野村証券、社員向けに「生理痛体験」 女性が働きやすい職場環境づくり目指し
大手証券会社の野村証券が、女性が働きやすい職場環境づくりを目指し、社員向けに「生理痛体験」を実施しました。
参加した社員「痛っ! 耐えられます?」
野村証券が行った「生理痛体験」には、およそ110人の社員が参加しました。下腹部にパットを貼り電流を流すと、子宮が収縮する際の痛みが強、中、弱の3段階で再現されます。
参加した社員「全然体験したことなかったので、こんな中で普通に仕事して、通勤して、家事して、本当に大変だと思いました」
中には、普段は生理痛が軽いという女性社員も参加しました。
参加した社員「ちょっと無理ですね、ごめんなさい。他の方がこういう痛みを感じていることを全然わかっていなかった、衝撃です」
体験ブースを設置した担当者は、社員自らが体感し、女性が必要な時に休みやすい環境づくりが目的としています。
野村ホールディングス・尾崎由紀子執行役員「私自身も実際つらかった経験をして、そういった状況でも無理して会社に出て、無理して仕事することを何十年も経験していたので、そういう風に感じている社員が少なからずいるので、社員の配慮をできるようになれるといいかなと思います」