はじめての週末だが、ゆっくり休んではいられない。今日(20日)は、日本からの貿易・投資ミッションが短時間ながら来訪する。日本の関連企業、商社、銀行、政府機関などで構成する代表団が、夕刻6時にダカールから到着する予定である。
一行にはそのまま私の公邸に来てもらい、コートジボワールの財界や産業界の人々を招いたレセプションを行うことで、日本とコートジボワールの貿易・投資関係をどのように進めていくか、じっくり意見交換をしてもらおうとの段取りである。
大使館のスタッフは全員出勤。会場に机を並べて花を飾り、カクテルとビュッフェの準備を整え、夕刻の開始に備えていたところに、連絡が入って、ダカールからの到着便が4時間遅れだという。これではレセプションに間に合わない。落胆する間もない、招待したコートジボワールの財界・産業界のトップがやってくる。何とか辻褄を合わせなければならない。レセプションの趣旨を、私の信任状奉呈が済んだことについての祝賀会に変更して、ともかくも格好をつけよう。
夜8時から、お客さんが続々訪れる。きちんとスーツ、ネクタイに身を包んだ紳士たちが、私に丁寧な挨拶をする。コートジボワールの、経団連、貿易振興会、商工会議所、外国投資受入れ公社、開発資金調達機関、といった組織の人たちである。
日本のミッションが到着できなかったことを、私から一人一人に陳謝する。日本のミッションに説明しようと、資料を用意してきた人々もいて、コートジボワール側は大変力が入っていたのに、全く申し訳ない事態となった。
私がマイクを持って挨拶。信任状奉呈がかくも早く実現したことは、コートジボワール側の熱意と捉えている、今回は残念だったが、是非とももう一度、本格的なミッションを実現したい、経済交流の促進のため一緒に働きたい、と述べる。皆が温かく拍手してくれた。気持ちは伝わったようだ。
レセプションを終えたところで、一行を乗せた便が空港に到着したとの連絡が入る。一行は、朝2時発の便で、次の訪問先に向かわなければならないので、アビジャンの市内に入る時間はない。夜11時であったが、挨拶のために空港に向かった。
空港の待合室で、一行の皆さんと歓談。コートジボワールの経済規模は西アフリカで格段に大きいので、いずれはビジネスを復活させたい、との共通の見解。しかし、政治的な安定が必須条件である。大統領選挙が恙なく行われ、安定した政権ができあがるかどうかが、復活の是非についての判断を左右するとのこと。やはり、11月末の大統領選挙が、重要な節目となるようだ。いろいろな政治的な困難はあっても、二国間の経済関係の促進のため、この大統領選挙だけはきちんと済ませてほしい。大使として、コートジボワール側に、この事情をよく説明して、働きかけていかなければならない。
一行にはそのまま私の公邸に来てもらい、コートジボワールの財界や産業界の人々を招いたレセプションを行うことで、日本とコートジボワールの貿易・投資関係をどのように進めていくか、じっくり意見交換をしてもらおうとの段取りである。
大使館のスタッフは全員出勤。会場に机を並べて花を飾り、カクテルとビュッフェの準備を整え、夕刻の開始に備えていたところに、連絡が入って、ダカールからの到着便が4時間遅れだという。これではレセプションに間に合わない。落胆する間もない、招待したコートジボワールの財界・産業界のトップがやってくる。何とか辻褄を合わせなければならない。レセプションの趣旨を、私の信任状奉呈が済んだことについての祝賀会に変更して、ともかくも格好をつけよう。
夜8時から、お客さんが続々訪れる。きちんとスーツ、ネクタイに身を包んだ紳士たちが、私に丁寧な挨拶をする。コートジボワールの、経団連、貿易振興会、商工会議所、外国投資受入れ公社、開発資金調達機関、といった組織の人たちである。
日本のミッションが到着できなかったことを、私から一人一人に陳謝する。日本のミッションに説明しようと、資料を用意してきた人々もいて、コートジボワール側は大変力が入っていたのに、全く申し訳ない事態となった。
私がマイクを持って挨拶。信任状奉呈がかくも早く実現したことは、コートジボワール側の熱意と捉えている、今回は残念だったが、是非とももう一度、本格的なミッションを実現したい、経済交流の促進のため一緒に働きたい、と述べる。皆が温かく拍手してくれた。気持ちは伝わったようだ。
レセプションを終えたところで、一行を乗せた便が空港に到着したとの連絡が入る。一行は、朝2時発の便で、次の訪問先に向かわなければならないので、アビジャンの市内に入る時間はない。夜11時であったが、挨拶のために空港に向かった。
空港の待合室で、一行の皆さんと歓談。コートジボワールの経済規模は西アフリカで格段に大きいので、いずれはビジネスを復活させたい、との共通の見解。しかし、政治的な安定が必須条件である。大統領選挙が恙なく行われ、安定した政権ができあがるかどうかが、復活の是非についての判断を左右するとのこと。やはり、11月末の大統領選挙が、重要な節目となるようだ。いろいろな政治的な困難はあっても、二国間の経済関係の促進のため、この大統領選挙だけはきちんと済ませてほしい。大使として、コートジボワール側に、この事情をよく説明して、働きかけていかなければならない。
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