波里奈さんと私で5軒ずつ、計10軒の喫茶店をご紹介しています。 写真は西武新宿線の「Cafe Monk」。小さなビルの2階にアンティーク家具とランプの陰影が美しい、居心地のいい空間が待ち受けています (続く)
喫茶店の店内写真