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梨さんのオモコロ記事の感想いくつか

梨さんのオモコロ記事の感想文です。
ネタバレもしてます。

◉『く』

・たぶん、この話のAさんと同年代だろうな〜、って感じで懐かしさ半分。
確かに小学校の頃、昔は土曜日半日授業あったよね……あったんだよ。
夏休みとか、クーラー部屋でタオルケット包まりながら心霊番組観てた。
あの頃はオカルト系の番組が沢山あったなぁ。

テレビ観ながらリビングで寝落ち、も小学生あるあるだけど、そこからこんな怖い体験に突入するのは嫌だ〜

・“気持ちの悪い心霊番組” にとどまらず、その撮影場所がフリップにある廃墟と同じ……ってゾッとするわ。
壁にあった人型のどす黒い染みも嫌〜な気分😣

そして存在しない心霊番組だった、というオチ。
これぞオーソドックスな怪談って感じする。

・でも、Aさんが本当に体験したのは「家族旅行中、公園で親とはぐれて、迷い込んだ廃ホテルで女性が顔を壁に擦り込むようにしていた現場を見て逃げ帰った」というものなんだよね?

・「奇妙な心霊番組を見た」という体験談は、記憶を改ざんしてしまったの?

スレでおそらく同じ番組を観たという人がいたけど、このスレの話も疑わなきゃいけない感じ?

・そういえば、サブタイトルの『ゟ』って、合略仮名の『より』って読む文字みたいですね。初めて見た!
ちょっと気取った5じゃないんだ……

平仮名の『よ』と『り』を合わせて一つの文字にしたものが『ゟ』。

つまり、「公園で迷子からの廃ホテル」と「奇妙なテレビ番組」の話を合体させたのが、取材時にAさんが語ってくれた怪談ってこと?

・今回の件は、実話怪談を取り扱うライター間でのタブーには当たらないから記事としてのせちゃったよ😉って感じだけど……
でも何か障りが出てる感じするよね?

※これは作り話です。
※作中のAさんの体験談には、いくつか加筆修正を行っています。
※思い出し次第、私も加筆します。

↑もうとっくに話せる状態じゃなかったです

(本文より)

→つまり「これは(Aさんが本当に体験したわけじゃない)作り話です。」っていう説明?
体験してないんだから、「話が戻って」くることもない、という理論……?

・「※思い出し次第、私も加筆します。」って、梨さんにも影響出てるやん……

他人の体験談を聞いて、それを自分の体験談だと思い込んでしまう「ナニか」のお話なのかしら。

・あとは、Aさんの体験談を梨さんがボカそうとして適度な “加筆修正” をしたつもりが、逆に元の話を「復元」してしまって、障りが出たとか……?

まず山勘では元の話に辿り着かない程度にディテールを変え、匿名化を行ったにも関わらず、そして読者自身にもその怪談話の心当たりはないのにも関わらず、何故か話が「復元」できてしまう。

そして「怪談が戻ってきた」話に関しては、原則としてそれ以上世に出さず、つまりは没とします。

万が一私たちの想定していない何かが起こった場合に、しっかりと後始末ができる保証がないからです。

(本文より)

 「想定してない何か」が起こっちゃったのかな……


◉『にま』

・昔に流行った「口裂け女」についての調査と、それに付随する奇妙な話。
また、九州地方ですね☺️

“怪談のローカライズ” はとても興味深い。
地域ごとに特色とか、そうなった経緯とかあるんだろうな〜

・「口裂け女」目撃例の分布図、時系列での証言を辿っていくうちに、どうやら日本全国で言われる「口裂け女」とは別の怪異が存在することが分かってくる。

わくわくする〜
順序立てられてて、わかりやすいし、没入感があって面白い。

・しかし、ただの都市伝説の検証だけでは終わらないのが良い。

女性物の服を着て声をかけてくる不審な成人男性の目撃談ね。

・不審者の正体は、おそらくサブタイトルの文章を書いた「きじまかずと」さん。
“顔が横に大きく伸びて笑ってるような女” の怪異のモノマネをしてたのかな。

怪異が人に認知されたくて、男性にやらせてるというよりは、男性自身が他の人にも怪異を知らしめたくて、あんな格好をしてるように感じたな。

・あそこまで体張ってるのに、まわりの人たちには「頭のおかしくなった人」としか見られてないようなのが物哀しい。

後味の悪い話でしたね。


◉『うすねぶり』

・タイトルの『うす』は「薄める」?
『ねぶり』は……ねぶる?「舐める」の意味の。
でもそんな描写なかったし、違うのかな。語感的になんか嫌な感じですね。

タイトルの意味はわからないけど、情景の描写と、会話の自然さが今回も秀逸。
九州行ったことないけど、地下街がしっかり想像できてしまった。

・「心霊写真もどき」のコラージュ画像を作成したユーザ。ファイルを数十件もアップロードしてるの、地味に数が多くて嫌ね。

・コラージュの顔部分の画像は、このユーザがOwn work(自分で撮影あるいは作成した画像)としてアップロードしてるけど。

「心霊写真が撮影できました」と説明書きがある、何か別の写真から切り抜いたのであろう、縦に大きくぶれている男性の顔。

本物の「心霊写真」なのか怪しいとこだよね。
そう言ってるだけかもしれないし……

・【色んな人間の身体パーツ】を切り貼りして作ったコラージュ……
これ、【誰かの身体】が「心霊写真」の『培地』にされてるの……?うぇ😬

【身体の画像】使われた人は影響出てないのかしら……
良かれと思って写真を「CC0(出典表記不要、商用利用・改変可能)」で提供して、こんなのに巻き込まれたとしたら嫌だなぁ〜

・あとこのツイートで『撹拌』言ってるのよ。

撹拌することで “強制的に液体を引き伸ばしたり分割させたりできる” らしいので、“文字がバラバラになって引き伸ばされてる” 記事のトップ画像は【撹拌してる様子】っぽいよね。

そんで、サブタイトルに『生前の彼がよく遭遇した幽霊はおおむね液体で、とろとろとした粘り気と光沢があったそうです』とあるので、文字と一緒に撹拌されてるのは、おそらく……👻

・心霊写真雑コラが現実に実体化しちゃって、それを認識してしまった彼氏は、怪異のように頭を振るという奇行に走った。

怪異と彼氏が頭を大きく振ってたのは『水抜き』なんかじゃなくて、【液体状の幽霊】と【自分】を『撹拌』してたんだったら嫌だなぁ……って想像してしまったよ。

たくさん『撹拌』すると均一に混ざり合うらしいんですけど……
えっ、彼氏さん大丈夫?


◉『が ほか』

・記事として短い文章を何話か集めた、オムニバス形式。

・『が』
・『そむく』
・『わらう』
の3本立て。

サブタイトルの「区区」って「まちまち」って意味があるのね〜
「バラバラ」の内容の3つの話を指すし、“偶然にも”3つとも同じ「地区」が舞台の話だったというオチとも繋がりある?

_____
◈『が』

この寝るときの微妙なさじ加減の描写が、めっちゃ頷ける。
あるある、こんなこと。

そんで、デカい蛾が窓に張りつくとか気持ち悪すぎ〜
しかも寝起きの耳の状態も最悪〜😖

生理的に嫌なもので固めたお話でした。


◈『そむく』

・肝試し当日にひとりだけ参加できなくて結果的に助かるやつ〜!

・途中から逆再生だと気づく瞬間の気持ち悪さ。

「女性はこちらを向いたまま後ろ歩きでアパートまで戻り、
一階のひび割れた窓を開けて廃墟の中に入り、
そして窓を閉めた。」

(本文より)

ここが一番ゾワッとしたな〜
想像して嫌な気分になったもん……🥲

・そんで、最初まで巻き戻って、正しい時間の流れになったときの「あ〜あ、コイツらやっちまったな……」っていう、やるせない気持ち。

肝試しに行った彼らの “その後” を考えるに「みんなはこの後、何を教えてもらったでしょーか」の内容は知らないほうが良いんだろうなぁ……


◈『わらう』

・誰も気付いてない穴場の近道だと思ってたら、みんなわざと避けてる道なんだ、ってのに気づく話。

・棒読み泣き真似のおじさんは生きてる人でも幽霊でも怖いな。
”どっち”なのか確認すること自体が怖いもんな。

関わり合いになりたくない話でした。

_____

とりあえず、今回はここまで〜
新しい記事も楽しみですね!🤭

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