宇和島 沿岸部の高齢者施設利用者は避難

津波注意報が発表されたことを受けて、宇和島市の沿岸部にある高齢者施設は、一時利用者を高台の別の施設に避難させました。

宇和島市の九島にある高齢者施設では、津波注意報を受けて、一時利用者と職員合わせて28人が送迎用の車でおよそ5キロ離れた高台にある別の高齢者施設に避難しました。

利用者たちは避難先の施設で、テレビを見るなどして落ち着いた様子で過ごしていました。

施設では津波の状況や利用者の体調を踏まえ、午後4時半ごろに自宅や元の施設に戻ってもらったということです。

施設を運営する宇和島市の社会福祉法人の土居勉事務次長は「自然のことなので仕方がないが少しでも早く普段の環境に戻ってもらいたい」と話していました。

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