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『恐怖心展』を味わってきたレポ

去年の『行方不明展』の盛況ぶりも記憶に新しいですが、今年の夏は渋谷BEAMさんで開催されてる『恐怖心展』に行ってきました。

7/21の祝日に日時指定券(90分入れ替え制)で観覧してきました。

今後行かれる方の参考になるように & 自身の備忘録としてレポを書いていきたいと思います。

どんな作品があったかについては語りますが、作品のキャプション内容については触れません。
主に、作品を見て私自身が感じたことを綴ろうかと思います。
たぶんそういう趣旨の展示会なので。
何かを読み取るというよりかは、各々の心の中で噛み砕くものというか……

こういう感じ方の人もいるんだな〜、という気持ちで読んで頂けたら幸いです。

〇入場前

・入場開始の1時間前くらいに渋谷駅に到着し、『その怪文書を読みましたか』の展示会場だったマイネオさんの前を通り過ぎ、「えっ、あれから2年も経ってるの〜?」と時間の流れに当惑しながら渋谷BEAMさんへ。

・会場には、30分前くらいに着いたのに、ビル一階のエレベーター前で待機列が作られ、すでに15人以上は並んでいました。

慌てて最後尾に付き、スタッフさんから注意事項などを聞きつつ待機。
エレベーター前は冷房が効いてないので暑さ対策と、会場内にトイレは無いので事前に済ませておいたほうが良いです。

・15 分前くらいに数人ずつ誘導されエレベーターで4階へ。

冷房の涼しさを感じてホッとしたのも束の間、会場の独特なにおいと、顔が●で隠されたパネル写真がズラっと並ぶ廊下に圧倒されます。

キャパの問題で多くの人数を素早く詰め込みたいんだろうけど、せっかくの廊下は駆け足で、スタッフに奥へ奥へと促されゆっくり見ることは叶わず😞

逆に後から来たほうが、前の人が入場した後にゆっくり見られるかも……(その分、中の展示を見る時間は減りますが)

あとは期間有効券で平日の空いてる時に観覧なら、ゆっくり見られそうですね。

・チケットをすぐ提示できるように準備して並んで待ち、もぎってもらって会場内へ。わりとスムーズに入れました。

ただ、入口付近は混雑するので、会場の奥へ行くよう促されます。
一応、会場内は自由に回遊していいので、奥の空いてる方から見るのもアリだと思います。

〇会場内の様子

受付でもらった会場地図です。

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大まかに4つのエリアに分かれています。

・存在に対する恐怖心
・社会に対する恐怖心
・空間に対する恐怖心
・概念に対する恐怖心

・それぞれのエリアの入口と出口にプロローグとエピローグの文章がありますが、先に展示を見てから後で読んでも大丈夫じゃないかな……という感じでした。

・私は入口から少し奥へ行ったあたりから、なるべく人の少ない展示を目指してちょこまか動き回って写真撮りつつ鑑賞。

・キャプションの文字が小さいので、スマホで撮影したものをじっくり読んでるお客さんもいました。賢い。

映像展示は人の足が止まりやすく、他よりも混んでたように感じます。
(でも、他の人の反応を見られて楽しいっちゃ楽しい)

・作品は写真パネルだけではなく、実物だったり動画だったり多岐にわたっています。

コップに水滴が落ち続ける展示、パンパンに膨らんだ風船がたまに不穏な音を立てる展示、時折大音量で鳴り響く電話機、開けると病院の匂いがする瓶、生活臭のする大きなゴミ山などなど……

ヘッドホンを着けると色んな音声が聞ける展示もあります。
(ヘッドホンが混み合ってるときは、スマホでQRコードを読み込んで聞くこともできる)

・あと、床に落ちてたりするオマケ展示もあるので、会場内をくまなく見てください……
会場内、照明が暗いエリアもあるのでライトがあったほうが便利な場面もありました。

・私は1人で行ったので使いませんでしたが、例の●の顔隠しパネルがぶら下がってる撮影スポットが何箇所かありました。
同行者がいる方はぜひ、思い出に撮影してみてはいかがでしょうか☺️


◎個人的感想

・様々な「恐怖心」にまつわる物品が展示されていて、全く怖く感じないもの、怖いもの、ちょっと嫌なもの、実は怖いのかもしれないもの……と色々考えながら巡りました。

・私がダントツで怖いのは「電話機」です。

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電話かけるのも嫌だし、かかってきたのを取るのも嫌😣
小さい頃に電話口で怖い口調で喋られた記憶があって、それが原因かな……

あとは着信音がドキッとするじゃないですか……!
でも、たいてい電話って緊急性のある大事な用事なことが多いから出なくてはいけないという……ううう……

電話かける前は、頭の中で喋る内容をシミュレートしてからかけます。

・あとは「もしかして苦手かも……?」って思ったのは、蓮のアップ画像。
生き物っぽい顔みたいな部分を見いだしたのがダメだった。

小さい生き物が単体なら可愛いと感じるんですけど、それが大量だと嫌なので。

・あとは蜘蛛のやつ。
小蜘蛛は夏場によく家の中をパトロール(害虫駆除の益虫🕷️)してくれてるので平気なんですが、大きいアシダカグモはたまに見かけるとギョッとしますね😅
見ないふりをしてどこかに去るのを待ちます。

・風船は全然怖くなくて、プシューみたいな音がし始めた時も近くに寄ってまじまじと見てしまった。(割れないと高を括っている)

・画像をアプリで過度に加工してしまうやつ。
不自然な画像を見ると心がザワザワします。

こないだAI生成の子供向け動画(ア〇パンマンだった)を見かけて、生成されたものもツッコミどころ満載だし、前後の映像の辻褄の合わなさに発狂しそうになりました。

・あとはやや潔癖ぎみなので、髪の毛のゴミは嫌ですね……
床に落ちてると掃除機出さなきゃな、って思うし。なるべく手で拾いたくない。
排水口掃除は使い捨てビニ手袋と古歯ブラシを装備して、掃除したら即捨てます。

・死の恐怖心は自分自身については、そこまで怖くなくて。
まあ子が成人するまでは生きてたいな〜、というくらい。
人間、いつ何時どうなるか分からないと割り切れるんだけど。

でも親しい人……家族や友人の死はめちゃ怖い。
喪失感が嫌なのかも。


◎恐怖心について考えてみた

個人的な所感です。

・世の中には色んな恐怖心があれど、どれも突き詰めると「自身を脅かされる不安・恐怖」に帰結するのかな、と思いました。意識、無意識を問わず。

危険物→ケガの原因
不衛生→病気の原因
ストレス→心身の不調

などはわかりやすいですね。

・他人との関わりで起こる恐怖心は「人に嫌われた結果、加害されたくない」という思いが根底にあるのかな。

あとは「得体が知れないもの」に恐怖してしまうのは、「何が起こるかわからない不安」がつきまとうからかな。

……とか色々思った。

・「恐怖心」とひとくちに言っても、人によってその理由、成り立ち、程度のグラデーションが千差万別!

ネガティブな話題だけど大抵誰もが持っていて、でもそのひとつひとつは個性がある「恐怖心」というもの……奥深いわ……

◎最後に

今回、『恐怖心展』を通して己の恐怖心についてじっくり考える機会ができました。

子供の頃は、「知識がなくてよくわからない」から怖がってた面と「変な想像を膨らませて恐怖を作り上げて」怖がってた面があったと気づいたり。

逆に大人になって知識がついたせいで、「実はあれは危険だったんだ」と肝を冷やしたり、忌避感が出たりした出来事もある……
今後も増えたり減ったりするかもしれないね。


今回の記事を書くにあたって、幼少時に抱いていた恐怖心の記憶を少し掘り起こしてしまったので、最後に紹介して終わりにしたいと思います。
本当にすっかり忘れていた記憶です。

✤「学校給食のピーナツ味噌のパッケージキャラ」
→落花生の殻を身に着けたキャラの髪型が気持ち悪くて……
“これを食べるとこのキャラに成ってしまう” という謎の妄想をしていた。

これ、ご飯にかけて食べる想定で給食に出されてたっぽいんですけど、「甘いものをご飯にかけるの許せない民」なので(食の好み)大抵は口の中で牛乳と一緒に食べてました。美味しいよ。

✤「トロール人形?」
→画像検索してピンとくるのがなかったのですが、たぶんトロール人形が一番近かったような……
肌が褐色で派手な色の髪が逆立ってたような記憶。クチャっとしたヤバい顔をしていたはず。

これ、田舎の祖父母宅にあった人形で、見ると私がギャン泣きして怯えるので普段は戸棚にしまわれてました。
たまに取り出して揶揄われていた記憶。

今は恐怖心は感じないですけど、当時は本気で怖がってたんだよね……不思議😅


−−−−−

そういえば『恐怖心展』繋がりで、梨さんの短編『恐怖症店』。

私は『恐怖心展』に行く前に読みましたけど、『令和最恐ホラーセレクション クラガリ』に収録されるようですね。


あとは『魔法少女山田』の続きも気になる〜
コミカライズも始まりましたね!
どうなるんだろ〜?


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コメント

2
与一
与一

はじめまして。
はづきさんの考察などを楽しく拝見させていただいております。
文中にある幼少時に抱いていた恐怖心の人形は「どんどろ人形」だったりしませんか?
祖父母の家にあって、たまに行くと押し入れから出ていて怖かったのを思い出しました。

はづき
はづき

与一さん、はじめまして!
記事読んでいただいてありがとうございます。

「どんどろ人形」は初めて知りました!
すごいインパクトのある人形ですね〜。
確かに怖い……😅

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『恐怖心展』を味わってきたレポ|はづき
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