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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

夏向きの話

2025年07月31日 | open



今からちょうど40年前の事。
都内品川からバイクで友人
が横浜のうちに遊びに来た。
二人で近くの森林公園にバ
イク2台で行き、プチアウト
ドア撮影会を行った。
前回は東京湾の野鳥公園横
の背高草木のある野原だっ
た。
横浜は緑が多く、住宅街の
中にもかなり広い森林地帯
の公園が多くある。

あー面白かった、と言いつ
つじゃあねー、と別れた。
当時はデジタルカメラなど
はこの世に存在しない。
全てフィルムカメラだ。
焼き上がりを楽しみにして
いた。
数日後、友人から連絡があ
った。
楽しみだなぁと、いそいそ
と出かけて行ったら、
「写真なんだけどさぁ・・・」
言う。
「え?なに?写ってなかっ
たの?」
と私が言うと
「いや、写り過ぎ。
まあ、見てみてよ」
と友人は珍しくマジ顔で言
う。
見た。
写真は全て、あたり一面モ
ノノケだらけだった。どの
写真も。
確かに、おどろおどろしく、
驚きのひょえ〜なのだが、
その場所の地縛霊か何かだ
ろう。よくある話といえば
よくある話だ。
その写真は全て今でも持っ
る。
私は全く平気。
あたしゃ妖怪退治、化け物
成敗の子孫だから(笑
閻魔とも昵懇で、魔界と現
世を自由に往復してたって
うくらいの眉唾伝説もど
っちゃりでして(笑

一番こりゃすげーね、と思
ったのは、その友人とかみ
さんと3人でバイク乗りで
ゲーム仲間の一回り年上の
人の都内のマンションに遊
びに行った時だ。
昔、東独旅行でアウシュビ
ッツに行った時の写真とい
うのを見せてくれた。
写真にはそこらぢゅう、そ
こにはいない筈の骸骨のよ
うに痩せたユダヤ人だらけ。
身体は透けている。
かみさんはかなりビビって
いた。
特に靴の山の所に多く写っ
ていた。
私も友人も先輩も空想的で
はない科学的ソーシャリス
トだったので、その手のオ
カルティックな話は俄かに
措信しないが、事実いるも
のはいるし、あるものはあ
る。それが何だか説明はつ
かないが、いるにはいる。
例えば未確認飛行物体のよ
うに。

今まで見た写真でその手が
一番くっきり写りすぎだと
思ったのはそのアウシュビ
ッツの写真だったが、その
時に同行した友人はもっと
ヒョーン物をその後見た
しい。
仕事柄、撮影会とかも多い
のだが、ある日、モデルの
の子を岬をバックに立た
せての撮会は順調に進み、
現像も済んだ。
その撮影会の写真は出版社
集部においてボツになっ
た。
撮影した写真は、海から空
向けて無数の手が出てい
たのだった。

(すべて実話)

 
 

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