「常連は近づかないベテラン女性」大久保公園で客待ちで逮捕された女4人の〝界隈〟での評判

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TACHINBOが世界的に有名になった

A容疑者がターゲットにしていた外国人観光客らの間でも、立ちんぼのいる大久保公園は日本のディープな観光地として知られているようだ。彼らの多くは動画サイトやSNSで「TACHINBO」という言葉を知り、大久保公園に訪れているのだ。YouTube、Instagram、TikTokといった主要な動画サイトやSNSでは、「TACHINBO」が路上で売春の客待ちをする女性を指す日本語であると、各国の言語で拡散されている。

彼らも日本人と同じように動画撮影を行う者もいれば、実際に遊ぶために交渉している者もいて、国籍は多岐にわたる。一眼レフカメラを持ち、撮影を行っていた中国籍の男性も「一度来てみたかった」と目を輝かせていた。

「アンダーグラウンドなスポットとして中国でも有名です。安全な日本の大都会の中で、春を売る女性がこれだけ並んでいる異質な場所です。刺激的な場所が好きな人は、日本に来たらぜひ訪れてみてほしい」(中国人男性)

今回の逮捕はA容疑者らの評判がかなり悪かったことが大きな理由だろう。しかし、外国人観光客を固定化したプロが食い物にするという構図は、〝交縁界隈〟の末期的な様相にも思えてしまう。立ちんぼの摘発と逮捕は今後も続くだろう。しかし、立ちんぼたちはこれまでにも取り締まりに対策をしてきた流れがあり、逮捕されてなお立ち続ける女性もいる。今後はさらなる対策の強化が望まれる。