梅ヶ島温泉郷 泉屋旅館に泊まる
学生時代に日帰りでよく来ていた梅ヶ島温泉ですが、社会人パワーで旅館に泊まってみました。
前回の記事はこちら。自転車で山登りをして、黄金の湯に入りました。
黄金の湯は、梅ヶ島温泉郷の「新田温泉」になるのですが、今回泊まるのは、梅ヶ島温泉郷の最奥、本物というと失礼かもしれませんが、本物の「梅ヶ島温泉」街の旅館です。
黄金の湯(日帰り温泉施設)からは、4kmほどさらに狭小路を進んでいきます。
何軒かの趣深い旅館が立ち並ぶ温泉街が見えてきました。
今日泊まるのは、「泉屋旅館」さん。同行者が「じゃらん」から予約してくれました。
駐車場は、旅館の玄関前のみ。縦列駐車なので、チェックイン後に出かける予定がある人や朝早い人は手前に停めれるよう頼んだほうがいいかも。
車3台でご迷惑おかけしました。
若女将とおチビちゃんにお出迎えしていただき、チェックイン、お部屋までご案内いただく。
隣のお部屋が食事会場(個室食)
旅館のお茶が美味しいのも静岡旅行の魅力です。
ちゃんと茶請けのお菓子があるのも嬉しいですね。
窓からは色付いた山肌と安倍川が見えます。
川側のお部屋にしてくださった泉屋さんに感謝。
ちょっと川の音が大きすぎるのも、川沿いの宿の醍醐味でしょうか?
館内も40年タイムスリップしたかのような昭和が押し寄せてくる雰囲気。でも掃除が行き届いていて居心地がいいです。
お夕食の時間までまだあったので、1回目の旅館風呂へ。さっきも温泉施設で入ったけど、それとは別モノ。旅館の風呂こそ我々が求めていたモノ。
お風呂場は玄関から上がってきた階段と別階段で1階へ。
奇抜な色合いのクッションフロア。
黄金の湯より明らかに硫黄のにおいが強く、源泉感を感じる温泉は、もちろん掛け流し。
そもそも黄金の湯とは、源泉が違います。
年季を感じる大浴場は、温度が異なる2つの浴槽、熱い方でも42℃くらい?ちょうどいいです。
露天風呂もあるようでしたが、閉鎖中でした。
温泉に浸かった後は、お待ちかねのお夕食。
お刺身、小鉢、鴨ロース、鮎の塩焼き、鍋物、焼物、とろろ……とても豪勢。
シカかボタンかジビエ系の鍋物かと思ったら、梅ヶ島地区で飼育されている軍鶏のお肉でした。
地元産のワサビ。梅ヶ島温泉に来る途中の、静岡市葵区有東木地区が、ワサビ栽培発祥の地なのです。多めにお刺身につけても変にツーンと来る感じがない!
チューブじゃないワサビ…高級品ですよ!
写真撮るの忘れましたが、「臥龍梅」と「磯自慢」地元静岡の日本酒もいただきました。
食事から帰ったら、布団が敷かれてました。
おじさん3人川の字。
明朝、5時半に目が覚め、6時にひとり朝風呂に行く。朝風呂をひとりじめするのが好きなんだけど、タイミング悪く他の宿泊客が団体でいる。
ご老人は朝風呂好きね。
他2人が起きたので、朝食。わりとシンプルめ。
ウインナーは御殿場あらびきポークか、ちょっと高級なお味。
9時前にチェックアウトして、梅ヶ島温泉郷を散策。
源流はさらに奥。三段の滝という所までは車で行けるそうだが、そこから先は山歩き。
今年の紅葉は1週間ほど遅かったけど、ちょうどベストな頃合いだったようです。
こんな山肌から温泉が出てるものなんですね…
数字の札が地面に刺さっている。
ゲートで封鎖されてますが、昔は洞窟露天風呂があって入れたらしい。源泉掛け流しどころか、源泉直入り。
旅館街からさらに上段にも数軒の旅館があります。梅薫楼という旅館の横が、路線バス「しずてつジャストライン」の終点。
梅ヶ島温泉郷まで離合不可能な狭小路&急坂だらけなのに、土日祝日は1日5往復も便が出ております。
梅ヶ島温泉郷のさらに奥へ進むと、豊岡梅ヶ島林道があり、山梨県の身延へ道が続いているのですが、台風による土砂崩れで通行止め。
かつては関東方面から山梨側の道をつかって梅ヶ島温泉に来るお客さんもいたようなので、早めの復旧が待たれます。
奥静岡梅ヶ島温泉、静岡とは中々縁遠くなってしまいましたが、数年に1回くらいは再訪したいですね。
おまけ
静岡と言えば「さわやか」。お昼は、さわやか瀬名川店で打ち上げ。
みたいになっちゃった…
ビビンバがね…美味しいんですよ…
おわり
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