大久保公園で売春客待ち容疑で女4人が逮捕された件のメモ
2025年7月24日、東京都新宿区立大久保公園周辺で売春の客待ちをしたとして、警視庁保安課は売春防止法違反容疑で、無職の青柳美結容疑者(20)、風俗店従業員の西本愛桃容疑者(25)、無職の安藤彩香容疑者(26)、内山夢叶容疑者(24)の4人を7月22日に逮捕したことを発表した。
いずれも容疑を認め、一般人を装う私服警察官の取り締まりを避けるため、「外国人や高齢の日本人男性のみを相手していた」などと話している。
この記事では今後の資料とするために関連事項を記録した。
報道等
7月24日に報道された記事の多くは7月25日に削除された。これは女性支援団体「Colabo(コラボ)」が「女性を被害者ではなく加害者としてみなし、さらし者にする報道は深刻な人権侵害だ」として抗議したことによる。
2025/7/24
時事通信 2025/7/24
同課によると、青柳容疑者らは警察対策として、外国人観光客を主に相手としたり、捜査員の顔写真や同公園周辺のパトロール状況をSNSで共有したりしていた。
4人については、客からの苦情が多く警察に寄せられていた。「ホテルで財布を盗まれた」「金を払ったのに行為をせず、仲間を呼ばれて脅された」と訴える客らからの110番は昨年10月~今年6月に約50件に上った。
FNNプライムオンライン 2025/7/24
「働いたら負け」というTシャツを着て大久保公園にいたのは、売春の客待ち、いわゆる“立ちんぼ”行為をした疑いで逮捕された、無職の青柳美結容疑者(20)です
FNNプライムオンライン 2025/7/24
中には、捜査員による取り締まりを逃れるため、外国人観光客などを狙って売春の交渉をしていた女もいました。
FNNが23日、現地を取材すると、SNSで知って様子を見に来たという外国人の姿がありました。
TBS NEWS DIG 2025/7/24
ホストクラブで遊ぶ金を稼ぐなどの目的で4人は路上に立ち、うち1人は2年間でおよそ1億1000万円を稼いでいたということです。
捜査関係者によりますと、内山容疑者らは日本語が得意でない外国人観光客などを狙い、金をだまし取っていたとみられるということです。
その手口はこうです。
男性「1万円しか払えない」
女「1万円でいいよ」
金額の交渉が成立し、ホテルの部屋に入ると…。
女「先に1万円を払って」
女は約束の「1万円」を受け取ると、「1万円でホテルまで来た。これでおしまい」と、部屋を出ようとします。
返金を求める男性。すると別の女が現れて「お前か」などと怒鳴りつけ、男性はホテルから立ち去らざるを得なかったということです。
買春を目的に外国人観光客が訪れる状況は、国会でも問題視されています。
立憲民主党 山井和則 衆院議員
「外国人男性が東京にセックス観光に来る。こういう現状というのは、本当に放置していいんでしょうか?」
女性の性的搾取の問題に取り組むNPO法人の代表は、こう指摘します。
NPO法人ぱっぷす 金尻カズナ理事長
「(現状では)やっぱり買う側が全く処罰されずに声をかけ放題。買う人たちがいなければ、(女性が)性を売らざるを得ない状況になることはない。一刻も早く法律による罰則が必要」
TBS NEWS DIG 2025/7/24
警視庁によりますと、4人は私服捜査員による取り締まりを逃れるため、外国人観光客を狙い、青柳容疑者は2年間でおよそ1億1000万円を稼いでいたということです。
警視庁は、内山容疑者らが外国人観光客を狙って金をだまし取る悪質なグループとみて、捜査を進めています。
日テレNEWS NNN 2025/7/24
東京・新宿区の大久保公園周辺で売春目的の客待ちをしていたとして、グループの女4人が逮捕されました。
捜査員「売春防止法の客待ち、前も捕まったことあるよね」
上記の6件の記事は7/25時点で削除された。
NHK 2025/7/24
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250724/k10014873211000.html
4人はいずれも容疑を認め、青柳容疑者は、「絶対に私服警察官ではないと思われる外国人や高齢の男性のみを相手に売春をしていた。ほかの女の子とグループチャットを作って取締りにあたる警察官の情報を共有していた」などと供述しているということです。
2025/7/25
読売新聞 2025/7/25
東京都新宿区歌舞伎町の区立大久保公園周辺で売春の客待ちをしたとして、警視庁は24日、今年1~6月に17~45歳の女性計75人を売春防止法違反容疑で逮捕したと発表した。前年同期(35人)の2倍超で、動機はホストクラブなどに使う「遊興費目的」が4割を占めた。
客待ちの動機は、ホストクラブやメンズコンセプトカフェなどに使う「遊興費目的」が31人と最多で、ブランド品の購入費などを稼ぐ「趣味等」が11人、「生活困窮」が3人だった。
無職の女らは、客を装った私服警察官による摘発を逃れるため、外国人や高齢の男性を相手にしていたほか、警察官の顔写真やパトロールの状況などについて、客待ちをする他の女性らとSNSで共有していたという。
昨年10月以降、「ホテルで金を盗まれた」といった4人に関する110番が計49件確認されており、同庁が詳しく調べている。
Jcastニュース 2025/7/25
都内を中心に風俗や売春などをする女性たちへの支援をしているNPO法人「レスキュー・ハブ」の坂本新代表は7月25日、容疑者らの状況について、J-CASTニュースの取材にこう話した。
「テレビの映像を見て、顔を知っている子もいましたね。
弁護士ドットコム 2025/7/25
朝日新聞 2025/7/25
テレ朝NEWS 2025/7/25
無職の女性(20)ら2人は5月から先月にかけて歌舞伎町にある大久保公園の周辺で、売春をする目的で男性の客待ちをした売春防止法違反の疑いで今月22日に逮捕されました。
この女性2人について、警視庁は25日に釈放したと発表しました。
2025/7/28
集英社オンライン 2025/7/28
現場となった大久保公園前には今年5月にコカイン使用で逮捕された元事務局長の田中芳秀被告が勤務していた「公益社団法人日本駆け込み寺」の事務所がある。新たに新女性理事長になった清水葵氏が“立ちんぼ”の動向を注視している。
「こちらの事務所は昼間や夜20時までは一般の方に開放していますので、立ちんぼのかたが涼みにくることもあります。今回逮捕された4人とも、事務所内でも見かけた顔でした。私は喋ったことはありませんが、もしかしたら田中は話していたかもしれません。
関連
公益社団法人 日本駆け込み寺 清水葵 代表理事
「うちは警察が来ても絶対に入れないです。子どもたちの信頼を壊してしまうことになるので。もちろんいますよ、未成年で捜索願が出ていて、ここにずらっと神奈川県警が並んだこともありましたけど、絶対に入れない」
コメント