国内外に極めて厳しい課題が山積する中、国政を停滞させてはならないとの強い思いから、自分自身の今の立場も理解した上で、敢えて申し上げたい。選挙で3連敗した責任はうやむやにできないし、すべきでもない。ケジメは必要であり、兎にも角にも総裁選をやるべきである。
もし石破総理が使命感を感じておられるなら、むしろ総裁選に立候補し勝利して党内の基盤を確固たるものとすることを目指すべきではないか。党の再生、国の舵取りは、信任を得たリーダーでなければならない。党が極めて厳しい危機的な状況にある今こそ、党員全員参加のいわゆるフルスペックの総裁選を通じて党内の信任を得たリーダーこそが党改革、政治の再生、経済・外交の舵取りを行うべきである。確固たる基盤の上に、対外的にも、国内において野党とも、堂々と交渉できるのである。
有権者の極めて厳しい審判から1週間。この1週間の状況を見ても、ケジメを付けなければ国政の停滞は避けられず、民意を真正面から受け止めて党再生に活かすべく、総裁選が必要と考える。