自民 石破元幹事長 新著書で“天命下れば言い訳は許されず”

来月の自民党総裁選挙への立候補に意欲をにじませている石破元幹事長は、新たな著書を出版しました。政治改革や憲法改正を進めるべきだとしたうえで「天命が下った時に能力が足りないという言い訳は許されない」とつづっています。

自民党の石破元幹事長は7日、みずからの国家観や政策をまとめた「保守政治家」と題した著書を出版しました。

この中では、政治とカネの問題を受け、カネのかからない政治を実現するため、事務所やスタッフの数を制限することや、政党のガバナンスを定める、いわゆる「政党法」の制定を議論すべきだとしています。

また、憲法を改正し、9条に自衛隊を明記する必要があるとしているほか、アジア地域での集団安全保障体制の構築に取り組むべきだとしています。

そして「私などが総理大臣になるようなことがあるなら、自民党や日本が大きく行き詰まった時ではないか。天命が下った時に能力が足りないという言い訳は許されない」とつづっています。

“総裁選での党員票の割合 党勢の維持に強く影響”

石破氏は記者団に対し「日本や自民党はどうあるべきかを今の時期に発信したいと思い、出版した。総裁選挙で党員や国会議員に判断材料を提供するのは、私に限らずそうあるべきだ」と述べました。

そのうえで、総裁選挙での党員票の割合をめぐって「全国で行われた車座対話で『党員票の比重を上げよう』という意見は非常に多かったし いくつかの県連が党本部にそういう申し出を行っている。それをやらなければ『なぜなんだ』ということだ。総裁を選べる、総理大臣を選べるということで 党員になっている人もおり、意思がなかなか反映されないということになれば、党勢の維持に強く影響してくる」と述べました。

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