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留年医学部生は2学期に復帰、国家試験の追加実施を検討

留年医学部生は2学期に復帰、国家試験の追加実施を検討

Posted July. 26, 2025 08:37,   

Updated July. 28, 2025 19:08


政府の医学部増員政策に反発して、昨年から授業を拒否して留年対象となった医学部生たちが、8月に復帰し、来年3月に正常に進級する。実習のため、8月に卒業する本科4年生と一部の本科3年生を除いた未復帰の医学部生の大半は、6年間の医学部教育課程を5年半で終えることになる。

教育部は25日、「医学部生の復帰および教育に対する政府立場」を出し、医学部生が今年2学期に復帰できるよう各大学の学則変更などを許容すると明らかにした。政府は、トリプリング(24、25、26学番が同時に授業を受けること)事態を避けるため、休みなどに追加授業を受けるやり方で授業欠損を最小化し、2学期の復帰の扉を開いている。

8月に卒業する本科3、4年生のため、保健福祉部は医師国家試験(国試)の追加実施を検討することにした。こうなれば、激減していた医師の新規排出も円滑になるものと見られる。

これで医政対立にともなう医学部生の授業拒否は、1年6ヶ月ぶりに事実上幕を下ろした。結果的に医学部生は大きな被害なしに進級し、国試の機会も追加で得ることになり、特恵論議は避けられないものとみられる。医政対立により国民のみ被害を受けたという批判が高い中、教育部は「医学部教育は国民の健康と生命維持に直結するだけに、よく教育を受けられるよう包容してほしい」と明らかにした。


崔예나 yena@donga.com