福井 敦賀の海水浴場で水難事故やイルカの被害に注意呼びかけ

本格的な海水浴シーズンを迎え、福井県敦賀市の海水浴場では、海上保安部や警察が訪れた人たちにチラシを配布するなどして水難事故の防止を呼びかけました。

呼びかけは27日、敦賀市の気比の松原海水浴場で行われ、敦賀海上保安部の職員や警察官など10人余りが参加しました。

そして、海水浴に訪れた家族連れなどに、海で遊ぶときは体調管理に気をつけることやライフジャケットを着用することなどを、チラシを配るなどして呼びかけました。

また、福井県では3年前から海水浴客が野生のイルカにかまれる被害が相次いでいるため、イルカを目撃しても近づかず、すぐに海から上がるよう呼びかけていました。

海水浴に訪れた女性は「子どもがいるので絶対に目を離さないようにして楽しみたいです」と話していました。

敦賀警察署地域課の河原史和課長は「海水浴客の皆様には自身と家族の体調を確認し、監視員の指示に従い、楽しい夏を過ごしてほしい」と話していました。

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