【津波】SNSで偽動画や根拠のない“予知”も 安易な拡散に注意

30日午前、ロシアのカムチャツカ半島付近で起きた巨大地震による津波で、SNSでは津波だとする生成AIで作られたとみられる偽の動画や、根拠のない“予知”の情報などが広がっています。
災害の時には多くの人が不安になり、こうした情報が広がりやすく、安易に拡散しないよう注意が必要です。

ロシアのカムチャツカ半島付近を震源とする巨大地震で津波警報が出されたのを受け、SNSでは避難を呼びかける投稿などが多く見られた一方、津波の様子を撮影したとする生成AIで作られたとみられる偽の動画や、科学的根拠のない地震の“予知”などに関する投稿が出ています。

このうち「カムチャツカ地域の一部で4メートルの津波が観測された」という書き込みとともに、海岸に巨大な波が押し寄せる様子を映したような動画は、30日午後5時の時点でXで40万回以上閲覧されていますが、同じ動画は去年、インスタグラムにも投稿されていて、生成AIを使って作成された偽動画とみられます。

また「次に起こる大地震を推測できる」などとして、日本地図で具体的な地域を示し「震度3~4に注意してください」と書き込んだ、科学的根拠のないXの投稿は47万回以上閲覧されていました。

気象庁によりますと、地震が起きる時間や場所、大きさを精度よく予測することは現在の科学的知見では難しく「地震を予知する情報はデマと考えられる」としています。

このほかにもロシアでイルカが海岸に打ち上げられ、地震や津波と結びつける投稿も出ていますが、過去の画像の使い回しで今回の巨大地震とは関係ない偽情報でした。

災害時には多くの人が不安になり、偽情報や不安をあおるような情報がSNSで広がりやすくなります。

誰が投稿しているのか、ふだんどんな投稿をしているアカウントなのかを確認して出どころが不確かな場合は安易に拡散せず、公的機関の情報を確認するなど注意が必要です。

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