大相撲名古屋場所 玉鷲が殊勲賞 40歳8か月の三賞は最年長記録

大相撲名古屋場所の三賞選考委員会が開かれ、今場所、横綱を破って2桁勝利を挙げた40歳の玉鷲が、およそ3年ぶりに殊勲賞を受賞しました。40歳8か月での三賞受賞は最年長の記録となります。

三賞選考委員会は27日、名古屋市のIGアリーナで開かれました。

殊勲賞:玉鷲・琴勝峰

玉鷲 10日目に横綱 大の里に勝利

【殊勲賞】
殊勲賞は40歳の玉鷲が受賞しました。玉鷲は10日目に横綱・大の里を破り、今場所11勝4敗の好成績を残し、優勝した令和4年の秋場所以来、3回目の受賞となりました。40歳8か月での三賞受賞は平成26年九州場所で40歳2か月だった旭天鵬を上回り、最年長の記録となりました。

また、初優勝を果たした琴勝峰が初めてとなる殊勲賞を受賞しました。

玉鷲「とにかくうれしい 15日間楽しく過ごすことができた」

最年長での三賞となる殊勲賞を受賞した玉鷲は「とにかくうれしい。優勝への気持ちはあったが15日間楽しく過ごすことができた。来場所も玉鷲らしい荒々しい相撲を取って行きたい」と笑顔で話していました。

敢闘賞:草野・琴勝峰・藤ノ川

【敢闘賞】
敢闘賞は優勝を争った草野と琴勝峰が受賞しました。

新入幕の草野は初めて、琴勝峰は優勝争いに加わったおととしの初場所以来、2回目の受賞です。

また、千秋楽に勝って10勝をあげた新入幕の藤ノ川が初めてとなる敢闘賞を受賞しました。

【動画】草野「場所前はダブル受賞は考えられなかった」

敢闘賞と技能賞を受賞した新入幕の草野は「15日間のおまけだと思っている。場所前はダブル受賞は考えられなかった。新入幕で自信になったが、もっと前に出たい」と率直に話していました。

藤ノ川「三賞は夢の一つでもあったので取れてよかった」

新入幕で敢闘賞を受賞した藤ノ川は「勝てば受賞と知って気合いが入った。今場所は場所前の稽古がよくできたことが、この成績につながった要因だと思う」と話した上で、父で元幕内・大碇の甲山親方も達成していない三賞を受賞できたことについては「三賞は夢の一つでもあったので取れてよかった。来場所に向けては体重を増やして前に出る力をつけて挑みたい」と意気込んでいました。

技能賞:安青錦・草野

【技能賞】
技能賞は持ち味の低い姿勢からの攻めで11勝を挙げた安青錦と、新入幕ながら好内容の相撲を取った草野がともに初めて受賞しました。

【動画】安青錦「来場所にこの経験を生かしたい」

技能賞を受賞した安青錦は「優勝がかかっていたので、相撲を認めてくれたのはあるけど、もっと強くなりたい気持ちだ。優勝をつかめなかった悔しい思いのほうが強い」と琴勝峰との優勝がかかる一番で敗れた悔しさを淡々と語りました。その上で「まだ21歳なので自分の相撲人生はこれからだと思う。すごくいい経験をしたので来場所にこの経験を生かしたい」と早くも来場所以降を見据えていました。

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