ありがとう丸の内TOEI 「仁義なき戦い」「トラック野郎」…最後の直営劇場 建て替え後は商業施設に

[ 2025年7月28日 05:00 ]

閉館した丸の内TOEI(撮影・大城 有生希)
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 丸の内TOEIは1960年9月20日、東映の本社ビル「東映会館」の完成と同時にオープン。2スクリーンを備え、当初は「丸の内東映」で邦画を上映、「丸の内東映パラス」で洋画を上映した。04年に名称を現在の「丸の内TOEI」に統一。1つの映画館が複数のスクリーンを持つシネコンが主流となった中でも、銀座の映画館としてファンに親しまれてきた。

 初めて上映された作品は、大川橋蔵主演の「海賊八幡船」(監督沢島忠)。以降、片岡千恵蔵や市川右太衛門の時代劇や「仁義なき戦い」などのヤクザ映画、「あぶない刑事」など2400以上の東映作品を上映。キャストによる舞台あいさつや「トラック野郎」などのイベントが劇場前で実施されることもあった。

 人気作の公開初日には劇場前に長蛇の列も。09年にアニメ「ONE PIECE」と「仮面ライダー」の新作が同日公開された時には、東映会館を1周するほどの行列で社員が交通整理に駆り出されたこともあった。

 丸の内TOEIは国内大手映画会社が持つ最後の直営劇場だったが、東映会館の老朽化による再開発と本社移転を受け今年1月に閉館が決定。建て替え後はホテルや店舗を中心とした商業施設が建設され、映画館はなくなる。

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