スーパーから“水”消える…水不足深刻化で飲料水の売り切れ相次ぐ ダム貯水率は14%まで低下…農地のひび割れ・稲の枯死など被害も 新潟・上越市
11日連続で熱中症警戒アラートが発表されるなど、新潟県内は連日厳しい暑さが続いています。上越市では水不足が深刻化。スーパーマーケットでも水が売り切れる事態となっています。 【記者リポート】 「上越市内のスーパー。2L、500mLの飲料水が品切れとなっています」 上越市にあるスーパー『イチコ』。 【イチコ直江津西店 武田勉 店長】 「いままでにない売れ方で、私たちもここまでなるとは思わなかった」 連日続く高温少雨により水不足が深刻となる中、市内のスーパーでは飲料水の売り切れが相次いで発生しています。 この状況に、買い物客からも心配の声が。 【買い物客】 「初めて。こんなふうに水がなくなるのは」 【買い物客】 「大変。これからどうしようかと思う。洗濯に、ご飯に…」 こちらのスーパーではできるだけ多くの人に水を買ってもらえるよう26日から飲料水の購入制限を開始。 さらに、28日は午後入荷される予定だった飲料水50ケースが午前中に届けられ店頭に並べられるなど対応が急がれます。 【イチコ直江津西店 武田勉 店長】 「なるべく切らさないよう発注はしている。今後も切らさないようにしていきたい」 主要な市内の水源である正善寺ダムの貯水率は28日時点で14.1%まで低下。断水の可能性も示唆されています。 農作物への被害も拡大しています。 【記者リポート】 「稲が育つこちらの田んぼ。土を見てみると、ひび割れが発生しています」 市によりますと、農地のひび割れのほか。稲の枯死などの被害が発生しているとして、消雪用の地下水を配るなど支援を進めています。 支援策の一つである給水スポットには28日、生活用水を確保するため大きなポリタンクに水をくむ人の姿が見られました。 【水をくみにきた人】 「できるだけ節水したくて。洗い物などに使おうと思っている」 【水をくみにきた人】 「断水に備えて、少しでも多くの量を確保しておいたほうがいい。ペットボトルの飲み水は少し確保している」 暮らしへの影響が広がり、日に日に深刻さを増す水不足。市は今後さらなる支援策を講じてくとしています。
NST新潟総合テレビ
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