緊急情報

津波に関する情報が発表されました。

>詳細ページへ

「大学卒業していないと本人から聞いた」静岡・伊東市長の学歴問題で知人が証言

静岡県伊東市の田久保真紀市長
静岡県伊東市の田久保真紀市長

静岡県伊東市議会は29日、田久保真紀市長の学歴問題に関する調査特別委員会(百条委員会)の第4回会合を開いた。田久保氏と市民活動を共にした知人が証人尋問に出席し、「(大学)卒業はしていないと本人から聞いていた」と述べた。

証人尋問はついたてで遮蔽された状態で実施された。知人は2017~18年ごろ、市民団体の懇親会で田久保氏から「アルバイトに夢中になって大学に行かなくなった」と聞いたと説明。別の機会に電話した際、田久保氏が「卒業はしなかったが(卒業式後の)飲み会に朝まで参加した」と話していたとも証言した。

田久保氏は19年から市議を務め、2期目途中の今年5月に行われた市長選で初当選。市の広報誌で「東洋大卒」と自身のプロフィルを紹介したが、実際には除籍されていた。

静岡県伊東市の田久保真紀市長の学歴問題に関して開かれた百条委員会の第4回会合。ついたて(右)で遮蔽し、知人の証人尋問が実施された=29日午後、伊東市役所
静岡県伊東市の田久保真紀市長の学歴問題に関して開かれた百条委員会の第4回会合。ついたて(右)で遮蔽し、知人の証人尋問が実施された=29日午後、伊東市役所

伊東市長が31日に進退会見、市議会は辞職勧告可決

会員限定記事

会員サービス詳細