「PL学園の生徒数…わずか39人に」高校野球“消えた名門”PL学園の今…聞こえた校歌のメロディ、封鎖されたPL花火大会の臨時改札「なぜ衰退したのか?」
生徒数「39人」、花火大会も中止
野球部を物心両面から支えてきたPL教団も信者数の激減に苦しみ、それにリンクして信者の2世・3世が通うPL学園の生徒数も減少の一途を辿った。 現在、PL学園の生徒数は3学年あわせて39人しかいない。中学の生徒数はそれよりも少ない約35人。野球部が強かった頃は、もともとの信者ではなくとも、両親ともに入信すれば入学が許されていた。だが、現在は信仰心の厚い信者しか入学を許されていない。永遠(とわ)の学園とうたわれた学校はもはや、廃校の危機にある。野球部の復活を熱望する声はいまだ根強くとも、その可能性は限りなくゼロに近い。 そして大阪の夏の風物詩だった花火大会も、2019年を最後に開催されていない。中止となった表向きの理由は「コロナ禍」だが、コロナ禍が明けても再開する気配はない。財政難に苦しむ教団からすれば、莫大な費用のかかる花火大会を中止する都合の良い口実となったことだろう。 いったいPL教団、そしてPL学園はなぜにここまで衰退してしまったのか――。 〈つづく〉 第2回:『「先輩がパイプ椅子で後輩を殴打」PL学園野球部で暴力事件、出場停止も…甲子園優勝7回の最強野球部で何が? 名門の崩壊がはじまった日』編へ
(「甲子園の風」柳川悠二 = 文)
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