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  • 埼玉クルド人問題　─ メディアが報道しない多文化共生、移民推進の真実
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石井 孝明
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埼玉クルド人問題　─ メディアが報道しない多文化共生、移民推進の真実 単行本 – 2024/12/18

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Xフォロワー20万人！のジャーナリストが住民の声や犯罪統計を基に克明レポート

外国人ヘイトではない！　実態は“不法移民”“偽装難民”

ネット・ＳＮＳで話題！
騒音、窃盗、暴力、性犯罪、事故多発、環境悪化─
増加する犯罪・迷惑行為

埼玉県民の声を聞け！　

“日本の自死”の始まり

住民の不安と恐怖 女性や子どもに迫る危険
ゴミ問題と公共マナー 汚れていく街
犯罪の増加 窃盗、暴力、事故で治安動揺
教育の崩壊 外国人増加により授業が成立せず
社会的孤立 排他的なクルド人コミュニティ
国際テロ組織の影 犯罪者が日本で活動？　

あなたの街にも起こる未来
今が問題解決の最後のチャンス！　

クルド人の一部による問題行為によって、治安が悪化し埼玉県民が困っている。
ところが行政、警察・検察は積極的にそれを取り締まらず、県民の苦しみを放置しているように思える。
メディアや一部の政治勢力は住民の悲鳴を聞かず、伝えないどころか、声を上げる人を「ヘイト」「差別」と攻撃する。
このクルド人らの大半は滞在資格がないのに「難民である」と嘘をついて日本にいる可能性が高い。
（はじめにより）
目次

はじめに　日本の「自死」の始まりか

第一章　埼玉県民の声──広がるクルド人の違法行為
異様なナンパと女性の恐怖
　拉致の危険を感じた女子高校生
　女子中学生がクルド人に襲われる
　取り締まらない埼玉県警
　話題にしづらく、実態把握できず
　女性の被害を止めるため、リスクを背負い報道
都市機能の麻痺──ごみと騒音に住民は苦しむ
　ごみだらけのアパートが点在
　掃除をしてもごみを捨てるクルド人
　夜のたむろで人通り消える
　公園で脱糞や放尿する幼児
　壊しても賠償したから悪くない？　奇妙な理屈
　日本人が地域外に逃げ出し始めた？
悪化する治安、地域社会で高まる不安
　救急病院をクルド人が暴動で止める
　治安崩壊が一部地域で発生
　突出して高いクルド人の犯罪割合
　「無敵の人」が埼玉で暴れ続ける
子供たちが怖い──非行増加と教育の崩壊
　学校にいかない子供たち
　「ヘンナガイジンガイル」日本人を脅すクルド人少年
　学校で広がる混乱、政府の無策が日本人の教育を妨害
　政府は調査もせずに、子供と親に滞在ビザ
　勉強で自分の未来を切り拓こうとする少年
「クルドカー」による命の危険
　クルドカーの暴走に日本人が苦しむ
　事故処理はあいまい、日本人が損ばかり
　高級車に乗る怪しいクルド人たち
　簡単すぎる運転免許の切り替え
壊れる解体業──「安物買いの銭失い」
　違法工事が告発で止まる
　解体業は急成長産業──数百億円をクルド人が取る？
　安さの理由は不明──不法投棄、不法処理の疑惑
　「立ち入り不可能地域」で産廃不法処理か
　クルド人を利用する日本企業の悪質さ

第二章　自分が外国人犯罪の被害者になる
クルド人による脅迫が続く
　「石井を殺す」と喚いたクルド人を埼玉県警が逮捕
　脅迫を続けるクルド人たち
　外国人管理制度が日本では適切に運用されず
訴訟による嫌がらせ、それでも逃げず
　クルド人、日本人からの訴訟
　「見ないことにする」関係者たちにいきどおる
　報道にたくさんの応援と支援

第三章　政府の失敗が埼玉県民を苦しめる
制度のミスを衝く「偽装難民」の疑い
　「本当にあなたは難民か？」
　難民申請で日本に居残る
　クルド人はトルコで迫害されていない
　出稼ぎで来日する人が大半
　在日クルド人の実数さえ日本政府は把握せず
　難民申請を悪用し居残るクルド人
多文化共生政策の危険
　日本人の優しさが危険をもたらす
　コロナ給付金十万円に歓喜するクルド人
　埼玉南部、「住みやすい町ランキング」上位から転落
　外国人に優しい街、誇るべき事だが
　「共生」を目指した市の責任
　外国人の移住を促進する必要はあるのか？
世界とつながる埼玉クルド人問題
　海外への発信、世界から反響
　世界のクルド人から大量の攻撃
　欧州のクルド人、治安悪化の原因に
　「大家族犯罪」が深刻になるドイツ
　テロ関係者を支援する日本人学者たち

第四章　在日クルド人の奇妙な生活
富を見せびらかす難民たち
　自慢する「フェラーリ難民」
　日本での快適な生活を捨てられない
　稼いだ金の行先は本国送金
　派手な無駄遣いをするクルド人たち
　金だけを考える生活は虚しい
自分中心の異様な思考
　他者の苦しみへの共感力の不在
　対立相手を汚い言葉で威嚇する
　「世界は一つ」になっていない
学ばない在日クルド人、子供を不幸にする
　数を数えられない人たち
　「アンカーベビー」、道具になる子供
　子供の人生の選択肢が限られる気の毒さ
　未来が見えないために苦しむ少女たち
　子供を不幸にするのは誰か？
埼玉にクルド系テロ組織の影
　トルコ政府、日本でテロ組織関係者が存在と公表
　来日クルド人歌手はテロ組織の幹部だった
　日本政府はＰＫＫをテロ組織と認定
　「お花畑」の日本、テロ組織に無防備
クルド人の言い分を聞く
　「悪いことをするのはトルコ人」？
　「僕たち悪い人ではないですよ」？
　「嘘をつきたくない」との声も
　被害者意識がゆがんだ認識を生む

第五章　問題をこじらせる日本人たち
知らないうちに移民開国──国の政策がおかしい
　国は言っても動かない
　「見て見ぬふり」をする疑惑
　問題を深刻に受け止めない経済界
　八十年前の外国人政策の失敗が今に影響か？
動かない、動けない現場の行政
　騒音がなぜとまらない？
　隙間だらけの規制制度、悪意の違反者に対応できず
　テロ組織の活動を容認？　埼玉県の異様な行為
　日本の法律・制度は外国人犯罪に対応せず
活動家と利権による混乱
　クルド人批判デモ、埼玉の雰囲気が険悪に
　「愛国者」たちの奇妙な気負い
　クルド人擁護で儲ける人たち
　人権派の奇妙な暴走
　問題に見え隠れする日本の政治家たち
ゆがんだ報道が問題を悪化させる
　「事実が報道されない」埼玉県民のメディア不信
　デマが作ったクルド人問題？　朝日新聞の嘘
　声を上げる人を批判──欧州の失敗を繰り返す？

第六章　日本の崩壊を今ここで止める
共生に失敗した西欧、過ちを繰り返す日本
　移民政策で国が壊れる
　西欧の失敗を追随する日本
　世界で広がる外国人政策のゆり戻し
埼玉の今は日本の未来を示すのか
　大量の外国人で街が変わる
　地域社会が日本でなくなる
欠陥が修正される外国人管理制度
　入管法改正、状況は変わるのか
　穴だらけの制度が変わる
　少しだけ動揺するクルド人たち
問題解決に立ち上がる埼玉県民
　「ツイデモ」で伝わる住民の本音
　ネットでつながり情報を交換
　外国人問題解決、意見を形にする
国を開く、負の側面を直視する
　「共生」の準備はできていない
　外国人による日本社会の破壊を認めるのか
　解決のために何をすればよいか
　日本と外国人の関係を考える熟議の時

おわりに　外国人の力を適切な形で日本に取り入れる
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出版社より

クルド人

「クルド人問題は日本人問題」なのだ。クルド人の問題行動は、日本人に多くの責任がある。安く発注する企業。取り締らない行政。その結果、埼玉県の人々が平和に、静かに生活する権利をおびやかされている。その流れを今、断ち切るべきだ。

そしてクルド人の解体業を見て分かることがある。外国人労働者の安易な受け入れは日本経済、日本人の利益にはならないということだ。「少子高齢化の日本で、労働力確保のために移民は必要だ」という主張がある。外国人労働者の大量導入で利益を得るのは一部の日本人と一部の外国人経営者のみで、損をする人ばかりということが、クルド人の解体業を見れば分かる。移民を増やそうという日本政府の政策によって、日本の経済にも社会にも悪影響が起きる。これは埼玉クルド人問題を分析すれば明らかだ。

川口市

私は国家や愛国心といった言葉や概念を恥ずかしがるべきではないと思う。破壊しようとする外国人、クルド人に、埼玉県民と、日本人が立ち向かっている。「故郷を守りたい。クルド人に日本人の女子中学生が暴行され、無免許、無保険の不法運転で若者が死ぬ。こんなことが許されますか」という川口市民の声は、当たり前の叫びだ。埼玉クルド人問題に日本全国から関心が集まっている。それは賢明な日本国民が、この問題に内在する日本社会の破壊の危険を気づいているからだ。

日本の世論の大勢も、私も「外国人の受け入れ」すべてに反対という頑迷な姿勢はない。差別、外国人排斥などの考えを持つ人は、ほとんどいない。今後多くの外国人が日本社会に増えていくという現実を前提に、「問題のない受け入れにはどうすればよいか」と、考え、主張しているに過ぎない。

外国人犯罪

埼玉クルド人問題は、外国人労働者の急増によって起こり得る危険な未来を予想するための、重要な先例になっている。今苦しんでいる埼玉県民を救い、そして日本の未来のために解決の先例を作る必要がある。

日本が西欧のように「自死」する前に、何をすべきか。本書の報告で示された情報を知り、できれば埼玉に行って現場を見て、読者の皆様に日本の未来を考えていただきたい。本書の執筆時点が、埼玉クルド人問題を解決できる、そして準備なき移民開国による日本の混乱を止める最後の時であると思う。

石井孝明

埼玉クルド人問題を悪化させている理由の一つがメディアの動きだ。現実をゆがめて伝えている。私は埼玉県民から大量の情報提供を受けるようになった。また街を歩き、おそらくこの一年半で二百人以上の埼玉県民と、クルド人問題について、対面で話し合い、ネットでやり取りしている。警察、行政、政治への不信に加えて、メディアへの批判も高まっている。

「クルド人、外国人をめぐる情報を、県も警察もメディアも伝えません。みんな仲良くやっていると嘘ばかり。性犯罪の報道、広報がないのは不安です。娘も幼いので引っ越そうと考えています。」【三十代女性】

西欧では移民・難民問題で、かつてその問題点の報道がほとんどされず、批判が「差別」として攻撃を受けた。特に、リベラル勢力が、政治的な対立に絡めて、それを行なった。それで自由な議論が阻害され、事実を国民が正確に認識することが遅れた。それが今の問題悪化の一因になっている。同じことが日本で起きつつある。メディアの異様な報道を、正当な批判によって止めなければならない。

【新字体・現代仮名遣い版】世紀の遺書 ―祖国よ栄あれ
[復刻版] 歴史 皇国篇
大東亜戦争で〝3000万人〟虐殺の大嘘　『ジャパンズ・ホロコースト』の正体　─ 日米19人の研究者が徹底論破
親が知らない 小学校歴史教科書の穴
日めくりアベノごろく
価値観の侵略から日本の子どもを守る
カスタマーレビュー
5つ星のうち5.0 1
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5つ星のうち5.0 1
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価格 ￥2,750 ￥1,650 ￥2,750 ￥1,760 ￥2,200 ￥1,650
内容紹介 ヒューマニズムは戦勝国による形式的な戦争裁判の中にはない。その裁判により鬼畜と断罪され、処刑された人々の魂の中にあった。遺された彼らの声は、偽りの戦後の空間に生きる我々の目を開かせてくれるに違いない。 本書は日本の国史教育の集大成であり、昭和20年に中等学校での使用が予定されていた。日本人であれば知っておかなければならない国史の流れが記述され、日米なぜ戦うに至ったか、という重要なテーマも含まれている。 米国で発売された『Japan's Holocaust』は反日プロパガンダ大全の歴史捏造本。「慰安婦性奴隷説」の二の舞を許してはならぬ。同盟国・米国の学界・言論界にモノ申す！昭和天皇と日本軍への不当な非難を正す渾身の書。 南京事件、慰安婦、朝鮮統治、日米開戦、原爆投下…小学生の歴史教科書には、信じられないほどの偏りが…このままでは日本の子供達の心が“間違った歴史教育”に奪われる。正しい歴史教育が、子供たちの未来を守る。 めくるたびに日本人を鼓舞するような熱い言葉や、クスッと笑えるユーモアあふれる言葉に会える。私たち日本人が決して忘れてはいけない安倍元総理の言葉を、似顔絵とともに31日の日めくりカレンダーにまとめました。 LGBT、夫婦別姓、多文化“強制”、SDGs、不法移民、GHQ憲法、自虐史観、皇室冒涜…グローバリズムの波に流されない子育て。自分の生まれた国を愛する気持ちは、家庭の中で育ませること。子育ては神事なのです。

商品の説明

抜粋

日本のメディアでは外国人労働者問題について「かわいそうな人を助けよう」と言う単純な視点の報道が多い。そして政府からは「共生を進めよう」というきれいごとばかり聞こえる。それらのような単純な見方では解明できない複雑な様相をしている。 外国人の在留制度の枠外にいて問題を起こし続ける在日クルド人の行動のおかしさを、外国人労働者の取材であらためて感じた。外国人との共生、外国人の人権を守ろうとするなら、ルール破りを容認してはいけない。それを放置すれば外国人に関係する制度全体が腐り、壊れていくだろう。

著者について

石井 孝明　いしい たかあき

1971年東京生まれ。
慶應義塾大学経済学部卒。
時事通信記者、経済誌副編集長、編集プロダクション経営などを経て、フリーランスのジャーナリストとして経済、
環境、金融問題を取材、執筆活動をしている。
情報サイト「with ENERGY」「journal of Protect Japan」を運営。
著書に『京都議定書は実現できるのか』（平凡社）など。

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著者について

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埼玉知事と埼玉県警の無能無策に腹が立ちます
星5つ中5つ
埼玉知事と埼玉県警の無能無策に腹が立ちます
日本人女子中学生に対する強姦致傷など様々な凶悪犯罪を繰り返す、中国人移民を犯罪率でさらに上回る不法滞在クルド人のために埼玉県川口市の治安が崩壊しているのはネット上様々な記事を読んで知っておりましたがここまで酷い状況だったとは想像していませんでした。 問題は悪夢民主党出身の無為無策な埼玉県知事と埼玉県警にあります、次回の選挙においてはまともな埼玉県民の皆さんは必ず投票して、この日本人を無視して不法滞在偽難民ばかりを擁護する知事を県庁から追い出すべきです。
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上位レビュー、対象国： 日本

  • reviewer
    5つ星のうち5.0 日本を移民国家にしてはならない
    2025年7月14日に日本でレビュー済み
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    以前からyoutubeで著者の解説を好んで聞いてきたため、本書はむさぼるように読んだ。フリージャーナリストという立場であり、まさに手弁当の上、命の危険にさらされながら、長期間にわたって川口のクルド人問題を取材し続けた信念に敬服したい。本書を読めば明らかなように、今や川口に住む日本人の生活は脅かされ、行政や警察ですら毅然たる対応ができていない。奥ノ木信夫市長は外国人問題について国の支援を求めているが、今さら何を言うのか。「多文化共生」を推進しておきながら、市の力で解決できないので国に泣きつくのは虫が良すぎるだろう。「多文化共生」も然りだが、「地方自治は万能」という思想も日本では有害だ。願わくば、著者には国会の公聴会に公述人として立ち、川口市の実態や、「多文化共生」の偽善を語ってもらいたい。なお、本書について見解を異にしたのは二点である。第一は地元選出の自民党・新藤義孝代議士はクルド人問題について、必ずしも迅速な対応はしてこなかったように思う。第二は保守・愛国勢力によるクルド人批判デモに触れた２１１頁以下の部分である。著者はこうした活動が地域社会にとっては迷惑だと断じるが、行動する人々がいなければ、この問題の重要性は社会に伝われない。とはいえ、やや余計なことを述べすぎたが、本書に対して☆５つの評価を贈る。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    役に立った
     レポート
  • Amazon カスタマー
    5つ星のうち5.0 わかりやすい
    2025年6月12日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    あくまで第三者目線で分析してまとめてくれているのでわかりやすいです。
    4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    役に立った
     レポート
  • Hyke
    5つ星のうち5.0 日本における共生のあり方を考える
    2025年6月15日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    著者は、金銭的な利得もなく、偶然巻き込まれるかたちで在日クルド人問題、特に川口周辺で顕在化する数々の問題の渦中に身を置いた。そのうえで、継続的に現場を取材し、実態を丹念に記録した姿勢には、深い敬意を表したい。
    本書で描かれる在日クルド人の実態は、日本の制度や社会規範と著しく乖離している。国家という後ろ盾を持たず、氏族的な結びつきに依存する彼らの生活は、教育や社会規律の共有が困難であり、日本社会との文化的な接合点も乏しい。「共生」という言葉が、理念先行の空虚なスローガンにすぎないという著者の指摘には、現場を知る者ならではの説得力がある。
    さらに、著者が示す通り、在日クルド人の中には、トルコ政府がテロ組織と認定するPKKとの関係が疑われる人物も含まれている。日本政府もPKKを正式にテロ組織と認定し、国際的にも警戒対象とされているにもかかわらず、国内ではこれを直接取り締まる明確な法的枠組みが存在しない。これは、安全保障の観点からも看過できない重大な空白である。

    こうした実態の放置は、制度設計の不備やメディアの報道姿勢だけに起因するものではない。私自身、強く感じるのは、日本政府が本来注力すべき治安維持・法執行といった「コア機能」には必要なリソースを投入せず、一方で「共生」や「多文化理解」といった抽象的な理念政策ばかりを膨らませているという現実だ。人的資源が限られている中で、本質的に不要な事業に時間と予算を浪費しているため、現場支援や入管行政、取締体制は慢性的な人手不足に陥っている。
    これは単なる移民政策の設計ミスではなく、国家が拡大主義的にあらゆる分野に関与し続けることで、社会全体のガバナンスが崩壊しかけているという、より根深い構造的問題であると私は考える。

    支援者や一部の弁護士の中には、クルド人を「人権」の名のもとに利用し、名誉毀損訴訟をするなどして問題解決を図ろうとする議員や住民に圧力をかけるような構図さえ見受けられる。こうした訴訟ビジネスとも言える動きは、本来の「支援」とは大きく乖離している。
    それでも支援者や報道たちはこの問題の根幹には目を向けず、地域住民が声を上げれば「差別」「ヘイト」のレッテルを貼って封じ込めようとする。地域との軋轢が深まる中、「共に生きるためには何が必要なのか」という根本的な対話すら避けられているのが現状だ。なお、子どもたちには何の罪もない。しかし、教育や保障のない環境に放置され、地域の子供たちと接点も持てず、結果として反社会的な境遇に追い込まれていく構図は、常識的に見て「虐待」に等しい。この点についても支援者の行動は不可解であり、クルド人が、他のマイノリティ問題同様にイデオロギーによって利用されている構図が浮かび上がる。（本書の中にも、日本語講師の話として、少ないながら熱心に学習するクルド人少年の話は出てくる）。

    後半では、入管法の改正によって一定の制度整備が進みつつあることも紹介されるが、これは表層的な進展に過ぎない。移民を受け入れるのであれば、シンガポールやUAEのように、厳格な管理とルール遵守を前提とした制度設計が不可欠である。理念ではなく、現実に根ざした対応が求められている。
    経済成長のために外国人労働力を導入するという方針には、人口減少という構造的事情から一定の理解はできる。しかしその一方で、国家が理念的な政策を次々と打ち出し、税金と人材を浪費しているという実態も深刻だ。高税を課すばかりで、民間の活力や生産性を高める努力がなされなければ、こうした問題は形を変えて繰り返されるだろう。これは決して埼玉や川口だけの問題ではない。どの地域でも、同じように起こりうる、極めて普遍的な課題である。
    16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    役に立った
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  • 考察
    5つ星のうち4.0 埼玉県民は、一読の価値がある
    2025年7月17日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    埼玉県民は、一読の価値がある
    役に立った
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  • 匿名
    5つ星のうち5.0 渾身のジャーナリズム
    2025年5月24日に日本でレビュー済み
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    平成に民主党が入管法を改正し、一意に就労出来る制度にしたため偽装難民が10倍に。
    国籍に関わりなく増え続け今日に至っており、川口のみの問題ではなく、全国的な問題と言えます。
    著者が様々な妨害に遭いつつも取材した渾身のジャーナリズムの本です。
    21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    役に立った
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  • ぬこ
    5つ星のうち5.0 不法移民に関してとても考えさせられるタイムリーな著書だと感じます。
    2025年4月1日に日本でレビュー済み
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    現在のフランス、イギリス、スウェーデン、ドイツ、アメリカなど不法移民が増えて犯罪行為や生活習慣の違いからくるルールの無視など治安悪化により地域住民に被害が多く出ている現状です。不法移民は入ってくるのは簡単だが追い出すのはとても困難であり、それを鑑みるとどうすべきかと考えさせられる著書であると感じます。埼玉県のみならず他の県も明日は我が身、そうならないために選挙に行って不法移民問題に言及している政党などを選ぶなど行動を起こすべきだなと感じました。
    33人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    役に立った
     レポート
  • Amazon カスタマー、
    5つ星のうち5.0 埼玉をスウェーデンやイギリスの様にしてはならない
    2025年4月7日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    Xで埼玉クルド人問題を知り、女性への暴行、ひき逃げ、逮捕はされても実刑判決に繋がらないなど心を痛める事実を知りましたが、正しい知識を知り本当に信憑性のある情報を知りたくこの本を取りました。ジャーナリストの石井さんが、しっかり実名は伏せ、具体的にどこで誰に何を聞き、何が起こった等しっかりと明記してくれています。移民を受け入れすると西欧のようにれレ○プ、暴力、騒音、治安の悪化に繋がる可能性大です。是非他の方もこの本を手に取り、今後の選挙や移民の方への対応を考えて頂きたいです。
    42人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    役に立った
     レポート
  • Amazon カスタマー
    5つ星のうち5.0 クルド人問題は大きな問題
    2025年3月10日に日本でレビュー済み
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    Xで著者のことを知りました。今後ともクルド人問題の取材・発信よろしくお願いします。
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