歴史には分岐点がある。1929年3月5日も、その後の日本を方向付けた分岐点と言えるかもしれない。この日、治安維持法の暴走に歯止めをかけようと抵抗を続けた政治家が暗殺された。「山宣(やません)」の愛称で親しまれた労農党衆院議員、山本宣治(1889~1929年)。その生き様と非業の死はいくつもの物語を生み、思いを継ぐ人たちを突き動かしている。
<学問の自由、思想信条の自由の侵害は戦争への道の始まりです>
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