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吉高由里子 祖母の故郷・広島へ “語り継ぐ世代”として被爆者に寄り添う

2025年7月27日 5:00
吉高由里子 祖母の故郷・広島へ “語り継ぐ世代”として被爆者に寄り添う
吉高由里子さん
日本テレビとNNN各局が戦後80年の節目に展開している『いまを、戦前にさせない』プロジェクト。今回、自分たちの世代に何ができるのかを考えたいと、俳優の吉高由里子さん(37)が、祖母の故郷である広島を訪れました。

広島に住む91歳の八重子さん。11歳の時、広島駅の近くで姉と一緒に被爆。姉は約2か月後に被爆の後遺症とみられる症状で命を落としました。八重子さんは、これまで家族の前でしか自身の体験は話してきませんでした。その理由は、当時根強かったという被爆者への差別。「原爆症は伝染する」などの誤った情報が広がっていたため、自身の体験を話すことを、家族から止められていたといいます。そんな八重子さんは今年初めて、被爆体験を家族以外に伝えていくことを決意。そこにはどんな思いがあるのか。“今”だからこそ伝えたい思いを、吉高さんに話してくれました。

この模様は、27日午後6時からの『真相報道バンキシャ!』内で放送予定です。

そして広島市立基町高等学校では、生徒たちが平和について考え、後世に原爆の悲惨さを語り継いでいくために、生徒が被爆者と1対1で話し合い、「原爆の絵」を完成させていくプロジェクトに取り組んでいます。

今回、吉高さんが話を聞いたのは、内藤愼吾さん(86)と、その被爆体験をもとに絵を描く高校3年生の橋本一檎さん(17)です。原爆で家族を失った内藤さんから、周囲の状況、家族への思い、記憶にある情景など、何度も何度も話を聞き、絵を作り上げていった橋本さん。証言ができる被爆者がどんどん少なくなっている中で、このプロジェクトの意義を強く感じている橋本さんから、吉高さんが感じ取った思いとは。

この模様は、8月15日午後7時からの特別番組『真相報道バンキシャ!特別編“終末時計”を早める世界のトップたち』内で放送予定です。

最終更新日:2025年7月27日 5:00
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