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自分自身の不調に気付く方法

本日は、自分自身の不調に気付く方法、というテーマでお話しします。

なかなか自分が今調子が良いのか悪いのかよくわからない人が多いみたいですね。
精神科の患者さんは結構多いです。
今は通院する状況ですか?
今の私どうなんでしょうか?
という質問もコメント欄で来ます。

色々な方法があるんですけど、益田流にここをこういう形で押さえたらいいよ、ということをお話ししようと思います。

◾️セルフモニタリング能力

まず自分自身の不調に気付くというのは、セルフモニタリング能力と呼んだりします。
セルフモニタリングする力。
自分の状態がどれぐらいなのかわかる力。

人生や人間の身体はドラクエみたいに、ドラクエというと古いかもしれないですけど、ゲームみたいにHPとかMPが見えるということはないんですよ。
数値化できないものの中で今どれぐらいなんだろうということを把握しなければいけないんです。

だいたい不調のときは感情の起伏が激しかったり、動悸がしたり、肩こりや腰痛、身体症状ですね、身体の症状が出たり、胃腸、下痢や便秘、暴飲暴食、不適切な行動、健康的じゃない行動、アルコール、ギャンブル、不倫、色々ありますね。
こういうことをしがちです、調子が悪いときというのは。
こういう自分の行動が今ちょっと冷静じゃないな、合理的じゃないな、と思うと、それはすなわち調子が悪いという証拠だったりします。

◾️じゃあ今やるべきことは?

じゃあどれくらいやばいの?
自分が変だということがわかります、じゃあどれぐらいやばいの?
調子が悪いというのはわかってるよ、だけど今自分がやるべきことは何なの?
それは通院するレベルなんですか?
全部休めと医者は言うかもしれないけど、それじゃ困るよ。
と皆さん思うと思うので、そこもお話ししようかなと思います。

能力を見極めて、今の自分の日中のスケジュール調整、スケジュールや計画を立て直すということなんですけど。
会社やビジネスと一緒で、僕らの人生であっても、目標、目的、計画を立てて、行動して、それを修正していく、この流れを繰り返すということは変わりはないんですけれど。
ビジネスだろうが人生だろうが一緒なんですけど。

じゃあ実際こういうのを見て、スケジュール変更しようとしても、最初はたぶんどれくらいの塩梅かわからないと思うんです。
これぐらいの肩こりだから、今日は1時間長めに寝たほうがいいなとか、それは個人差があるのでわかりにくいと思うので、最終的にはここまでいけばいいんですけど、なかなかいけないと思うので、その前段階の話をしようと思います。

◾️マインドフルネス

僕がお勧めするのが座禅です。
マインドフルネスと呼ばれる技法を取ることが大事です。

今、目を閉じて深呼吸をしてもらう。
目を閉じて深呼吸をしていく中で、この状態を5分間維持できるかどうかをまず確かめてください、と僕はいつも言ってます。

呼吸をゆっくりしていけば心臓の動きもゆっくりになるんですよ。
心臓の動きもゆっくりになれば、頭の中も自律神経的に引っ張られて、心臓や呼吸に引っ張られて、頭も冷静になっていくんですけども、リラックスできるんですけども、この動作をやれるのか、これがポイントなんです。

調子の悪い人だと5分できないですね。
色々な理由をつけて、いやこんな時間もったいないよ、仕事のメールチェックしなければとか色々な理屈をこねて5分できないです。
だから5分もしできないのであれば、それは今すぐ休んだ方がいいし、このマインドフルネスが5分できないのであれば、通院してもいいと僕は思います。
5分未満であれば、これは結構やはり危険信号って感じですね。

30分以上できるのであれば、自分なりのアイデア、30分できたらその30分の間に呼吸が整って、頭の中もクリアになって、自分がやるべきことが見えてくると思うんです。
30分以上できるのであれば問題ありません。

ただ5分以上はできるけれど30分未満の場合は、行動を取る、計画を立てる段階じゃなくて、自分と向き合ったり、学びの段階だったりします。
そういうことです。
こういうことです。

5分未満の場合は、休む、助けを求める、従う、とにかく自分の自己肯定感を高める、あまり自分のことを責めたりしない、ということが大事です。

5分以上30分未満の場合は向き合う感じです。
自分と向き合って、自分のことを考えたり、頭の中を整理したり、必要に応じて学びをする。
学びとは何かというと、論理的かつ倫理的なことを、論理や倫理に関係することを、科学や哲学、道徳に関係することを学ぶのがいいと思います。
それが基礎教養というか、知恵が身につく方法、最短なので、あまり会社や仕事、そういう学びというよりは、実学というよりは、こういう学びをすることで人生と向き合うというフェーズですね。
30分以上できるようになってくればいいのかなと思います。

僕はマインドフルネスの説明をするとき、あまり難しい説明というか、価値観的な部分、思想的な部分をあまり話してこなかったんです。
それなぜかというと、みんな知ってると思ってたんですよ、そもそも日本人だったら。
禅や仏教のこと、日本人であれば身体の中に流れていると思ったので説明しなかったんですが、そこも本当は説明しなければいけなかったということが最近わかったので説明をもう一回しようと思います。

このマインドフルネスは最初はいいんですよ、これだけで。
だけどこれだけでは退屈だったり、様式美というのを人は求めるんですよ。
そういうのがあるじゃないですか。
スポーツジムに通ってるとき、最初は靴とか格好とかどうでもいいんだけど、だんだんやってると、おしゃれをしたくなるんですよね。
かっこいいシューズを履いたり、かっこいいスポーツウェアを着たくなりますよ。

それと一緒で、マインドフルネスをやっているときに、もうちょっと様式美にこだわりたくなると思うんです。
様式美とは何かというと、この美徳だったりするということです。
一期一会を大事にする、侘び寂びを大事にする、日本人的な価値観ですね。
諸行無常、もののあはれ、色々ありますけど、そういうことなんです。

考えながら、全ての物事はひとつの道に通じるんだな、歴史は変わっていくけど循環してるな、命はめぐってくるな、自分が生まれてきたことは奇跡に近いな、奇跡は素晴らしいな、嬉しいな、生まれてきてよかったな、そういうことと言えばそういうことなんですけど、そういうゴールを目指すというのも大事ということになります。

そういう様式美を背景に持っていく。
スポーツジムに行くと、健康的な人、ムキムキな人をいいなって思うような感じで、マインドフルネスするときは、そういう価値観、そういう風な心持ちを持てること、過酷な運命の中にあっても、自分の命に感謝できる状態を目指すというのがいいのかなと思います。

ということで、今回は自分自身の不調に気付く方法というテーマで、セルフモニタリングの重要性、マインドフルネスの話をしました。

◾️本日の宿題

皆さんもセルフモニタリングを今回してみて、やってみた感想、普段よく何度もこの話をしているので、普段こんな感じでセルフモニタリングしてるよということをコメント欄で書いてもらえるといいかなと思います。

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コメント

1
mina
mina

過酷な運命の中にあっても、自分の命に感謝できる状態を目指すと言う言葉が心に残りました。

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自分自身の不調に気付く方法|精神科医 益田裕介
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