室兼林道『そらふさがり』までグラベルライド(犬山〜七宗)
11月の三連休。奥様が東京の友達に会いに行ってしまったので、取り残された私は、いつもなら一人旅に行くところですが、あいにくお金がない。
家にいても特にやることがないので、リハビリのつもりで自転車に乗ることにしました。
あ、しれっと自転車をグラベルロード(タイヤが太くて砂利道とか走れるやつ)に買い替えました。自転車の紹介は別記事で、気が向いたらします。
5時半に起床。7時に家を出発。
朝の犬山城下は人少なくて良きです。
ホテルインデゴ(旧名鉄犬山ホテル)の前の通りが朝市のようになってました。インバウンドの宿泊客に需要があるようです。
ツインブリッジを渡り鵜沼へ、朝ごはんを調達します。
パンを3つ買って750円。お得価格。
パンをパンパンにつめる
今度はパン用のサコッシュか何かを用意したほうがいいね。
国道21号を美濃加茂方面へ、坂祝でサイクリングロードへ避難。高校生のママチャリに抜かれる。
太田橋のたもと(リバーポートパーク)で買ったパンを食べる。広場でフリマ系のイベントがあるのか、キッチンカーやらが来ている。ホットコーヒーを頂きたかったけど、まだ準備中でした。
パンを2つ食べ終える。調子が出なかったら引き返そうと思っていたけど、まだ朝9時前だし、今日は目的地があるのでライド続行。
美濃加茂から川辺へ、飛騨川沿い国道41号を北上し、七宗の道の駅を目指します。ロードバイクのおじさんに抜かれる。
地味な斜度の道が続き、すでにバテ気味。昔はなんともなかった坂道に殺されかけている。
七宗の道の駅で30分休憩。自販機でスポドリを買い足す。バイカーが多い。
国道41号から外れて、七宗の町役場前の狭い道を通る。
県道から外れて町道へ。
今日の目的地は、町道からさらに逸れて、林道の奥深くにあると言う。Googleマップの経路検索で引っかからないので心配でしたが、しっかり看板がありました。
「携帯電話は使えません」の文字にビビる。クマが出てきたらどうしよう。
アドベンチャー感
林道に入った途端、空気が冷たくなる。とても涼しい。スマホはしっかり電波が届かなくなりました。強制デジタルデトックス。
(大きめの石はどかしておいた)
飛騨川木曽川があれだけミルクティー色だったのに、とても澄んだ色をしている。
そらふさがりとは、地元の呼称で、巨大な岩盤の真ん中を通る「切り通し」のことでした。
かつては「七宗森林鉄道」が走っていて、通ってきた道は鉄道敷の跡だったわけです。
今やSNSで映えスポットとして少し有名になりましたが、道幅が狭く路面状態も悪いので一般車では通らないほうがいいかも…ジムニーとかで行く人もいるようですが。
林道のさらに奥はどうなっているのだろう?どこに続いているのだろう?という好奇心はありましたが、遭難して帰って来れなくなるのが怖かったので引き返します。
実際のところ、国有林の看板が目印としてあり、その奥は通行止めゲートが設置してあるようです。だったらそこまで行けばよかった。
国道41に戻ろうと思ったけど、来た道を変えるのがあまり好きではないので、別ルートで帰り道を探します。気がつけばもう12時半。
神渕地区から間見峠を経て美濃加茂市三和地区へ抜けます。
間見峠、以前通った時は余裕だったのに、脚が売り切れてしまい押して歩くハメに。雑魚雑魚。
13時半過ぎ、美濃加茂市健康の森にトイレ休憩で立ち寄る。美濃加茂市街でお昼にしたかったけど、時間も遅いし健康の森の食堂で食べることに。
あまり期待していなかったけど、高速のSAクオリティくらいのカツカレーで美味しかったです。
自宅まで25km。実家まで13km。
脚がもうオワコンなので、とりあえず近い方へ実家を目指してダラダラ帰途につくのでした。
(実家で休憩して、回復したら自宅まで帰ろうとしたけど、結局眠りこけてそのまま実家に泊まった。)
おしまい
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