【有料級】Veo3の Image-to-Video 最強かつ超効率的な動画生成方法「アノテーション方式」
動画生成AI「Google Veo 3」が画像から動画を生成する Image-to-Video をサポートしてきたわけですが、今回ご紹介する方法を使えば、もう複雑なプロンプトをJSONやYAMLで作り込む必要がなくなったかもしれません。
それが今回紹介する『アノテーション方式』です。
この記事を書いてる時点では、日本国内で同様の方法を使ってる人を見ない気がしますが、具体的な方法を書いておきます。
1️⃣ とりあえず動かしたい画像を用意します。
2️⃣ 画像中で動かしたい被写体を枠で囲んで、動きを日本語で説明します(アノテーション付け)
3️⃣ 拡大するとこんな感じ。
①人物については「立ち上がって背伸びをする」
②焚き火には「徐々に火が消える」
③川面には「小魚が跳ねる」
を設定しました。
4️⃣これをGeminiのVeo3動画生成モードの画像素材としてアップロードして、プロンプトとしては日本語で
画像の中で黄色い枠で囲んだアノテーションが動画作成の指示です。最初のフレームは削除した上で、アノテーションで指示された動画作成を実行してください。
と入力。
特に重要なのは「最初のフレームは削除」です。最初のフレームにはアノテーションが含まれるので、何もしないと生成される動画の最初にこれが入ってしまいます。
これを削除するのが「最初のフレームは削除」という指示です。
生成された動画がこちら。焚き火に対する指示のみうまく効いていませんが、他はほぼ意図どおりに生成されました。
(英文プロンプトで試してみるのもありかも)
・・・ともかく、ヤバくない?
Veo3での動画生成が劇的に効率化すること間違いなしなので、ぜひ使ってみてください。
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