【津波速報】北海道~和歌山沿岸に津波警報 各地で津波観測

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30日午前、ロシアのカムチャツカ半島付近で起きた巨大地震で、北海道から和歌山県にかけての太平洋沿岸に津波警報が発表され北海道と青森県、福島県、茨城県で40センチの津波を観測しました。津波は繰り返し押し寄せることがあり、可能なかぎり高いところや海岸から遠く離れたところへ逃げ避難を続けて下さい。

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北海道や岩手で津波観測(午前11:27現在)

午前11時27分現在、各地で津波を観測しています。

▽北海道広尾町十勝港で午前10時51分に、
▽青森県八戸港で午前11時16分に、
40センチの津波を観測しました。

また、北海道の
▽根室市花咲で午前10時半に、
▽浜中町で午前10時36分に、
▽釧路港で午前10時42分に、
▽えりも町で午前10時46分に、
▽岩手県の大船渡港で午前11時7分に、
▽北海道紋別港で午前11時15分に、
▽北海道オホーツク海側の枝幸町で午前11時22分に、
▽福島県いわき市小名浜港で午前11時25分に、
それぞれ30センチの津波が到達しました。

このほか、
▽北海道の網走港で午前10時53分に、
▽岩手県の釜石港で午前10時58分に、
▽岩手県の宮古港で午前10時59分に、
それぞれ20センチの津波が到達しました。

▽千葉県銚子市では午前11時9分に津波を観測しました。

気象庁は、この他の観測所についても潮位に変化がないか観測を続けています。

一方、東京・伊豆諸島の三宅島阿古では津波の観測ができなくなっています。この検潮所を管理している海上保安庁によりますと、きのうから機器が不調になっていて津波の影響ではないということです。

津波警報は、北海道から和歌山県にかけての太平洋沿岸に発表されています。周りの人にも避難を呼びかけながら可能なかぎり高いところへ逃げて下さい。近くに高台がなければ高いビルの上か、海岸から遠く離れたところへ逃げて下さい。

沖合でも 宮城や茨城で津波観測(午前11:28現在)

午前11時28分現在、沖合でも津波が観測されています。

▽宮城県の金華山沖の海上に設置されたGPS波浪計では午前10時46分に、
▽茨城県の神栖市沖の水圧計では午前10時55分に、
津波を観測しました。

このあと沿岸に津波が押し寄せるおそれがあります。周りの人にも避難を呼びかけながら可能なかぎり高いところへ逃げて下さい。近くに高台がなければ高いビルの上か、海岸から遠く離れたところへ逃げて下さい。

予想される津波の高さは3m

30日午前8時25分ごろ、ロシアのカムチャツカ半島付近を震源とするマグニチュード8.7の巨大な地震があり、気象庁は北海道から和歌山県にかけての太平洋沿岸に津波警報を発表しました。

予想される津波の高さは3メートルです。

可能なかぎり高いところへ、近くに高台がなければ、高いビルの上か、海岸から遠く離れたところへ逃げて下さい。

津波は、予想の高さを超えたり、斜面を駆け上がり内陸深くまで流れ込んだりすることがあります。

何度も押し寄せて急に高くなり、第1波より高い津波が到達するおそれもあります。

津波警報が出ている間は油断せずに避難を続けて下さい。

また、津波注意報が、北海道から沖縄県にかけての沿岸に発表されています。

予想される津波の高さは1メートルです。

津波注意報が出た地域では、海岸や川の河口付近から離れ、近づかないで下さい。

今回の地震で、▽震度2の揺れを北海道釧路市などで観測したほか▽震度1の揺れを北海道から九州にかけての広い範囲で観測しています。

▽津波が来ます。急いで逃げて下さい。

▽命を守るために急いで逃げて下さい。

▽今すぐ、可能なかぎり高いところへ逃げて下さい。

▽近くに高台がなければ高いビルの上か、海岸から遠く離れたところへ逃げて下さい。

▽決して、立ち止まったり、引き返したりしないで下さい。

▽周りの人にも避難を呼びかけながら逃げて下さい。

▽津波は、予想の高さを超えることがあります。

▽斜面を駆け上がり、内陸深くまで流れ込むことがあります。

▽何度も押し寄せ、急に高くなることがあります。

▽情報はラジオやスマートフォン、携帯電話でも入手できます。

急いで逃げて下さい。

気象庁 ”海外の地震で津波警報発表は2010年以来”

気象庁によりますと、海外で発生した地震で津波警報が発表されたのは、2010年2月27日に南米のチリ付近で起きたマグニチュード8.8の地震以来だということです。

気象庁が会見「津波警報解除まで安全な場所から離れないで」

気象庁は午前10時10分から記者会見を開きました。

気象庁の清本真司地震津波対策企画官は「沿岸部や川沿いにいる人はただちに高台や避難ビルなど安全な場所へ避難してください。警報が解除されるまで安全な場所から離れないでください」と呼びかけました。

また清本地震津波対策企画官は「津波到達予測の第1波は早ければ午前10時ごろとなっている。場合によってはもう到達しているかもしれない。津波は長い時間、繰り返し襲ってくる。第1波よりも後にくる波が大きいこともあるので、津波警報などが解除されるまでは避難を継続してほしい」と呼びかけました。

さらに「日本から非常に離れたところで起きている地震だが国内で震度2や1を観測している。この付近では今月20日にもマグニチュード7.4を観測する地震があり、過去にもマグニチュード7クラスの地震が時々発生している。また1952年にはこの付近でマグニチュード9.0の地震があり、岩手県で1メートルの津波が観測されているなど津波の被害が出ている」と述べました。

津波注意報から津波警報へ切り替えたいきさつについては「地震が発生したときにはマグニチュード8.0と推定し、午前8時37分に津波注意報を発表した。そのあとハワイ警報津波センターやアメリカ地質調査所など海外の機関からの情報を得てマグニチュード8.7に修正した。そのため午前9時40分に津波警報に切り替えた」と説明しました。

専門家 “過去には日本にも3メートルの津波 影響は長時間か”

今回の津波の特徴について、津波のメカニズムに詳しい東北大学災害科学国際研究所の今村文彦教授は「カムチャツカ半島では過去も大きな地震があり、最も大きなのものが1952年で、同じような規模で起きている。その時には日本にも3メートルの津波が押し寄せた。今回も同じような規模になるおそれがある」と指摘しました。

また、カムチャツカ半島沖で起きる津波の特徴として今村教授は「津波が到達する時間は予想されている通りになると思われるが、そのあとから来る津波がかなり大きくなり、最大波は遅くなる可能性がある。さらに津波の影響が続く時間が長くなる可能性があるので、気象庁などから出る情報を何度も最新のものに更新してほしい」と呼びかけました。

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