【太平洋側中心に津波警報 注意報】各地の状況 自治体の対応は

この記事は、現在リアルタイムで更新中です。

気象庁は、先ほど30日午後6時半、茨城県から和歌山県にかけて発表されていた津波警報を津波注意報に切り替えました。北海道と東北の津波警報は継続していて、引き続き安全な場所から離れないようにしてください。

各地の自治体の対応など、影響をまとめています。

=北海道=

【映像】根室 花咲港 路面が水浸しに

午後2時57分に80センチの津波を観測した、根室市の花咲港の午後5時半ごろの映像です。

海面が岸壁の高さまで達しているところがあり、港の一部の路面が水浸しになっていることがわかります。

知事 “第1波が到達したあとも避難を”

北海道の災害対策連絡本部では、午前11時半ごろから本部長を務める鈴木知事などが出席して会議を開きました。

この中で危機対策課の担当者から道内各地で津波を観測していて被害などがないか確認を進めていると報告がありました。

このあと鈴木知事は「津波は第2波、第3波と繰り返し押し寄せる可能性がある。警報発表地域の道民や観光客の皆さんは高台やビルなどに避難し、警報が解除されるまで安全な場所から離れないでほしい」と述べ、第1波が到達したあとも避難を続けるよう呼びかけました。

その上で鈴木知事は防災機関などと連携し、人命最優先で対応に万全を期すとともに、引き続き情報収集を進めるよう指示しました。

むかわ町 住民や高校生 約300人が屋上に避難

北海道の胆振東部消防組合の鵡川支署には、むかわ町内の住民や高校生およそ300人が屋上に避難しているということです。

支署の担当者は「津波警報が出てから町民が自主的に避難してきている状況です。屋上は1階部分より10メートルほど高くなっているが、安全確保に努めたい」と話していました。

11:00現在

広尾町 高台に50人ほど避難 不安そうに海見つめる

避難指示が出ている北海道の広尾町では午前11時現在、十勝港を見下ろせる高台に50人ほどが避難し、不安そうに海の様子を見つめていました。

40代の男性は「仕事中にスマートフォンで津波の情報を知り、仕事を切り上げて高台に逃げてきました。いつ仕事に戻れるのかわからず不安です。訓練ではない本当の避難なので、日頃の備えが大切だと感じました」と話していました。

苫小牧 公園の入り口に車の長い列 避難か

午前11時半ごろに北海道苫小牧市の上空から撮影された映像では、市内の高台にある緑ケ丘公園で駐車場を埋め尽くすほどの多くの車が止まっているのが確認できます。

また、公園の入り口には車の長い列ができている様子も確認できます。公園の中では車で避難してきたとみられる多くの人が木の下に集まっている様子も写っています。

また、釧路市の高台にある幣舞公園にも避難してくる人の姿がみられました。19歳の男子大学生は「自宅で寝ていましたが、津波注意報が出たので避難してきました。東日本大震災で被災した経験があるので、津波は怖いです。解除されるまで高台にとどまりたいです」と話していました。

9:00すぎ

羅臼町の漁協 “海に出ないよう伝えている”

北海道の道東にある羅臼町の漁協の職員は午前9時すぎ、NHKの取材に対し「いま、海の状況はふだんとかわらないように見えるが、海上保安庁から津波注意報が出たという連絡があったので海に出ないよう伝えている。すでに漁に出ている船に対しては漁協からファックスや電話などで海の状況をよく見て安全を確保するよう、連絡しているところだ」と話しています。

8:45現在

釧路 防災行政無線などで避難を呼びかけ

北海道釧路市の防災危機管理課の職員によりますと、揺れは感じなかったということです。

午前8時45分現在、被害の情報は入っていないということです。

釧路市では、防災行政無線などで避難を呼びかけているということです。

=青森県=

11:00時点

八戸 津波避難ビルの津波防災センター 約200人避難

避難指示が出ている青森県八戸市にある津波避難ビルの津波防災センターには、午前11時前の時点で200人近い人が避難していました。

この施設は、東日本大震災のあとに整備されたもので、2階には、大勢の人が入ることができるホールなどがあり、いすが用意されて、避難してきた人たちが休んでいました。

家族で避難してきたという男性は「家族4人で一緒にいるところで津波の情報が出たので避難してきた。解除されるまで待ちたい」と話していました。

外出先の店にいて津波の情報を知ったという女性は「店の人に避難するように声をかけられ歩いて来ました。いつ解除されるかわからないですが、それまでここで過ごしたいです」と話していました。

自動車修理会社の社員の男性は「近くの職場で仕事をしていたところ津波の情報がきました。10人以上で一緒に避難してきました。早く解除されてほしいです」と話していました。

津波防災センターの田村勝則館長は「この施設を利用する機会はできればない方がよいが、津波の情報が出たら、避難に利用してほしい」と話していました。

知事 “警報解除されるまで確実に避難行動を”

青森県は午前、災害対策本部を設置し、10時半ごろから1回目の災害対策本部会議を開きました。

警察や気象庁など関係機関との連携状況について確認したということで、今後、津波の到達状況などについて情報収集を行うことにしています。

会議のあと、宮下知事が取材に応じ、沿岸部の県民に対し「市町村から出ている避難指示にしたがい、速やかに対応し、警報が解除されるまで確実に避難行動を取ってほしい」と呼びかけました。

県は引き続き、情報収集を行ったうえで、30日の午後にも2回目の災害対策本部会議を行うことにしています。

原子力施設の対応は

運転を停止している青森県東通村の東通原子力発電所では津波の到達に備え、港湾部での作業を中止するとともに、津波の到達状況を注視していくとしています。敷地は太平洋沿岸に面していて、海抜13メートルの高さにあります。

また、青森県大間町に建設中の大間原発は敷地の高さが12メートルあり、すべての現場での作業を中止するよう指示し、沿岸に近づかないよう注意を呼びかけているということです。

そして、青森県むつ市にある使用済み核燃料の中間貯蔵施設は津軽海峡の沿岸から500メートルほど内陸にあり、使用済み核燃料を格納した金属製の容器を保管する建物は標高16メートルの高さにあります。事業者は高台にある海上監視所で施設への影響がないか状況を確認しているということです。

一方、青森県六ヶ所村にある使用済み核燃料の再処理工場などの施設はいずれも標高が50メートル以上の高台にあるため、今回の津波による影響は見込まれないとしています。

=宮城県=

10:30時点

仙台 若林区 設置された避難所では

海岸から内陸におよそ5キロ離れた仙台市若林区の荒井小学校には避難所が設けられ、午前10時半時点で、10人以上の人が避難しています。

避難している人たちはテレビを見ながら津波の情報などを確認していました。

仙台市宮城野区に住む40代の男性は「津波警報が出たときは近くの事務所で仕事をしていたが、周りにも逃げるように指示をして自分は避難所に来た。東日本大震災やチリ地震の津波が頭をよぎってすぐに逃げようと思った」と話していました。

また、子どもと一緒に避難した若林区に住む30代の女性は「子どもに何かあったらいけないと思い、慌ててベビーカーを押して汗だくになりながら避難所まで来ました。自分は震災を経験していないが、津波は不安です」と話していました。

避難所開設の対応にあたった荒井小学校の我妻美知子校長は「津波警報が発出されて、10分後には学校に避難してきた人がいたので、教育委員会の指示を待たずに避難所を開放した。引き続き、命を最優先に学校として出来ることをやっていく」と話していました。

9:30ごろ

日和山公園に次々と避難

津波警報が発表された宮城県石巻市では高台にある公園に避難する人たちが次々と集まっていました。

午前9時半ごろ、日和山公園には30人ほどが避難してきて、心配そうに海を見つめたり、電話で家族と連絡をとったりしていました。

また、日差しを避けるため、多く人は屋根の下に集まり、近くの自動販売機で飲み物を買う姿も見られました。公園近くの道路の路肩部分には20台ほどの車が止まり、車で避難してきた人たちが中から海の様子を見ていました。

避難してきた70代の男性は「石巻駅前の病院にいて診察が中止になって、山の方に逃げてきました。注意報と警報では全然違うので、とりあえず高い方を目指して来ました」と話していました。

仙台 避難所を開設へ

仙台市は県道塩釜亘理線・東部復興道路より東の沿岸部に津波警報による避難指示が出ていることを受けて、市内62か所に避難所を開設するということです。仙台市は災害対策本部を設置して、情報収集や防災行政無線などを通じた避難の呼びかけを行っています。

=福島県=

楢葉町など インターハイのサッカー競技が順延

津波警報の発表を受けて、福島県と北海道で行われている全国高校総体=インターハイのサッカー競技は、30日予定されていたすべての試合が31日に順延されました。

全国高校体育連盟によりますと、福島県楢葉町の「Jヴィレッジ」が会場の男子の大会は、午前9時半から準々決勝の2試合が行われていましたが、津波警報の発表を受けて、前半終了後に中断したということです。

その後も警報が続いたことから、試合は順延となり、31日、残りの後半が行われる予定です。

また、女子も北海道室蘭市と伊達市で2回戦の4試合が予定されていましたが、31日に順延されました。

南相馬の避難所 “警報に切り替わったころから住民避難”

体育館が避難所に指定されている福島県南相馬市の小学校の教員は「夏休みでこどもたちはいなかったので、避難させるようなことはありませんでしたが体育館に避難所を開設する準備をしました。注意報が警報に切り替わったころから、付近の住民数人が避難してきています」と話していました。

複数の自治体が遊泳禁止の措置

福島県沿岸部のいわき市、相馬市、南相馬市、楢葉町、新地町では、あわせて8つの海水浴場が開設されていますが、津波注意報が発表されたことを受けて、いずれの自治体も遊泳禁止の措置をとり、海岸に近づかないよう防災無線などで呼びかけています。

新地町は、相馬港に設置している「海釣り公園」も利用を中止して、海岸から離れるよう呼びかけています。

=岩手県=

釜石 避難場所の寺で熱中症対策 水分補給や冷房提供

岩手県釜石市の避難場所となっている高台の寺では、避難してきた人に水分補給を呼びかけたり、室内で冷房を使ったりして、熱中症の対策を取っています。

釜石市では、津波浸水想定区域の6362世帯1万1382人に避難指示が出ていて、高台で避難場所となっている大只越町の寺「仙寿院」は、およそ200人を受け入れています。

室内では、熱中症対策として冷房を効かせているほか、市の担当者や寺の関係者が水分をこまめにとるよう呼びかけていて、正午ごろには、避難してきた人たちに、おにぎりとお茶がふるまわれていました。

避難してきた80代の女性は「デイサービスに行くつもりだったが、津波警報を聞いて逃げてきた。まだ不安な気持ちはあるが、こういう場所があってとてもありがたい」と話していました。

仙寿院の芝崎惠應住職は「大きな災害にならなければいいと思う。特に子どもたちに不安を感じさせないように気を配っている」と話していました。

久慈 避難した住民「警報が早く解除されてほしい」

津波警報を受けて、岩手県久慈市で避難所になっている総合福祉センターには近くに住む人が避難しています。30日正午の時点でおよそ130人が避難しています。

近くに住む80代の男性は「テレビや防災無線を聞いて、避難するべきだと思った。たくさんの人がすでに避難していて驚いた」と話していました。

また家族と避難してきた80代の女性は「揺れない地震は、気づくことができないので怖い。避難所はほかの人がいるので、安心できる」と話していました。

学童クラブから避難してきた小学5年生の男の子は「1年生を置いていかないように気をつけながら、山を登って避難した。避難所は落ち着かないので、早く警報が解除されて、家族に会いたい」と話していました。

赤ちゃんを連れて避難してきた40代の男性は「久慈市ではきょうは比較的気温が高くないし、車は混むだろうと考えて歩いてきた。警報が早く解除されてほしい」と話していました。

三陸鉄道リアス線 全区間で運転見合わせ

岩手県の三陸鉄道リアス線は津波警報が発表されたことを受けて、全区間で運転を見合わせています。再開の見通しは立っていないということです。

=東京都=

12:00~

都が対策本部会議

小笠原諸島や伊豆諸島に津波警報が出されたことを受け、東京都は、正午から小池知事をトップとする対策本部会議を開きました。

この中では、災害担当の職員から、午前11時時点で、被害が確認されていないことや津波警報が出ている自治体の避難の状況などが報告されました。

小池知事は「人命を第一に区市町村としっかり連携して、正確な情報収集と住民への呼びかけに最善を尽くしてほしい」と述べ都民に対する情報発信と、警戒の呼びかけに万全を尽くすよう指示しました。

11:00現在

島しょ部各自治体 “海の近くに近づかないで”

東京の島しょ部の各自治体は、津波警報を受けて海の近くに近づかないよう呼びかけるとともに、避難所を設けるなどしてます。

大島町は、防災行政無線で海に近づかないよう呼びかけています。避難所は10か所に設けています。

新島村は、防災行政無線で高台に避難するよう呼びかけています。避難所は3か所に設置する予定です。

三宅村は、防災行政無線で高台へ避難するとともに海岸付近に近づかないよう呼びかけています。避難所は5か所に設けていて、11時現在、16人が避難しています。

八丈町は、防災行政無線で海岸付近に近づかないよう呼びかけています。避難所は3か所に設けています。

小笠原村は、父島に4か所、母島に1か所のあわせて5か所に避難所を設置しています。

利島村は、防災行政無線で海岸付近に近づかないよう呼びかけています。11時現在、避難所は開設していないということです。

神津島村は、防災行政無線で安全な場所に避難するよう呼びかけています。避難所は1か所に設けています。

御蔵島村は、防災行政無線で注意を呼びかけるとともに情報収集を進めています。

青ヶ島村は、防災行政無線で海岸近くから避難するよう呼びかけています。11時現在で、避難所は開設していないということです。

お台場の海水浴場にも避難指示

津波注意報の発表を受けて、東京・港区は、お台場の海水浴場に避難指示を出し、海に近づかないよう呼びかけています。

=千葉県=

県 情報収集の態勢を強化

千葉県は、九十九里・外房と内房に、津波警報が、東京湾内湾に津波注意報が発表されたことを受けて、情報収集の態勢を強化しています。

各自治体の情報を集めたり県との調整を行ったりする「リエゾン」と呼ばれる職員を派遣し、避難に関する情報や職員の態勢などについて確認を進めているということです。また、沿岸に県警察本部のヘリコプターを使って上空からも状況の確認を行うことにしているということです。

11:00ごろ

九十九里浜 白波を立て川さかのぼる

千葉県東部の九十九里浜の上空から撮影した映像です。

九十九里では午前10時半が津波到達予想時刻となっていて、午前11時ごろには、次々と波が沿岸に打ち寄せ海から白波を立てて川をさかのぼっている様子が確認できました。

匝瑳 河口付近で海水がさかのぼるような様子

千葉県北東部の匝瑳市の上空から午前11時すぎに撮影された映像です。

海岸に白波が繰り返し打ち寄せていて、河口付近で海水がさかのぼるような様子もみられました。

11:00時点

銚子市漁業協同組合 “職員は近くの高台に避難”

千葉県の銚子市漁業協同組合によりますと津波警報の発表を受けて市内の港などで業務にあたっていた職員は近くの高台に避難しているということです。

また、30日出港した漁船はすでに水揚げ作業を終えていて、午前11時の時点で、多くの船は沖合に避難しているということです。

=神奈川県=

鎌倉 市庁舎や議場 避難の住民や観光客などで混雑

津波警報の発表で、神奈川県の鎌倉市役所の庁舎は避難をするために来た大勢の住民や観光客などで混雑しているということです。

市は庁舎ロビーのほか、講堂や市議会議場なども開放して避難してきた人たちを受け入れています。

避難者の人数はおよそ1000人に上り、市は水や非常食を配るなどして対応しているということです。

鎌倉市役所はJR鎌倉駅から300メートルほど離れた海抜9.4メートルの場所に位置しています。

10:40現在

県内に17ある漁協に避難呼びかけ

神奈川県の水産課によりますと、津波警報が発表されたことを受けて、県内に17ある漁協に避難を呼びかけているということです。県は、引き続き、漁協と連絡を取り合い、情報収集を続けることにしています。

真鶴町 避難所を開設

津波警報が発表されたことを受けて神奈川県真鶴町は防災行政無線で海岸から離れて高台に避難するよう呼びかけているほか、消防団などが海岸近くを巡回しているということです。また、町民センターと真鶴町情報センターに避難所を開設したということです。

9:40

横須賀海上保安部 真鶴港にいる船に避難勧告

津波警報を受けて横須賀海上保安部は、午前9時40分に横須賀市の横須賀港、三浦市の三崎港、真鶴町の真鶴港にいる船に対して避難勧告を出しました。海上保安部は港内にいる船に対して、可能な限り、港の外の安全な場所に避難するよう呼びかけています。

=茨城県=

茨城県 岸の市町村や関係機関から情報収集

茨城県は沿岸の市町村や関係機関から情報収集を進めているということです。

9:10現在

「大洗サンビーチ」の遊泳禁止

茨城県大洗町によりますと、「大洗サンビーチ」の遊泳を禁止し、海岸に立ち入らないよう、警戒を呼びかけています。また、避難所を中央公民館に設営する方向で調整を進めているということです。

=静岡県=

下田 住民や観光客が次々と避難

避難指示が出されている静岡県の下田市では避難所が開設され、住民や観光客が次々と避難しています。

このうち高台にある下田中学校の避難所には、午前11時前から近くのデイサービスの利用者や観光客などが次々に避難してきています。

東京から来た女性は「伊豆急の下田駅から20分ぐらい歩いて来ました。こんなことになるとは思っていませんでした」と話していました。

また、海外からの観光客を避難所に誘導してきた男性は「駅には多くの外国人観光客がいました。津波を知らない人もいて、戸惑っている様子だったので、一緒に避難してきました」と話していました。

熱海 3か所の海水浴場 客をすでに全員避難

静岡県熱海市によりますと、市内にある熱海サンビーチ、長浜海水浴場、網代温泉海水浴場のあわせて3か所の海水浴場では、海水浴客をすでに全員避難させたということです。

また、長浜海水浴場の駐車場では、市の職員たちが、海水浴客に車を退避させるよう呼びかけているということです。

=三重県=

8:37

県 災害対策本部を設置

三重県は午前8時37分に災害対策本部を設置し、情報収集にあたっています。

三重県 鳥羽市内で防潮扉閉める作業

消防によりますと三重県鳥羽市内に設置されている防潮扉を閉める作業を行うということです。

=和歌山県=

11:00ごろ

県が災害対策本部会議

和歌山県は午前11時から災害対策本部の会議を開き、避難の呼びかけを徹底することや情報収集に全力を挙げることを確認しました。

11:30すぎ

JR和歌山駅 構内にいる人たちに高台への避難呼びかけ

避難指示が出されている和歌山市のJR和歌山駅では、駅構内にいる人たちに高台への避難が呼びかけられました。

JR和歌山駅の構内では午前11時半すぎ、駅員が拡声器を使って「高台へ避難してください」と繰り返し呼びかけ、観光客や制服姿の学生たちが駅の外へ避難していました。その後、駅に出入りする扉が施錠され、入場できないようにされていました。

新宮市 市内10か所に避難所開設へ

和歌山県南部の新宮市は午前9時50分から災害対策本部会議を開き、今後の対応を話し合いました。

市によりますと、準備ができしだい市内10か所に避難所を開設するほか、消防が沿岸部に近づかないよう呼びかけているということです。また、市内の小・中学校はきょう、通常授業のため児童や生徒は建物の2階以上に避難していて、今後の対応については検討中だということです。

10:00時点

日高町の特別養護老人ホーム “高い階に避難へ”

和歌山県日高町の沿岸部にある特別養護老人ホームの担当者は「施設のすぐ近くに海がありますが、午前10時の時点ではいつもの状況と変わりはないように見えます。これから1階にいるお年寄りは2階、3階へと避難させる予定です」と話していました。

=愛知県=

田原 暑さの中で運動公園に避難

愛知県の田原市では海から1キロあまり離れた運動公園に数十人が避難しています。

運動公園にある体育館にはスポットクーラーが設置され、扇子をあおいで暑さをしのぐ人の姿も見られました。

また、駐車場の日陰に車をとめて避難している人には、市の職員が水などを配り、体調が悪いと感じた時には連絡するように伝えていました。

90歳の男性は「妻の携帯電話に連絡が来たのとテレビを見て津波のことを知りました。最初は近くにある小高い山に10人くらいで避難していたのですが、こころもとないので車に乗って避難してきました」と話していました。

暑さの中の避難については「今は木陰がありますが、これがなくなったら大変です。見回りにきた市の職員には『警報解除まで大変だけど我慢してください』と言われたので、頑張ろうと思います」と話していました。

9:40

愛知県警本部に警備連絡室を設置

愛知県警によりますと、津波警報の発表を受けて、午前9時40分に名古屋市の県警本部に警備連絡室を設置したということです。

津波警報が出ている範囲を管轄している警察署が情報収集にあたるほか、避難が必要な状況が確認された場合には、誘導にあたるとしています。

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