分数と小数の計算方法を覚えていますか。そのままでは計算できないので、どちらかを変形して考えます。
この問題を通して、表し方の異なる二つの数の計算をマスターしましょう。
問題
次の計算をしなさい。
(5/8)×0.3
分数と小数の掛け算をどう扱えばいいのか、一緒に考えていきましょう。
解答
答えは「3/16」もしくは「0.1875」です。
どのように計算すればこのような答えになるのか、次の「ポイント」でしっかり確認しましょう。
ポイント
この問題のポイントは、「小数を分数に直してから計算すること」です。
分数を小数にして計算する場合もありますが、分数が割り切れない場合もありますので、今回は小数を分数にして計算します。
では、どのように小数を分数に直すのでしょうか。それは、「小数点以下の桁数に応じて分母を決めて、小数点を除いた数を分子に置くこと」です。小数点以下が一桁の場合→分母を10にする。 二桁の場合→分母を100にします。
例えば、0.2であれば小数点以下が一桁なので2/10になり、0.34であれば小数点以下が二桁なので34/100になります。
この問題の小数である0.3は3/10になります。
(5/8)×0.3
=(5/8)×(3/10)
あとは、分数どうしの掛け算をすればいいでしょう。
(5/8)×0.3
=(5/8)×(3/10)
=(5×3)/(8×10)
=(5÷5×3)/(8×10÷5) ←分母分子を5で割る
=3/16 ←答えを分数で表す場合
=3÷16
=0.1875 ←答えを小数で表す場合
このようにして、答えを出すことができました。
この問題では分数を小数に直すことができるので、分数を小数にしてから計算してもよさそうですね。
まとめ
分数や小数の考え方を復習するいい機会になったのではないでしょうか。
小数から分数にする方法も慣れれば簡単ですので、どちらもできるようにしておきましょう。また、分数どうしの掛け算では約分を忘れずにしましょう。
計算は、一問や二問だけしてもあまり意味がありません。計算こそたくさん演習を積んで、理解度を深めていくことがとても大事になってきます。余裕のある方は他の問題にもぜひチャレンジしてみてください。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):ニシケン
2年間、地方の学習塾に勤めて独立。現在はプロの家庭教師として働きながら、都内の難関私立中学や高校の予想問題や適性検査の執筆活動を行っている。たくさんの受験生のためになる良質な問題を作成し、どんな人が見てもわかりやすい解答解説作成を志す。
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