【帰ってきた!ダンカンが訪ねる 昭和の侍】大橋穣さん、王の120メートルフライを遊飛にしちゃった

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 --はい、本当にデータじゃなくて?

 「いや、その後、あのシフトしてないですよね(笑)」

 確かに! 野球はやはりミステリーだ!!

 --ミステリーっていえば、どれだけ守備がうまかったんですか!? 打率2割少々、規定打席ただ一度(72年)で5年連続ベストナインって、ありえない。まさにミスター守備ですよね

 「ベストナインは言わないで、恥ずかし~。でも言い訳だけど、プロに入って大学時代と同じ長距離打法でやらせてくれたら…。いや、これは愚痴になるからカット!」

 本心ポロリで照れる大橋さん…。

 --強肩だから内外野の区切りの扇状の芝が、本拠地では三遊間だけ深く変形してましたよね

 「土の方が踏んばって放れるからね」

 最後に意地悪な質問を、ムフフ。

 --広島の菊池が、近代では珍しく深く守って名手ですよね?

 「うまいね!」

 --ズバリ、大橋さんとどっちが上ですか?

 「えっ、さあ?」

 笑ってごまかしたけれど、瞬間的にとったスナップスローのしぐさが全てを物語っているのを、俺は見逃さなかったのだ!! よっ、大橋内野手、日本一!!

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