寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~

タイムリープで悲劇の運命にあらがう皇后と、その愛憎の行方を描く宮廷転生時代劇。人気女優のバイ・ルー、次世代スターのジャン・リンホーら豪華キャストによる話題作。

制作年
  • 2023
ジャンル
無料
8/31まで
聡明で秀麗な姜雪寧は、持てるすべての能力を使って皇帝すらも手玉に取り、民衆を欺き、自身の夢見た皇后の地位に居続けている。ある日、彼女の暮らす寧安宮で、逆賊による反乱が起こり、皇帝の師・謝危の前で自害を余儀なくされる。宮殿の石床に倒れた雪寧が目を開くと、そこには懐かしい光景が広がっている。彼女は前世の記憶を持ったまま、4年前に戻ったのだった。彼女は過去の心残りや過ちを挽回するべく、一歩を踏み出す。
8/31まで
雪寧は、今世でも謝危が彼女の未来に大きな影響を与え得ると将来を案じている。雪寧の幼なじみで勇毅候・燕牧の息子、燕臨は、数カ月の内に冠礼(成人)の儀を迎える。彼は雪寧に心を寄せており、彼女を提灯祭りに誘う。だが前世において、雪寧は提灯祭りで皇帝の妹・沈し衣に会ったことで、いらぬ誤解を招いていた。それを避けようと燕臨の申し出を断った雪寧は、尤家の主催するうたげを訪ねるが、そこでし衣に出会ってしまう。
8/31まで
尤家のうたげの席で、雪寧は皇帝の妹・し衣に対して彼女の気にしている顔の傷について、前向きな考え方を披露し、し衣に好感を持たれることになる。前世と今世の因果に翻弄される中、雪寧は燕臨を訪ねる。そこで彼女は突然、謝危を狙った逆賊に襲われ、刃物を突き付けられる。しかし、雪寧の持ち前の機転と謝危の周到な対策で、逆賊を退ける。騒ぎを聞きつけた燕臨が、雪寧のもとに駆け付けて無事を確認する。
8/31まで
兼ねてより宮廷は、皇帝の妹・し衣の学友を募集していた。姜家でも雪寧の姉・雪けいを推挙していたが、雪寧が候補として選ばれてしまう。皇帝の師、少師の職を務める謝危は、し衣の師を兼務することを皇帝に直々に伝える。宮廷では雪寧や後の皇貴妃となる薛しゅを含め、名家から集められた6人が、学友選定の試験を受けようとしている。前世の記憶と経験から、し衣に近づくことを避けたい雪寧は、不合格になろうと立ち回る。
8/31まで
いよいよ、選抜試験最後の科目が始まる。他の令嬢たちがどのような問題が出るか話し合う一方で、雪寧は、前世の記憶をもとに試験課題の助言を彼女たちに授ける。自身は、不合格となるための答案を提出するが、合格してしまう。結局全員合格となり、令嬢たちは朝廷一の高尚潔白な謝危に師事できることを喜ぶ。しかし雪寧は、宮廷と距離を置こうとする自らの意思とは逆に、前世と同じようになる現世に焦りを感じ……。
8/31まで
燕臨は、ともに武術の稽古を行なう周寅之を雪寧に紹介するため、ささやかなうたげを開く。しかし周寅之を知る雪寧は、燕臨に近づくなととがめ、さらに周が燕家に近づく思惑をも言い当てる。周は、自分がやらずとも誰かが燕家を狙うので、どうすれば良いかを雪寧に相談する。彼女は、燕臨にすべてを話せと伝える。そこに偶然、燕家を訪れた謝危を連れ、燕臨が席に戻ってくる。謝危の姿に動揺した雪寧は泥酔したふりをし……。
8/31まで
薛家が皇帝に秘密裏に行なっていた漕運事業で事故が起こる。暴落していた絹の価格が急騰する中、謝危は従者たちにこの件を探らせる。一方、長公主・沈し衣は雪寧を含めた学友たちとともに、薛太后に拝謁をしに寧安宮に向かう。漕運事故について皇帝よりとがめを受けた、定国公・薛遠を案じる太后は、機嫌が悪く、し衣の学友たちに冷たい振る舞いをする。そこに、皇帝より勅命を受けた宦官の手で献上品の玉如意が届けられる。
8/31まで
薛太后が怒りをあらわにした玉如意には、宮中で禁忌とされる、“忠魂三百”の文字があった。この言葉には薛家のみならず、都中を恐怖に陥れた20年前の悲しい事件が隠されていた。沈し衣は、憤慨した太后に付き添い、講義を休むことにする。雪寧は学友たちとともに、謝危による琴の講義を受けているが、どうにもうまく弾くことができず、講義後個別に指導を受けることになる。雪寧が琴を教わる中、部屋に1匹の白描が迷い込む。
8/31まで
燕臨は、燕家と薛家との争いが水面下で活発になって以来、盟友の臨孜王・沈かいや雪寧に対してさえも、人が変わったように距離を置くようになる。ある晩、燕臨は、闇夜に馬を駆る定国公・薛遠を見つけて後をつける。そして薛家が、秘密裏に私兵を増強している事実を知る。一方、長公主・沈し衣は、教鞭をとる王久の旧態依然とした講義内容に反発し、それをかばった雪寧が、折檻を受けてしまう。