演奏会当日に指揮の代理を引き受けた話
先日、7月27日に開催された「幻宴Project ~ オーケストラとスクリーンで甦る幻想郷の歴史絵巻」にフルート奏者として出演させていただきました。
この演奏会で、人生でもう二度とないような――というか、正直あってたまるかというような――とんでもなく貴重な経験をしました。
今回はその出来事を、備忘録も兼ねて記録に残しておこうと思います。
準備や舞台裏の話がメインになるので、そういう裏側の話が苦手じゃない方は、ゆるっと読んでもらえたらうれしいです。
(主宰の白鷺ゆっきー氏に許可をいただいた上で公開しています)
幻宴Projectとは
「幻宴Project」は、東方Projectの楽曲アレンジを題材に、イラストやアニメーションなどの映像と、生演奏のオーケストラや吹奏楽が融合する――そんなコンセプトで行われる演奏会です。
スクリーンに合わせて生の音楽が流れるその体験は、映画館ともコンサートホールとも違った独特の没入感があり、前回2019年の吹奏楽編成での開催では、多くの観客を魅了しました。
今回は編成をオーケストラに変えて、6年ぶりの開催となっていました。
この企画の発案・主宰は、白鷺ゆっきー氏。
彼は運営の中心メンバーとして、編曲、映像制作、演出、さらにはオーケストラの演奏指導まで、多くの工程を一人で手掛けていました。
本番当日は、自ら指揮者を務める予定でもありました。
……ところが、本番前日の夜。
会場での準備作業中に体調を崩してしまい、翌日の本番で指揮を振るのは難しいかもしれない、という事態が突如として発生してしまったのです。
本番当日朝 ― 突然の打診
演奏会の開演は15時で、開場は14時の予定。その前にステージリハーサルが10時15分から13時半まで行われるスケジュールでした。
僕はフルート奏者として第三部に出演することになっており、演奏者の集合時刻である9時に会場入りして、着替えや楽器のウォーミングアップなどを済ませていました。
すると、9時半を過ぎた頃。運営のマナセさんから、僕と、トロンボーン奏者として出演予定だったはちみつさんに「ちょっと緊急のお願いがありまして」と声がかかります。
ここで初めて、ゆっきー氏の体調不良について知らされました。そして続けて、ステージリハーサルの指揮を代理でお願いできないか、という打診があったのです。
ゆっきー氏としては、本番で指揮台に立つためにも、限られた時間で体調の回復に専念する必要があり、そのためにもリハーサルを他の誰かに任せるという判断をされたのでした。
演奏会の成功を思えば、引き受ける以外の選択肢はありませんでしたし、直々のご指名でもありましたので、「わかりました、やります」と、ほとんど即答で引き受けました。
その場で、はちみつさんとどの部を担当するか相談。
ドラムが入っていてポップス寄りの楽曲が多い第三部は、そういった編成に慣れているはちみつさんのほうがやりやすいだろうという話になり、逆に僕はクラシック寄りの第一部と第二部を担当することに。たまたま第一部・第二部は僕が出番のない “降り番” だったのも、幸運でした。
「とりあえずリハーサルだけ代理で」という前提ではありましたが、最悪の場合、本番の指揮も代わることになるかもしれない――そんな覚悟を持ちつつ、リハーサルに臨むことになりました。
リハーサル開始まで ― 慌ただしい準備
指揮を担当することが決まったはいいものの、僕はもともと第一部・第二部が “降り番” だったため、当然ながら楽曲はうろ覚えの状態でした。
ゆっきー氏が作ったCDの打ち込み音源を聴いたこと、6月に行われたゲネプロでの練習と通し演奏を見ていたこと、練習に2回ほど代奏で参加したときにスコアを少し見たこと。それだけの知識で、いきなりステージリハーサルに臨むことになったのです。
一応、僕自身はアマチュア演奏家ではあるものの、学生オケ時代に下振りをしていたことや、幻想郷交響楽団(幻オケ)での3度の演奏会、各種オフ会などで、ある程度指揮の経験は積んできました。
とはいえ、ゆっきー氏の作品を本格的に振ったことはなく、何より「映像つきの演奏会」という形式自体が初めて。未知の挑戦に、正直なところ不安は拭えませんでした。
この時点で時刻は9時45分頃。とにかく1分でも多くリハーサルの時間を確保するために、ステージリハーサルの開始を前倒ししてもらい、ゆっきー氏から指揮棒とスコアを受け取って、すぐさま譜読みを開始しました。
リハーサルは第二部から始まり、その後に第一部、第三部と進む予定。
チューニングや事務連絡の時間も無駄にはできません。スマホのメトロノームアプリに頼りながら、拍子とテンポの変化に集中して譜面を読み進めていきました。
9時50分、リハーサルがスタート。マナセさんから「持ち時間は11時30分までです」と告げられます。
「そんなにくれるんですか!?」と、思わずその場では喜んでしまいましたが、あとから冷静に考えると、第一部・第二部の演奏時間はあわせて60分ほど。確認を含めて全曲通せれば御の字、という時間配分だったのです。
とはいえ、リハーサルの時間がこれだけ確保できたのは、前日のうちにゆっきー氏主導で舞台の仕込みやセッティングがほぼ完了していたおかげでもありました。
もし前夜仕込みがなければ、当日の設営にもっと時間がかかり、そのぶんリハーサルにかけられる時間も短くなっていたわけです。
第二部リハーサル ― 映像との戦い
第二部のリハーサルは、どの曲も最初から通しながら、テンポ変化で戸惑った箇所、映像とのタイミングがずれた箇所、あるいはゆっきー氏のテンポ感と食い違っていた部分などで都度止めて確認を入れ、必要に応じて返す、という形で進めていきました。
通常のオーケストラのリハーサルと大きく異なっていたのは、「映像との連携」があること。映像は自由に任意の小節から再開できるわけではなく、リスタート可能なポイントが限られています。そのため、中途半端な場所で止まってしまうと、かなり前まで巻き戻ってやり直さなければならないという事情がありました。これが想像以上に大変でした。
そんな中、本当にありがたかったのは、ゆっきー氏のスコアにびっしり書き込まれていた各種の指示です。
オーケストラへの注意に加えて、映像のフェードイン・フェードアウトのタイミング、キャラクターや背景のどの場面が映っているか、映像が動く・止まるタイミングまで、事細かにメモが残されており、これがあったからこそ何とか指揮ができたといっても過言ではありません。
(ゆっきー氏の許可を得て公開)
さらに、映像オペレーターのはんぺん氏が、演奏に合わせて映像の速度をリアルタイムで微調整できるようにしてくれていたのも、大きな助けになりました。もしそれがなかったら、そもそもこの演奏は成立していなかったかもしれません。
今回の演奏会は、ゆっきー氏が奏者たちと綿密に作り上げてきたものが基礎にあるため、僕としては細かい表現は奏者に任せ、全体の流れを崩さないことと、映像とのシンクロが取れているかどうかの確認に徹する――そんな意識で指揮台に立っていました。
とはいえ、実際にはかなり精神的にテンパっていたので、リハーサルで本来指揮者が責任を持って確認すべき音量バランスのような要所も、きちんと見きれなかった部分があり、そこは申し訳なかったなと反省しています。
第一部リハーサル ― 限られた時間との戦い
第二部のリハーサルが終わった時点で、すでに時刻は11時を過ぎていました。想定していた進行表よりも大きく遅れていたため、第一部のリハーサルはかなり思い切った取捨選択をせざるを得ませんでした。
第一部の3曲のうち、3曲目の《交響的叙事詩 ~ 霊長園袿記》はバンダ(ステージ外、3階客席から演奏するパート)も加わる大掛かりな曲。重たいのは分かっていたので、そちらを優先する形で、残る2曲のリハーサルは最小限にとどめることに。
1曲目《古今東西むすぶ道 ~ シルクロードを吹いた風》は、テンポ変化がほとんどなかったため、イントロの20小節程度だけテンポ感を確認して終了。
2曲目《眠れる魂、春風によせて》も、イントロのテンポ感の確認と、ラストにテンポが揺れる部分の確認のみ。後半部分を映像と合わせながらざっと流して終了しました。
そして3曲目。バンダが加わる終盤部分だけ先に確認するつもりでしたが、奏者とのタイミングが噛み合わず、結局は最初から通して確認する形に。
この曲のラストには、映像がホワイトアウトする決定的な場面があり、そこだけは絶対にタイミングを合わせないといけませんでした。特に最後のstent.(stentando:重たげに、音を引きずるように、だんだん遅く)でどれだけテンポを落とすか、指揮と奏者のすり合わせをしっかり行いました。
そんなこんなで、第一部のリハーサルは予定を少しオーバーしつつ、11時37分に終了。かなりギリギリの進行ではありましたが、少なくとも “やるべきところ” は押さえられたという感触がありました。
第三部リハーサル ― 安心して任せられる存在
第三部のリハーサルは、想定より5分遅れの11時45分にスタートしました。こちらは、はちみつさんが指揮を担当。はちみつさんは東方吹奏樂団(東方吹)の指揮者を務めている方で、急遽前に立つことになった今回も、非常に落ち着いた様子で進行されていました。
指揮の棒は明確でわかりやすく、奏者たちも安心してついていける雰囲気。ゆっきー氏との振り方に多少の違いこそあれど、それにさえ慣れてしまえば特に問題はなさそう、という印象でした。
その様子を見て、「第三部は本番も大丈夫そうだ」と判断。万が一、僕が第一部・第二部の本番指揮を振ることになった場合に備えて、開演までの時間をそちらの譜読みと準備に充てるのが最善だと確信しました。
第三部のリハーサルは滞りなく進み、予定通り13時30分に終了。本番に向けた準備が、ひとまず整った瞬間でした。
開演直前 ― 決断と準備のラストスパート
ゆっきー氏は本番での登壇を前提に、ギリギリまで楽屋で体調の回復に努めていたのですが、残念ながら間に合わず、出演を見合わせることが正式に決定しました。
第三部のリハーサル終了時点で、この状況がマナセさんから全体にアナウンスされ、僕が第一部・第二部の本番の指揮を担当することが確定しました。
その後すぐに運営内で段取りの最終確認へ。来場者へのアナウンスをどうするか、ステージ上での所作(出入りや礼など)はどうするか、そしてアンコール前に予定されていた主宰のコメントを誰がどのように代読するかなど、細かい部分をひとつひとつ詰めていきました。
開場後は控室で、ゼリー飲料を胃に流し込みながら譜読みとテンポの確認。緊張で固形物はまったく喉を通らず、頭の中でスコアを反芻しながら、曲の冒頭と最後だけは特に重点的にシミュレーションしました。そこだけは、どうしても指揮者が決めなければいけないポイントですから。
映像オペレーターのはんぺん氏とは、万が一曲が止まってしまった場合のリスタート方法や、どの位置から再開できるかといった緊急対応プランを確認。コンマスの上野さんを始めとした奏者とも、テンポ感やキュー出しの方法について細かくすり合わせを行いました。
こうして、開演直前まで悪あがきのように準備を重ね、最後にスコアをステージマネージャーの徳川さんへ託して、いざ本番の舞台へ。
(ゆっきー氏の許可を得て公開)
ギリギリまで粘ったせいで渡すのが本当に直前になってしまい、「徳川さん、すみません……」と心の中でそっと詫びつつ、袖に控えたのでした。
第一部本番 ― 緊張と集中のステージ
いよいよ開演。まずは舞台袖から、入場していく奏者たちを見送りました。自分を鼓舞する意味でも、笑顔で「頑張ろう!」なんて声をかけてはいたけれど、内心はガチガチ。あんなに緊張した演奏会は、今までに経験がないレベルでした(笑)
とはいえ、「客席が満席で緊張!」みたいな気持ちはあまりなくて、それよりも「《古今東西むすぶ道 ~ シルクロードを吹いた風》ってどんな展開だったっけ?」という不安の方が正直ヤバかったですね(汗)。リハーサルをほとんどやっていなかったので、1曲目の振り出しでは、自分でもわかるくらい指揮棒が震えていました。
譜読みも完全とは言えず、演奏中は「次って何が書いてあったっけな……」と思いながらスコアをめくる場面もちらほら。
要所要所は頭に入っていたし、音を聞けば流れも思い出せるくらいのレベルではあったけれど、自分で最初から通して口ずさめるほどではなかった、というのが正直なところです。
映像とのタイミングについても、スコアのガイドを頼りに、常に「合ってるか?」と確認しながら進行。テンポが一定の箇所でも油断はできませんでした。
それでも、奏者たちとのコミュニケーションという点では、突発的に前に立ったにしては驚くほどうまくいったと思います。皆がすごく集中してこちらを見てくれていて、合図に対する反応も的確。何度も目が合って、「通じてるな」と感じる瞬間があって、本当に心強かったです。
そしてクライマックスの3曲目、《交響的叙事詩 ~ 霊長園袿記》。この曲に関しては、自分が以前《交響曲「幻想郷世界 II」》で《偶像に世界を委ねて ~ Idoratrize World》のアレンジを深掘りしていたこともあって、楽曲の構成や流れの解像度はかなり高かったんです。だから、自然と感情も乗って、最も入り込んで振れた曲だったと思います。
……とはいえ、ラストはやっぱり合わず。最後の stentando(だんだん重たく遅く)では思いっ切りテンポを落として、何とか映像のフェードインに滑り込むように合わせ、フェルマータで収めることができました。ギリギリの綱渡りではありましたが、少なくとも “バティストーニのジルベスター” にはならずに済んだかな(笑)
幕間 ― 肉体の悲鳴と、ギリギリの回復
第一部のステージを終えた瞬間、全身のあちこちから悲鳴が上がっているのを感じました。変な力が入りまくっていたせいか、あるいは《霊長園袿記》でハッスルしすぎたせいか、曲の後半あたりからすでに腕や前胸部の筋肉痛がヤバくて……。退場後は奏者の出迎えどころではなく、すぐさま控室に引っ込ませてもらって、しばし休憩タイム。
さらに追い討ちをかけるように、脱水気味で体調にも異変の兆しが。上着を脱いで、ポカリを一気に流し込みつつ、とにかく体を落ち着けることを最優先しました。ここで代理まで倒れてしまっては元も子もないので……。
幸いなことに、10分ほどでなんとか回復の兆しが見えてきたので、再び譜読みを開始。今度は第二部の “悪あがき” です。そして、またしてもギリギリのタイミングでスコアをステージマネージャーの徳川さんに託すという、いけない子ムーブをかましてしまいました。本当にすみません……。
第二部本番 ― 音楽への敬意と、代理の矜持
第二部の幕開け、ステージに入場して指揮台に立つと、コンマスから「チューニングがまだです」とひとこと。
「じゃあどうぞ」と、堂々と着席してチューニングが終わるのを待ちました。演出です、演出(笑)
この部では、《霊長園袿記》のようにテンションが爆発する曲はなかったので、筋肉痛を抱えながらでもなんとか振り切れました。
特に3曲目の《丁未の乱》は、テンポキープを含め、集中力が問われる場面が多くて頑張りどころでしたね。
もちろん譜読みが不完全ということは、スコアを見ている最中に新しい発見があるということでもあって(笑)
「ゆっきー、こんなところにこんな良い音符書いてるじゃん!」なんて思いながら、セカンドヴァイオリンやヴィオラ、チェロにキューを出す場面も。
僕は “代理の指揮者” という立場ではあったけれど、こんなにも精魂込めて作られた作品を「ただの代理です」という態度で振ることなんてできません。
指揮台に立っている以上は、音楽をちゃんとやる。それがこの時の僕のスタンスでした。もちろん、映像とのタイミングを合わせることも忘れずに。
とはいえ、奏者たちがしっかり仕上げてくれていたおかげで、緊張感はありつつも、どこか安心感を持って臨めました。
お任せできるところは信頼して任せる。でも、当日に急遽前に立つ以上、冒険はできない。そんな意識もあって、棒振りとしてはやや安全寄りだったかな、と思います。
そして最終曲の《未来への眠りへ……》が終わったあと、うっかり奏者を立たせるのを忘れてしまい、客席に一礼だけして、そのまま静かにステージをあとにしてしまいました。
……とはいえ、この曲のラストが「第三部に続く――」という雰囲気で静かに終わる、不穏な余韻を残すような幕切れだったことを考えると、これはこれで演出として成立していたんじゃないかと思います(笑)
そんなわけで、僕の代理指揮者としての出番はここまで。
気持ちもだいぶ落ち着いていたので、奏者の帰りをステージ袖で出迎えたのち、はちみつさんにバトンを託して、僕はフルート奏者としての本来の役割へと戻っていったのでした。
まとめ ― 代理成功の舞台裏
こうして、急遽引き受けることになった代理指揮という大役も、なんとか無事にやり遂げることができました。もちろん僕ひとりの力ではなく、さまざまな要素が助けになってくれたおかげです。
以下、今回の “成功の裏側” を振り返って、「これが良かったんだろうな」と思えるポイントを挙げておきます。
音楽面、映像面の準備
ゆっきー氏のスコアに記された意図が明瞭で、迷わず音楽に向き合えた
スコアに映像のタイミングが詳細に書き込まれており、それを見れば合わせられるようになっていた
映像側で速度調整が可能になっていて、多少のズレにも対応できた
ゆっきー氏のCDで事前に曲を聴いており、さらに流れる予定の映像もざっくり把握していた
ゲネプロで降り番の曲も客席から聴いて、音響や進行の流れを掴んでいた
代奏で降り番の曲の練習に参加していたことも、安心材料になった
奏者の支え
普段の練習を通じて、オーケストラがしっかり作り込まれており、演奏の完成度が高かった
奏者全体の士気と集中力が高く、「主宰不在でもこの演奏会を成功させよう」という意識を強く共有できていた
幻オケや東方吹で一緒に演奏した経験のある奏者が多く、僕の振り方やクセを理解してくれていた
幻オケが母体となって開催している演奏オフ「幻オサケ」に、2月・6月と何人かの奏者が遊びに来てくれていた。特に6月にはコンマスの上野さんが参加してくれて、本番前に打ち解けられていたのが非常に大きかった
自分の経験と当日の条件
東方原曲に対する解像度が高かった(100曲メドレーを作っておいた甲斐がありました)
演奏会の主催経験があったことで、当日のリハーサル進行やタイム感に現実的な見通しが持てた
代理指揮の打診が当日だった(これは一周回って良かった。前日の夜に聞いていたら、たぶん眠れなかったので……)
おわりに ― “物語” の続きを願って
今回の演奏会が成功裡に終わったのは、何よりも主宰であるゆっきー氏の周到な準備と情熱、そして奏者を始めとする関係者一人ひとりの熱意があってこそ。その最後のところで少しでもお手伝いができたことは、僕にとっても本当に良い経験となりました。
当日出演できなかったゆっきー氏の心中は察するに余りありますが、後を託すという決断のなかで僕を指名してくれたことは、たいへん光栄に思っています。
けれど――やっぱり、「幻宴Project」はゆっきー氏が始めた物語です。だからこそ、その物語を最後に締めくくるのは、やはりゆっきー氏自身であってほしい。
今回のステージが、いつかその “再演” につながっていったら素敵だな……と、これはあくまで僕個人の願望ですが、心の底からそう思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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