兵庫 武庫川女子大学 2027年度から共学化 正式発表

兵庫県西宮市の武庫川女子大学は、2年後の2027年度から共学化することを29日、正式に発表しました。大学は少子化に加え女子大離れが進んでいて、将来に向けて性別などにかかわらず開かれた大学として社会に貢献したいと説明しています。

武庫川女子大学は、1949年に開学し、現在、13学部21学科で合わせて9600人余りが学んでいて、全国でも最大規模の女子大学です。

大学は29日、記者会見を開き、2年後の2027年度から共学化して、名称を「武庫川大学」に変更することを正式に発表しました。

大学は、理由について、少子化に加え高校生の女子大離れが進んでいて、この5年間に一般入試の志願者が半減したことなどをあげていて、将来に向けて性別などにかかわらず開かれた大学として社会に貢献したいと説明しています。

一方、大学には、共学化の延期や見直しを求める5万筆を超える署名が提出されたということです。

大学は、在学中の女子学生などは、卒業までは男子学生と同じ授業を受けることはない学習環境を維持するとしています。

大学を運営する武庫川学院の大河原量 理事長は「女子大離れと少子化のダブルパンチの状況の中、今のうちに将来に向けて環境を整える必要がある。研究力などの強みを生かしながら社会の要請に応えて大学を進化させ、学生の成長を促すことが共学化の趣旨だと理解してほしい」と話していました。

学生 “予想より早いタイミング” “しかたないのかな”

共学化が正式に発表されたことについて、健康・スポーツ科学部の2年生の学生は「まわりの女子大学も共学化しているので、いずれはそうなるのかなと思っていましたが、予想していたより早いタイミングでした」と話していました。

また、教育学部の1年生の学生は「最初は急な発表でびっくりしましたが、少子化で子どもの数も減っているのでしかたないのかなと思います。共学になっても、学びの質が低下することのないようにしてほしいです」と話していました。

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