この街の犯罪者たちがおそれる闇の女仕置き人。
黒いマントに身を包み鞭を武器に悪党どもを成敗する謎の美女。
その正体は誰も知られていないが、人々はいつのまにか彼女のことを「黒い貴婦人」と呼ぶようになった。
今日も悪党を追いかける黒い貴婦人。深夜のビルの屋上に追いつめる。ビシッ!黒い貴婦人の鞭が炸裂する。
「ぎゃぁー」悲鳴を上げてのたうち回る悪党。
「逃げても無駄よ。観念するのね」無慈悲に言い放つ黒い貴婦人。
「ひいいいっ、かっ勘弁してくれっ」無様にはいつくばり命乞いする男。
「ふっ」惨めな格好の男に一瞬気を緩める貴婦人。しかしそれが命取りになった。
バッ!一瞬の隙をつき男が飛びかかる。
「あっ!」不意をつかれタックルを決められる黒い貴婦人。もつれて地面を転がる二人。必死に鞭を振おうとする女仕置人だか、男にかっちり手首をつかまれてしまう。
「へへへっ、鞭さえ無ければお前なんてただの女だぜ」男は黒い貴婦人の腕を後ろ手にねじり上げる。
「くっ」こうなっては力で劣る貴婦人は不利だ。男に羽交い締めにされ、身動きできない。
「このアマ。散々鞭でいたぶってくれたな。この償いは体で払ってもらうぜ」残忍な笑みを浮かべる男。黒い貴婦人の官能的な肉体を抱きしめ、すでに興奮を高めている。
(こいつ近くで見ればずいぶん色っぽい顔していやがる。しかもなんて体つきだ。たっぷりと楽しませてもらうぜ)
逞しく勃起したペニスを黒い貴婦人の背中に押し付ける男。
「うっ」マント越しに汚らしい肉塊の固さと熱さを感じ、たまらずのけ反る女仕置人。
「くくくっ、なにが貴婦人だ、この淫乱売女め!こうして欲しくて、こんな格好をしているんだろう」
黒い貴婦人を嘲ながら、後方から手を回し股間をいじる。
「あうっ」たまらず声を上げる貴婦人。
「なにが『あうっ』だ。おめぇのオ○ンコは大喜びしてるぜ」下種なセリフをはきながら、黒いエナメル越しに貴婦人の性器を責める男。
「乳首がカチカチにおっ立ってるぜ」もう一方の手で、貴婦人の豊満な乳房を鷲掴みにする。
二ヶ所の弱点を同時に責められては、さすがの黒い貴婦人も為す術が無い。
「ああんっ」官能的なあえぎ声を漏らしながら、首を振り悶える。
「ふふふっ、苦しいか?今すぐに楽にしてやるぞ」巧みな指さばきで貴婦人のスリットに刺激を与え続ける男。抜群のプロポーションを誇るその体は、貴婦人の心を裏切り、背徳の快楽を求め始めた。やがて黒いエナメルに包まれた秘園から、芳醇な愛の蜜が溢れ、白い太股を濡らしながらブーツの中へと流れ込んでいった。
男を仕置きするために登場したはずの黒い貴婦人だが、今や二人の立場はすっかりと入れ替わっていた。戦意喪失した上、無様に愛液を垂れ流しながら、男のなすがままにされる貴婦人。
一方、男は伝説の女仕置人を屈服させ、その身を自由することでたまらない征服感を覚えていた。
このまま黒い貴婦人は男の淫欲の餌食になってしまうのか?

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