石破首相の元支援者「支出は事実」 政治資金の不記載報道
石破茂首相が、政治資金パーティー券の代金などを政治資金収支報告書に記載しなかった疑いがあると週刊文春が報じたことを巡り、告発した元支援者の下根貴弘氏が12日、国会内で記者会見し、パーティー券購入や献金は事実だと主張した。
実業家の父親と共に1枚2万円のパーティー券を多い時には300枚購入したと明かし、自民党総裁選に立候補した際には、選挙資金として現金を直接手渡したこともあったという。別の機会に現金を渡した際には「当然のことぐらいの感じで、秒で受け取っていた」と説明した。
自身の証言を裏付ける証拠の有無を問われた下根氏は「探せばあるかもしれないが、現在手元にない。うそ偽りはなく、求められれば国会の参考人招致や証人喚問に出席する覚悟がある」と強調した。
過去に政治団体「石破茂政経懇話会」の代表を務めた下根氏は、首相と40年近く付き合いがあり「過去にさまざまなお手伝いをさせていただいた」と述べた。
会見した理由について「文春の報道内容は事実だ。首相が完全否定したので真実を話そうと思った」と語った。首相は国会答弁などで「全く身に覚えがない」と否定している。〔共同〕