「このまま、何もせんほうがええ」と拗ねてたけど、気が変わったので、ラサール石井氏が参院選に出馬する記者会見を文字起こししてみた。【全文無料】 (7/11追記あり)

 今回は、ラサール石井氏が社民党から出るに当たって去る6月30日に行った記者会見が興味深かったので、ちょっと書き起こししてみました。(理由に関しては、目次の後に書いてあります。)

ソースは、THE PAGEにて動画アーカイブが残っている、https://www.youtube.com/watch?v=xQf-n1KoNOo を使用しました。

免責事項

 本書き起こし文は、一切の根回しなしに勝手に行ったものです。
 公益性に鑑み・フェアユースの要件を満たしていると判断し、許諾作業をスキップして公開するものであり、全責任は、私・artanejpことArtane. (太田)にあります。

 また、見出し・小見出しは、私が独自につけたものです。

 この内容に関して、THE PAGE様及び、社民党・ラサール石井氏・ラサール石井候補の選対事務局など、関係者の皆様には一切の責任がございません。専ら、私にあります。


 本文章は全文無料で、お値段もつけないで公開しますが、もしよろしければ、他の文章で気に入られたものをお買い上げいただいたり、noteの「チップ」機能でご支援をいただけると、非常に助かります。

はじめに

 今回参院選、はっきり言って気乗りしないというか、「このまま 何もせんほうがええ…」という心境でかなり諦めてました。

 立憲民主党や共産党や国民民主党が議席を伸ばしても、その先にあるのは泥棒政治の悪化や人々への締め付けの強化、そして、石破政権がストップをかけようと必死に動いてる「戦争への道の時計の針」を再び・かつより過激に進め、人々の間の分断も貧しい人たちがより貧しくなる状況もエスカレートするだけだろう。

 「そういう人たち」に、大半の野党が仕切られ・その動きをそれぞれの野党の中で止めようと必死に頑張ってきた人たちが、上からの判断で強引に「排除」されるのが、ここ数年間・とりわけ、立憲民主党で本多平直先生がいわれのない濡れ衣を着せられて議員辞職と一時離党に追い込まれて以降、エスカレートするばかりでしたから。

 そして、「そういう人たち」は、ロシア・ウクライナ戦争を機に、この国の息苦しさ・大政翼賛会化を推し進めるばかりで、人々が自由に見てきいて考え物を言う事をとにかく攻撃していくばかりだ。

 そのような状況では、野党にも・自公でも岸田政権まで大きな顔をしてた(旧清和会/安倍派のような)人たちにも、政権をやってもらっては困るのだけど、でも、手も足も出ない。

 だから、「こんな国、滅ぼしましょう、原発で」(外山恒一)ではないけど、完全にやる気喪ってたし、野党も全滅しちまえ。とすら呪いを吐きたくなる日々でした。

 ただ、社民党から今回出馬してる、新社会党の甲斐正康(かい正康)候補が、非常に面白い人だと知り合いから紹介されて、少し掘ってみて、ちょっとやってみようか。と思い直しました。それも、公示日である、7月4日当日の朝に。

 で、ついでに…ということで、社民党のラサール石井候補の出馬記者会見(6月30日)の全録を聴いてみたら、非常に興味深いので、全文書き起こしと解説を書いてみようかと思い立ったのです。リハビリと言うか肩慣らしとして。

 今回、自動書き起こしソフトに大変にお世話になったので、テクニカルなことを最後に、ちょっとだけ書いておこうと思います。

書き起こし

 記載されてる時間は、当該動画の時間になります。
 なお、敬称は略させていただきます。

会見前のやり取りから。

00:00:00
 (ラサール石井候補:以下、「石井」)    (マイクを)人が持つ。
 (福島みずほ 社民党党首:以下、「福島」) そうですね。これが、メディアのマイクなので…
 (石井) はいはい。
 (福島) すいません。
 (??) メディアマイク、会場マイク、ピンマイク、お客様マイク…
 (石井) ん…ああ、なるほど。
 (福島) ピンマイクは私とあなたとで…
 (司会:服部良一/社民党幹事長・選対委員長:以下、「司会」) そうですね。
 (福島) はい。
 (司会) (腕時計を繰り返し見る)
 (場外から) 1分30秒前です

記者会見開始

00:01:50
 (場外) 時間です。
 (司会) はい、それでは皆さん、今日はあのー、お集まりいただきましてありがとうございます。
      ただいまから、ラサール石井さんの参議院全国区・比例区選挙の立候補のですね、記者会見をさせていただきたいと思います。
      えー私は、社民党の、幹事長ならびに選対委員長をしております、服部良一と申します。どうぞよろしくお願いしたいと思います。
      えー、それではまず冒頭、福島党首の方から、ご挨拶とご説明いただきたいと思います。
 (福島) はい。ありがとうございます。(マイクを取る)

福島みずほ党首挨拶

00:02:22
 (福島) どうも皆さん、こんにちはー。社民党党首・福島みずほです。
 本日は、えー、全国比例区から、ここにおります、ラサール石井さんの、えー、出馬記者会見を、行います。
 7月3日から、参議院選挙が始まります。そこで全国比例区で、ラサール石井さん、立候補、予定です。

 ラサール石井さんはご存知、お芝居や、それから様々なドラマや、それから、えー、いろんな発信・いろんなことを、されて、きました。
 政治を何とか、変えたい。このひどい政治を何とか変えたい。っていう、熱い、思いで、本当に頑張られた、方です。

 私自身も、戦争を扱った、お芝居や、映画など、よく、見てまいりました。

 そういう政治を変えたい!という、熱い思いの、ラサール石井さんが、今度、立候補を決意してくれた。
 ほんとに、嬉しく思っています。
 社民党から立候補してくれる。
 それも、ほんとに、嬉しく思っています。
 ラサール石井さん、必勝に向けて、全力で、頑張ると同時に、全国比例区で、社民党2人・3人・4人。当選者を増やして頑張り抜きたい。というふうに、思っています。

(福島、白地に青文字のパネルを掲げながら)
 「ぶれずに、変える。あなたと。 社民党Reboost2025」。

 ブレずに、変える。
 社民党はブレません。でも、社民党は変わるし、この社会の政治を、変えたい。と思っています。
 「ぶれずに変える、あなたと。 社民党Reboost2025」。まさに、これが…、ラサール石井さんと一緒に、やりたいことです。ラサール石井さんと一緒に、社民党は、変わります。そして、政治を社会を、力いっぱい、変えていきます。
 どうか、よろしくお願いいたします。(福島、司会にピンマイクを渡す)

00:04:18
 (司会) はい、それでは、今日…ご本人の、ラサール石井さんの方から…えー、決意の、表明・ここに至った経過等についてですね、発表していただきたいと思います。
それじゃぁ、石井さん、どうぞ。

ラサール石井候補、出馬宣言。

00:04:35
 (石井) はいっ。
      えー、本日はこういう席を設けていただき、たくさんの皆様にお集まりいただきました。
 (司会) (ピンマイクが)取れました。
 (福島) あ、あるんですね、ごめんなさい…大変失礼しました。
 (石井) もう一度、最初から(苦笑混じりで)。
 (福島) ごめん、ごめん!!

 (石井) えー、本日は、こういう席を設けていただき、たくさんの皆さんにお集まりいただきまして、誠に、ありがとうございます。
     私、ラサール石井は、今夏の、参院選に、全国・比例で、立候補をすることになりましたこと、ご報告させて、いただきます。

発表がギリギリになった理由は、直前まで舞台の仕事があり関係者に迷惑をかけたくなかったから。

00:05:00
 (石井) えー、私の、発表が、ここになりましたのは、27日まで、新橋演舞場というところで、「熱海五郎一座」というお芝居をしておりました。その、皆様、スポンサー…松竹の皆様、主催者側の皆様・共演者に、決してご迷惑をかけたくない。ということで、社民党に、お頼みして、完全極秘で、動いて、まいりました。
      無事、千秋楽が終わりましたので、この土壇場というか、最後の段階での、発表になりましたことを、お許しください。
      そして、私のこの最後の、立候補に、批判もせず、えー、快く、うけていただいた、えー、同 社民党の大椿ゆうこさん・他の、候補者の方々にも、感謝を、申し上げます。

(※7/11 書き起こし者追記:今後の芸能活動に関しての詳細声明が、7月10日にX(旧Twitter)などで発表されていますので、最後に追加しました。)

出馬する決意に至ったことについて:社会に希望がなくなっている(ことから希望を取り戻したい)。

00:06:10
 (石井) さて、なぜ、ここに至ったかについて、ご説明させていただきます。ちょっと、長くなるかもしれませんが。
      えー、私の、子供の頃は、もう本当に未来に対する希望にあふれ、とても明るい気持ちで、過ごしておりました。
      政府も多少の、汚職事件などはありましたけど、まあ正常に、機能していたように、思えました。
      しかし、30年ほど前から、政治は徐々に機能不全に、陥り、森友・あるいは「桜を見る会」。など、まだ未だに、解決を見ない、疑惑が、生じ、本当に、政府は、国民一人一人を、見て、政治をしてくれているのだろうか?と、感じざるを得ない状況になりました。
      でも、それでもまだ、10年前・20年前は、いつかは霧がすっかり晴れて、明るい世の中になると信じていたんです。
      しかし、現在、明るくなるどころか、日本はどんどん悪くなる。
      税金は上がる。社会保障は上がる。物価は上がる。
      だけど、賃金は上がらない。
      非正規雇用の人は増え、結婚や出産を、控えなければいけないような、不安な、毎日に怯える。

インボイス制度や消費税廃止と「財源論」について。

00:07:42
      消費税が免除されているという、フリーランスの方々も、インボイスという形で、税金を取られる。
      軍備を、拡張する、ときは、財源のことは、全く話さないのに、消費税を廃止しろと言うと、じゃあ財源はどうするのか?と、話される。

政治に対しての不満を発信することで仕事の宣伝すらも「干されて」来た。

00:08:01
 (石井) このような不満、常に、私はSNSや連載とかで、発信、してまいりました。
      だけど、その度に、芸能人が政治を語るなと。そのように、言われました。

      もちろん、そのような芸能人はスポンサーが嫌がるのは当然です。
      だから、CMやドラマに出られない。これは、納得できます。
      しかし、私がやるお芝居を宣伝してもらおうと、ワイドショーにワンコーナー。動画まで、撮影してもらった後に、上から、「ラサール石井は政治的発言をしているから、使えないんだ」と言って、撮り直しを、されたり。
      あるいは、CDを・歌のCDを出したときに宣伝してくださいと、編集会社に言っても、「すみません。ラサールさん、上から言われていて、ラサールさんの取材はできないんです」と、はっきり、言われました。

      ただ、政治的発言をしているだけで、どうしてそうなるのか。
      そして同じ政治的発言をしていても、政権を擁護している人はみんな、普通に、テレビに出ている。
      要は、政権を批判する者は、口を閉じていろという、サインなわけです。

      私も落ち込んでもう諦めようか。おとなしくしてようかと思うことも、ないことはなかった。
      だけどもう、諦めるのは、やめたんです。
      黙って見ているのもやめたんです。
      私は、こうやって政治に発言することを、一つの仕事として、これからやっていこうと。いうふうに、決めました。
      もちろん、私一人では、できません。
      それには国民の皆さんと一緒に、叫び、行動したいという気持ちが、あります。

低所得者層だけではなく「中流」と呼ばれる五割以上の人たちの経済的生きづらさも問題視してる。

00:10:06
 (石井) 今、「低所得者層」と言われる人が何割かいます。
      その人たち、だけを、よく言われますが、その上の。それよりちょっと、収入のある、「中流」という、まぁ、5割以上の皆さんも、今は本当に生きづらい世の中だと感じておられると思います。
      ちょっとでも安い、スーパーを探し、ポイントがついていたら、2ポイントの日に、わざわざ買い物をする。そんな、生活をして、不自由を感じておられるんじゃないでしょうか?

「貧すれば鈍する」ではダメだ。分断されるがまま・「ずるがしこい人たち」に利用されるがままだ。

00:10:46
 (石井) 「貧すれば、鈍する」と言いますか、そうやって一部の、富裕層と、もう、何割、8割ぐらいの、生きづらい人々に今、世の中が分断されている。
      そのうち…今も言いました。貧すれば鈍する。自分だけは、何とか、這い上がりたい。ちょっとでも、得をしたい。誰かにすがって、守ってもらいたい。
      そういうような、考え方に、なる。

      何とか、勝ち組に入ろう。大きなものに取り入ろう 守ってもらおう。
      そこの、その気持ちに、ずるい人たちは目をつけるんです。
      お前より弱い者がいるから、お前より、生きづらい人がいるから、そいつらがメシを食ってるから、お前らの分がなく…ないんだ。
      そう言って、外国人を排斥したり、弱者・差別をしたり、子供や年寄りに、影響を及ぼしたり、するわけです。
      そうやって、みんなを、誰かを、おとしめて、自分だけは這い上がろうとする。
      そんな世界。
      これはもう、ナチズムと同じではありませんか。

「今は、公というものがない」。そんな国に、国力があるのか?


00:12:12
 (石井) 今は、公(おおやけ)というものがない。
      みんなが、少しずつ我慢して、弱い者、少ない者を助ける。それが公共だと思います。
      儲かっている企業が少し税金を出して、苦しんでいる、庶民を助ける。
      そういう公共というものが、今は、なくなっている。

      そんな国に、国力があるでしょうか?
      いくら武器や兵器を爆買いしても、食べるものも食べられないような国民が細々と生きている国が、強くなれるでしょうか?
      私は、違うと思います。

政治的諦めは、ずる賢い人たちの思うつぼ。

00:12:55
 (石井) だけどみんなは、
      「どうせ選挙なんか行っても変わらない。俺たちが何やったって変わらない。もう、何にも考えない。
      政治のことなんか考えないで生きた方がいい。政治は政治やってる奴に任せりゃいいんだ」。
      みんながそう思えば、それは、ずるがしこい人たちの思う壺なんです。

      だから、本当は、ずるがしこい人たちは、皆さんが、声を上げることを怖がっているんです。
      選挙に行かない何千万という人が、動くことを、怖がっているんです。
      だから、私も、もう諦めるのはやめた。我慢するのもやめた。
      だから、そういう皆さんも、諦めるのをやめ、我慢するのを、やめて、いただきたい。

00:13:50
 (石井) 私は、ただ、道を歩いているだけで、なぜか、笑顔が浮かんでくる。
      そんな簡単なことすら今はできていない。
      そんな国にならなければ、国が強くなれるはずがない。
      そんな国は、滅んでしまいます。
      ただ本当に、何気なく笑顔になれるような、明日にも、今日も、不安がない。暗い気持ちにならない。
      そんな国を、皆さんと一緒に、作っていきたいと、考えています。
      あと、もう少しです。

オファーを受けて一度は断り悩んだが、粘り強い説得と「福島瑞穂さんのパワー」への尊敬と、当改革への想いによって「一緒に戦おうじゃないか」と考えを改めた。

00:14:30
 (石井) 社民党から立候補した理由ですが、もちろん最初は、オファーを受けたわけです。
      そして、私も悩みました。即答したわけではありません。一度は断ったりもしました。
      だけども、非常に熱心に、粘り強く、口説いていただいて、そして、私が、これからもまだ、やらなきゃいけない仕事などにも、サポートしていただける。
      そういう、お力添えもうけて、そして何よりも、今孤軍奮闘されている、福島みずほさんのパワーを、前々から尊敬をしておりましたが…よし。
      そして社民党を、新しく変えようとしておられる。
      そこに魅力を感じました。
      それなら、一緒に、戦おうじゃないか。

00:15:28
 (石井) 今、社民党、存続の危機に、おります。
      しかし、社民党はなくなってはいけないと思います。
      ブレずに、護憲や平和や、労働問題、考える。
      そういったものがなくなったら、ここの、国は、タガが、外れていく一方です。

      というのが私が社民党から立候補した、理由です。
      長くなりました。
      以上でございます。(会場からまばらな拍手)

記者との質疑応答・一問一答

00:15:59
 (司会) はい、どうもありがと…どうもありがとうございました。
      えー、思いの丈、伝わったかなと思います。
      えっとそれではあのー、今から、質疑応答を始めさせていただきますので、えーっと、じゃあまずこちらから。マイク…その後その後ろ…を順番で。

1. フリーランス・田中龍作

00:16:31
 (フリーランス・田中龍作:以下、「田中」) フリーランスの…
 (司会) (マイクが)入ってないかも。
 (石井) ここを、入れました?

1-1 田中:立憲やれいわではなく、社民党を選んだ理由について。


 (田中) フリーランスの田中龍作と申します。社民党との付き合いは長いんですが。
      普通芸能界の方ってのは、あのー、選挙に出る場合、自民党から、出る方が多いじゃないですか。まぁたまに、立憲とか、れいわとか。
      えー、石井さんがあの、社民党を選んだ理由を、もう一度、お聞かせください。

00:17:18
 (石井) はい。
 (石井) 今までの、私の言動をずっと、見ていていただければ、まず、自民党から出るわけはない。(会場から軽く笑い)ということはお分かりいただけると思います。
      というか、名前は言いませんけど、私が、野党だと・野党だと。思える党は、今のところ、3つしかなくて。ま、どことは言いませんが。
      その中に、社民党も、もちろん入っている。

      それで、やっぱり一番。に。お声をかけていただいた、のが社民党であったことと、まぁ、私がただ、議員になりたいのであれば、できるだけ、なりやすいところから出るのが当たり前なんですが、それよりは、今、社民党から出る。ということが、一緒にやって、なんか社民党を変えていこう。という、ま、やりがいがある。ところだな、と。

      大きな…で、私が思うのは、大きな党が、人数が多くて安定しているから安定政権。というわけでは絶対なくて、やはり、政権というのは不安定なものでなければ、国民の監視が行き届かない。
      ちょっとでもまちがうと、こっちへ変わる。というような、ほうが、良いと思って、いるんですね。

00:18:40
 (石井) そういう意味で、この小さな、党…今のところ小さな党ではありますが、その、「一寸の虫にも五分の魂」というか、小さな、声を、拾い上げられる。そして、いくら小さな声でも、この後ろに、何千万という、庶民の方が いらっしゃったら、この声も大きくなるだろう。と思う。
      まぁもちろん、すごく熱心に、していただいたことと、やっぱり福島さんの魅力も、あるんですね。はい。
      あのー、世間では、ちょっと、面倒臭いおばさんだ。と思われている(福島他苦笑)、ところのあるみずほさんですけど、その、ブレなさと、いい意味での空気を読まないところが、私は素晴らしい。と思っております。

00:19:34
 (田中) えー、あえて、「断崖絶壁」にある、社民党を選んだのは、もうちょっと(ご説明ください)。
 (石井) ま、私が、私が救えるなどという、大言壮語を言うつもりはなく、そんな自信も、そんなに確固にあるわけではないですが、ま、崖っぷちなんですかねぇ?
      確かにそうかもしれない。
      でも、それでも、チャレンジする。何かこう、価値がある。と、感じた。ま、むしろ、その方が面白いと感じた。
      ということが、一番だと思います。

1.2 「ラサール石井の、侠気」。

00:20:17
 (田中) じゃあラサール石井の侠気(おとこぎ)なんですね?
 (石井) ん?
 (田中) ラサール石井の侠気ですか。
 (石井) 「おとこ…」なんですか?
 (田中) おとこぎ。
 (石井) 侠気ですよね?
 (田中) ええ。
 (石井) 侠気ですよね?
 (田中) 侠気です。
 (石井) 「おとこげ」と言ったのかちょっと…
 (田中) 侠気(おとこぎ)です。

 (石井) いや、まーそんな素晴らしいもんでは、ありませんけど、なんだろう、ずっと喋っていると、なんか一緒に、一つ頑張ろうっていう気持ちに、なったと、いうことです。
 (司会?)はい、ありがとうございました。

2.NHK(記者名が聞き取れなかった)

2-1. NHK:何日付けで、ラサール石井候補が社民党に入党したのか?

00:20:50
 (司会)はいこちらどうぞ。
     どうぞ。
     はいどうぞ。
 (NHKの記者:名前を聞き取れないので、以下「NHK」)NHKのいはら?です。よろしくお願いします。
 (NHK)少し細かい事実関係の確認なんですけれども、
 (石井) はい。
 (NHK) えーと、ラサール石井さん、芝居の千秋楽を終えて今日の記者会見となりましたけれども、
 (石井) はい
 (NHK) 何日付で、社民党に入党されましたか?

 (石井)えー、OK。という決断をしたのは、5月…半ばぐらいですかね。ちょっと、何日というのを今、正確に、今、
 (NHK) 社民党の党籍は…
 (石井) まだ入党、して…あ?してます、ごめんなさい、してました。
 (司会) 5月の20日。
 (石井) 5月の20日です、はいっ。

2.2 NHK:党の役職に就くのか?ラサール擁立によって、社民党は選挙戦をどういうふうに戦っていきたいのか?

00:21:37
 (NHK) であのー。なんかこう、その社民党の党の役職に就かれるということは…(聞き取りできず)
 (石井) それについては、まだ…あの、まぁ、選挙も始まっていないので…白紙、だと、思いますけれども。
 (福島) はい、まだ…はい。まあ、それは今後のことです。はい。あの、千秋楽をとにかく待っていたもので、はい。
 (NHK) あの、福島党首にお伺いしたいんですけれども、今回の参院選は党の存亡をかけた戦いだということで、公職選挙法上の政党要件を満たすために 2%以上の得票を目標とされていますけれども、今回著名なラサール石井さんを党として擁立されるということで、改めて社民党としてこの選挙戦どういうふうに戦っていきたいかお聞きいたします。

00:22:19
 (福島) はい。
      今回の参議院選挙は、社民党にとって、おっしゃる通り、えー、存亡をかけた、戦いです。でこの中で、やはり、この…それは社民党の存亡の危機でもあるけれども、一方で、政治や・社会のすざまじい危機だ。とも思っています。
      ですから、ラサール石井さんと一緒に…もちろん他の予定候補者とも一緒にですが…社民党も変え、社会や政治を変えるぞ!というところで、大きな力を発揮をしたい、と思っています。
      ラサール石井さん自身は、政治への熱い思いや、社会をこう変えたいって、ものすごくある人です。
      ですから、一緒に力を合わせて、タッグ組むことで、2%はもちろんのこと、たくさんの人の支持を得て、2人・3人と、まぁ、あの、当選者も増やしたいというふうに考えております。

 (司会) はい、どうぞ。

3. Arc Times 尾形:出馬を決めた理由と社民党の退潮に対する向き合い方について。

00:23:17
 (Arc Times 尾形:以下「尾形」) あぁー。Arc Times (アークタイムズ)の尾形です。
      2つ伺いたいんですけれども、まずですね、先ほどラサール石井さん、最初のスピーチの中で、これからはですね、政治にこう、発言していこうというふうに決めたと。そして、あきらめるのも我慢するのもやめたと。いうふうにおっしゃってましたけれども、このタイミングで、まぁ、安倍政権のですね、頃からですね、いろいろな安保法制であるとか、ラサール石井さんがいろいろ発言されてきたことがあったわけですが、今の2025年のこのタイミングで、えー、出馬される。というそのー、理由は、どういうところにあるんでしょうか。

3.1 石井:今まで政治に入るのではなく、周りから政治にコミットするようにしてきていたが、妻が背中を押した。

00:23:59
 (石井) あの今までもまぁ、何回かオファー。みたいなことは、他からも受けたこともあるし、まぁ選挙となると、選挙かと思っていたこともあります。
      ただ、ずっと断念していたのは、自分が、政治に入るのではなく、周りから、エンタメの世界。お芝居…反戦のお芝居をするとか、あるいは、スタンダップコミュニティをやるとか、えーXで何かつぶやくとかということで、コミットしていこうと。いう、気持ちが強かったもんですから、まあ、立候補するつもりはなかったんですが、まず、年齢的にももう、最後のチャンスかなとも思い、そして何よりも 大きかったのは、私の妻が、あなたの違ったところも見てみたいと。強く背中を、押してくれた。それは大きかったと、思います。

 (尾形) あなたの違ったところも見て…みたいと言う、それはどういう…
 (石井) え、今までの、お芝居をやる…えーなにか、喜劇…お笑いをやるということも、もう見たけれども、ここに来て、もし、何か、違う、頑張りを、見れるんだったら、私はそれも見てみたいと。いう風に…まぁ普通だったら、大体奥さんはみな反対すると思うんですよ。強力に賛成していただいているので、ありがたいと思います。

00:25:42
 (尾形) その時は石井さんはどういう、言葉で相談をあなたの(家内に?)されたんでしょうか?
 (石井) いや、えーこういうオファーがあるんだけどどう思うと。ちょっとやってみたい気持ちもあるんだけれどと。言ったら、じゃあ、やったらどうだと。いう…背中を押してくれる言葉を、言ってくれました。
 (尾形) それはいつだったんですか。
 (石井) まあそれも、5月…ですかね。一度ちょっと諦めたかけていたときに、いや、やったほうがいいじゃないかというようなことを、言われました。

3.2 尾形:「政権擁護については政治的発言と言われない」ことについて。

00:26:19
 (尾形) そして先ほどおっしゃってた中で、今の政治状況で、メディアにおいてですね、石井さんは政権に批判的であるから、出したくないという。まぁ大手メディアが…特にテレビだと思いますが、多く、あり、一方でその、テレビには、政権に擁護的な人たちはどんどん出てるという。指摘がありましたけど、全くその通りだと思うんですが、その、メディア状況ですね、社会の中で、政治的な発言というのは、政権批判…日本においては政権批判を「政治的な発言」といい、政権擁護については政治的発言と言われないですよね。
 (石井) (苦笑しながら)まぁそうですね。
 (尾形) その状況と、メディアの、扱いですね。特に、大手のテレビはですね、扱いをどう考えるかと感じているかと。

 (石井) やはり、今の、大手メディアは、かなりコントロールされているなという、印象はあります。裏事情は知りませんけれども。
      そして、ま、政権与党にとってみれば、みんなが政治の話を、絶対にしない方が得なんですね。
      だから、私が思うに、もう、小学校から、政治を、教える。教えてますけど、そして小中高と。政治について話し合うという空気が、ごく普通に、教室や、その他のところにあるように。
      そして 社会に出て、飲み会で政治の話をしたら、「お前、空気読めねえ奴だな」と。あるいは「あいつめんどくさいな」と言われる。
      そんな、空気を変えていきたい。みんなが、普通に、むしろ、楽しみながら、政治の話をする。それで、激論を交わしても、お前とはもう絶交だというわけではなく、それはそれで、友達でいられる。
      そういうような…まぁ、もうすでに、あの、他の国は、そんな風になっているわけで。それでないと、やはり成熟した国家とは言えないし、そのことで。
      それを皆さんが、そういう、会話をしない方が、もちろん権力側は、嬉しいわけで。できるだけ選挙に来てもらわない方がいい。と思っているわけで。
      そこを何とか…や、みんな、もうちょっと軽くでもいいから、話そうよと。面白いぜ。というような空気を、ま、作れるもんなら、作りたいと思います。

3.3 尾形:社民党の退潮の原因は何で、どうやって改善しようと考えているのか。

00:28:53
 (尾形) そして最後に1点だけ、大事な質問なので。
      社民党がなぜですね、退潮しているか。
      先ほど福島さんが存続を賭けた戦いだと仰られましたけれど、なぜですね、退潮しているのか。
      古くは1994年の社会党の時に、政権に入った時にですね、自衛隊を違憲だと、言っていたのが、180度変わって合憲だという風になって、そこでまさにブレたことが、あの、大きなきっかけだと思いますけれども。
      石井さんは、社民党のですね、えー退潮の原因はなにで、ご自身が、それをどうやって改善して、えー、支持に続けていこうと考えてらっしゃるか。
      その2点(録音ママ)をお聞かせください。

3.4 石井:「正しい上に、面白い。明るい。なんか楽しい。いや…なんか躍動できる。そういうようなイメージがあってはじめて、人々は、ついてきてくれるもんだと思っています」

 (石井) まぁ社民党の、いいところは、やはり、ずっと、同じ平和や護憲を掲げて、それがブレない。というところでありましたけれども、あまりに、ブレないことも、ただ、融通が効かない。というようなイメージにもなります。
      そして、私がずーっと昔から思っていることは、正しいことだから、人は、正しいからするのではない。
      正しい上に、面白い。明るい。なんか楽しい。いや…なんか躍動できる。そういうようなイメージがあってはじめて、人々は、ついてきてくれるもんだと思っています。
      だから社民党のその…旧態依然といえば申し訳ないですが、ちょっと、古いと思われている。
      そして、実は、思想…平和や憲法改正を阻む。ずっと平和憲法を維持するということ。は、ただ堅いだけの、もう古いとかそういうことではないんですけど、そういった堅い・古い・融通がきかない というイメージを、ちょっと変えるだけでも、あの…人々はついてきてくれるんじゃないか。というようなことに、少しでも、貢献できればなと。そして、何か社民党意外と面白いじゃん。と。昔ね、やなせたかしさんに…
 (福島) ああ、そうなんですか…はい。
 (石井) 言われたんですね。
 (福島) はい。

 (石井) 社民党を面白くしてくださいって言われたんです。
 (福島) はい。

 (石井) そういう意味もあると思います。
      あの非常に、親しみやすく、なーんだ、意外と、面白いことやるじゃん。というような、党に。変われば、また、皆さんついてきてくれるですね。
      社民党の数が増えるとか、えー第一党になるとかっていうことではなく、社民党に皆さんが、声を、合わせて、そして、一人一人が、声を上げてくれる。行動してくれる。ということが、大事なんじゃないかな。と思って、そう変われないかなぁと思っています。

3.5 石井:経済政策を訴えたい。消費税の廃止と社会保険料の半額化に向けた確実な道筋を作りたい。

00:31:40
 (尾形) その中で(?)訴えたい政策を教えてください。どの政策を、どう訴えたいか。
 (石井) いやもう、たくさんあるんですけれども、やはり今は、経済・政策。ですね。
      社民党は、社会保険料は半額にする。という、政策も出しています。
      で、消費税は、あのー、食糧消費税をゼロにすると言って、いるんですが、僕自身は、消費税を廃止、する。
      それが…要するにですね、各党差別化するためにいろんなことを言いますけど、願うところは一緒なので。
      うちは、消費税・食糧ゼロ。
      そしたらそれを獲得した、うちの成果だ。なんていう、なんか、あの、功名取りみたいなことをするんじゃなくて、ゆくゆくは消費税をゼロにする。廃止するっていうところを、目標に、折り合いがつけて、じゃあ5%で、じゃあ食糧費だけ(注:0%に?)というように勝ち取れば、それはそれで成果。そしてまた、廃止に向けていけばいい。という風に考えて、僕は、どうせ言うなら、廃止。

00:32:46
      そして、あのー消費税は…僕は…あのー皆さん間違えておられる方が多いですけど…、10%、払って、小売店に預けて、小売店がそれを消費税として国に納めるんだと。思っておられる方が多いんですが、それは間違いで、「売上税」といって、小売店にかかっている税金。それだけじゃやっていけないから、10%乗せてるだけ。
      えー国民にとっては・庶民にとっては、消費税プラスの10パーが「成果」なんですね。なんか10パー書いてあるから増えてるみたいにいう…それが値段なんです。
      それがもし撤廃されたら、ポイント2倍・ポイント2%の日だけに、みんなわーって並ぶんじゃなくて、毎日、10パーのポイントの、日が、やって、くるわけですから、こんなに、楽になる。
      ちょっと、じゃあ、いいものを買おうか。ちょっと、貯金しようか。

00:33:49
      私いつも思うんですが、貯蓄に回るから経済が回らない。というような、給付してもすぐ貯蓄に回る。
      それはおかしいと思うんです。貯金ぐらいさせてくれよと。
      (語気を強めて)庶民が、何かの時のために、ちょっと蓄える。そんなこと当たり前じゃないですか。それすらできない国なんておかしい。
      だから、貯蓄のどこが悪いんだ。いつか貯めたら高いものを買ったり、病気のときに使ったり、するんですから。
      (語気を戻して)それも含めて消費税をなくせば、貯金もできるし、ちょっとした贅沢もできる。
      そして、何より、明日に向かって、若干の笑顔が、生まれる世界ができると、今思っているので。

      えー、直近の問題としてはやはり、消費税、ゼロ。そして社会保険料、半分。最低賃金は、1500円以上。という、経済のものに向かって、頑張っていきたいと思っています。
 (司会) ちょっと対話紹介(※会場からの笑い声ではっきり聞き取れない)みたいな…質問される方、ちょっとコンパクトに、あのー…
 (石井) すいません、僕のしゃべり方が長いんですけど…。
 (司会) お願いします。

4.フリーランス・小川:「タレント候補」と見られがちだが…。

00:34:52
 (司会) じゃあそちらのお二人…三人ですかね。まずそちらから、回…させて、いただきますので。

 (フリーランス・小川:以下、「小川」)フリーランスの小川と申しますよろしくお願いします。
      えーまぁ、石井さんはですね、芸能活動をすごく長くやっていらっしゃっていまして、まぁ、一般的にはあの、「タレント候補」というふうに見られがちになると思うんですけども、これまでのタレント候補とはここが違うぞ、という部分があったら、それを教えていただきたい。っていうことと、
      もう一つは、まぁたくさん、今までに、まぁ今回の選挙もそうなんですけども、今までにもたくさん、「タレント候補」と言われていた方はいらっしゃって、まぁ議員になってて、いろいろ活動されていると思うんですけども、そうは言ってもこういう、「タレント候補」と言われている人でも、こんなに素晴らしい活動をされている人…まぁ別に社民党に限らずでもいいんですけども、そういう方がいらっしゃったら、まぁ、教えていただければと、思います。

4.1 「タレント候補」と言う言葉は、あまり好きではない。最初の「タレント候補」だった青島幸男には小さい頃から憧れてはいた。

00:35:50
 (石井) まぁ、「タレント候補」。とまぁ呼ばれればそれは、しょうがないと思いますが、あまり好きな言葉ではないのですが、ただ、知名度があるから、票を集められるだろう。といって、今まで、政治に、関わった、こともなければ、政治等発言をしたこともない人が選ばれたりすることに、批判があるのだと思いますけれども、まぁ要は、当選して、からの、仕事ぶりだと思うので。
      別に、タレントだから役に立たない。タレントだからいい。という、ことはないのではないかと思っていて。
      私が、小さい頃から憧れていた人が、青島幸男さんなんですけれども、おそらく青島幸男さんが、最初の、「タレント候補」と言われる方で。それは、私には輝かしいように、見えました。
      ああ、この人は政治のとこまで行くんだと。どこか、目標にしているところは、あったんで、心のどこかにそういう気持ちはあったかも、しれません。
      ただ、私が、他のタレント候補とどこが違うかということは、あまり感じておりません。それはこれからが…の、私の働きぶりを、見て、皆さんが、判断、することだと、思うし、よく判断していただくように、頑張る。ということしか、ありません。

5.共同通信・たくぼ記者(聞き取り上手く行かず):石井候補に対して「特定枠」を使うのか?後、今後の芸能活動に関して。

00:37:20
(共同通信・たくぼ?:以下「たくぼ」) 共同通信のたくぼ(?聞き取りにくい)です。
 (たくぼ) えーと、国会議員に当選した場合にですね、えーと、今の仕事との、力の入れ具合を、どのように配分していくのか。ということと、これは念のための確認なんですけど、特定枠というのは利用しないんですよ。

00:37:46
 (石井)  しないんですよね。
       特定枠じゃないですよね。
 (福島)  特定枠じゃないです、はい。
 (石井)  ま、あの、ま、するかしないかわからないことをあれですけれども、当選したとすれば、それは、もちろん、国会議員としての仕事に、重きを置くことと、思います。
       というか、他のことをしている余裕がないかもしれません。
       ただ、ここまで芸能に関わってきましたから、ま、芸能に関わる形は、出演とかだけではありませんので。何か関わる余裕が出てくれば、やるかもしれません。
       ただ、当面は、国民の、付託に、応えると。いうことが、一番であります。

6.スポーツニッポン・小田切記者

00:38:42
 (スポーツニッポン・小田切:以下、「小田切」) スポーツニッポンの、小田切と申します。よろしくお願いいたします。
 (石井)  お願いします。

6.1 小田切:出馬前に芸能関係者などに相談はしたのか?

00:38:51
 (小田切) えーと、2点お伺いさせていただきます。
       まず、1点目なんですけれども、今回の発表は舞台の千秋楽を待って、えーっと、極秘で、えーと、進めていたということなんですけれども、出馬をするということを、例えば芸能関係者だったりとかあのー、相方さんだったりとか誰か、そういった方に相談されたりとか、そういうことはあったんでしょうか?
 (石井)  えー相談をした段階で、やっぱり漏れてしまうので、実は誰にも、相談が、できなかった。
       それはつらいところでありましたけれども、あのー、ほとんど、誰にも、言わずに、そして、タイムラグをいただきまして、27日に千秋楽があり。発表が、29日。昨日のSNS上だったので、間の28日で、この人には先に言っておかなければという方々には、お知らせを、いたしました。

 (小田切) 「この人」というのは、例えば誰だったのでしょうか?
 (石井)  えーいつも、お世話になっている、えー、伊藤四朗さん、三宅裕司さん、そして、えー劇団…私「星屑の会」というのをやってます。その作家の、水谷龍二さん。といった方々でした

6.2 小田切:今の政権は信号の色で例えると何色か?

00:40:05
 (小田切) ありがとうございます。もう1点。あのー、
       現政権にあの、批判的な立場を取られているかなと思いますけれども、現政権は良い・ちょっと危ない・悪い。という意味合いで、信号の青・黄色・赤という…色で例えると何色でしょうか。というところとあと、そう思う理由も合わせて、お答えください。
 (石井)  えーそういう、答え方は、とても記事にしやすいと、思うんですけど、それをそのまま答えることはちょっと控えさせていただきますが、ま、おそらく、この政権与党の中にも、何かしら疑問を感じ、このままではいけないと思っている。人もいる。と思うんで。
       全てを否定する、わけでは、ありません。もし、そのような人がいれば、中から、良くしていただきたいなと。
       ま、これぐらいなら我慢できる…かな?っていうぐらいではないことは間違いない…と思います。
 (小田切) 信号でいうと何色でしょうか?
 (石井)  えっ?
 (小田切) 信号でいうと何色でしょうか?
 (福島他) (苦笑)
 (石井)  そこはちょっと勘弁してください。
       そこだけが記事になるのは、もう記者会見の常套なのでね。
       (会場から苦笑い)

 (司会?) はい、ありがとう。
       えーっと…じゃあ一番前から、はいっ。

7.東京新聞・望月記者

00:41:27
 (東京新聞・望月:以下、「望月」) あ、すいません、東京新聞の望月です。
 (福島) はい
 (望月) 大変びっくりしました。
 (石井) あ、ありがとうございます…すいません。
 (望月) いつから、あのー、妻の一言が、「あなたの違う目を見てみたい」ということで背中を押さえ…押された。ということですけれど、まぁ芸能の中で活躍しながら、まぁいつから政治という道も、一つの選択肢ということを思ったのかと。
      それからもう一つが、インボイス制度について、どうするか。
      で、ここが一番聞きたいところなんですが、私が今選挙戦取材していて一番怖いのが、参政党を含めて、まぁ外国人に対する、排斥・排他的・排外的な言葉を発する、候補者が、えー地方の市議選、等々で、当選しているという事実があります。
昨日の、共同通信の世論調査の結果は、えーまぁ、排他的・排外主義を掲げる参政党が、国民民主に次いで第4位ということになっています。
      選挙では、より、まぁ外国人をこう、批判的に言う候補者ほど、えー当選しやすいんじゃないか。玉木雄一郎さんもそんなような、ことを読んで、発信しているような…あのー発信しているのかな?と見られるような発言もありますが、今、日本の中の、選挙前にはびこっている、排他的・排外主義的な空気に関して、立候補することでどう変えていきたいのか。教えてください。

7.1 石井:いつから「政治」という選択肢を考えたか。

00:42:39
 (石井) えーとまず最初に、私が、実際やろう。と…逆に言うと思っていなかったんですが、あのー、社民党さんからオファーをいただいて、私でも、そうやって立たないかと言ってくれるところがあるんだということから、悩んで、
      よし。じゃあ、人生の最後にやってみようかと。思いました。

7.2 石井:紙の保険証の廃止阻止とインボイス制度の廃止に向けて、岡本麻弥候補(れいわ)はじめ他党とも協力して取り組みたい。

00:43:11
 (石井) インボイス。
      これはもうもちろん昔から、インボイス…にはあの、反対集会があったら、呼ばれていったりしておりましたので、あのーなんとか廃止にできないか。というふうに思ってます。
      なんとかひっくり返せないかと思っているのは、まぁ紙の保険証廃止も、なんとかひっくり返せないかと思っていますが。

      インボイスに関してはこれからも。そして、れいわの岡本麻弥、さん…私と声優で一緒に仕事したことがあります が、あー立候補されるということで、もし、2人とも、うまく合格…当選することができたら、何か、共闘してやっていけたら嬉しいな。というふうには、思って、おります。

7-3 石井:排外主義や分断が台頭するのは、人々が経済的に苦しくなった結果だ。

7.3.1 石井:人々を汲々たる生きづらい世の中にして分断や排外に人々を向けるように政府が動いてると思う。

00:43:58
 (石井) 最後の質問ですが、ま先ほども言いましたけど、
      今のこういう…汲々たる、生きづらい世の中…に、乗じて、そういう人たちが、出てくる。
      これはもう、過去の歴史でもそう。だと思っていて
      むしろ、そういう…あの、空気をつくるために、政府は、もう、五公五民。
      重税を課して、もう本当に、余裕のない生活をさせ、その中で、何か、不満をぶつける対象を、外国人やら、弱い人たちに向けさせようと。まぁ、ちょっと陰謀論的ですけれども、いう、流れになっているのかなと。

      そしてまぁ、多くの、有権者の皆様は、まぁもちろん、私もそうでしたが、その時パッと見て、顔を見て選ぶとか、ねっ。えーちょっと、たまたま見た政見演説が良かったから入れるとか。というような方が、やっぱ非常に多い。
      だけれども、もう一度、そうゆった政党が、本当に何を言ってるのか。を、もう少し詳しく。
      マニフェストを見てもダメです。ソフトなことしか書いてないので。
      やはり、SNS上などでよく調べていただいて、ま、良いニュース悪いニュースをよく吟味して、考えていただければ、いいかなと、思っています。
      それは、私に関しても同じです。

7.3.2 書き起こし者による追記

 (書き起こし者による追記) 望月記者の質問では、特定の政党や政治家を名指しするような批判を暗に求めていましたが、ラサール石井候補は応じなかったことは、追記しておいたほうがいいと思うので、ここに。

質疑応答の途中だが、中断して写真撮影が入る。

00:45:36
 (司会?) あの、まぁーすいません。
       ちょっと今記者会見の途中なんですけれども、今あの今後の予定のことも含めてですね…
       ちょっとあのー、一回中間で写真を撮らせて欲しいという、ちょっと強い要望が来てますので、
 (石井)  はい。
 (司会?) えー、ちょっとあの二人の写真を…
 (石井)  どこで、撮りましょう?
 (福島)  すわる…
 (司会?) どこが、いいですかね?
 (石井)  ここで立てば、いいです。
 (司会?) ここで…(聞き取れず)
 (福島)  (聞き取れず)
 (石井)  ありますね。
       あっ、これ…
 (福島)  じゃっ。
 (石井)  こんなことでいいですかね。
(この間、カメラマンや記者とのやり取りが入るが、聞き取り不明瞭な所も多々あるので、書き起こしせず)

00:46:03
 (石井)  どうしますか。
 (司会?) あー…
 (石井)  だいたい、最終的に、こうなんで。
       え、今どこ(の方)を見ましょう?
(石井)この辺。
(福島)はい。
 (司会?) あのーラサールさん本人の、ワンショットの、写真は、あの、終わった後にまた、やりますので…

 (石井)  今、この辺。
 (司会?) テープが…
 (福島)  あっ、はい。
 (石井)  あーごめんなさい。
 (福島?) お二人でね。はいっ。
 (石井)  ちょっと下げる。
 (福島)  あっ下げる。あーごめんなさい
       あー、ごめんなさい…。
 (石井)  あーこういうこと。前倒しにする…
 (福島)  あ、こっち…

(この間、カメラマンや記者とのやり取りが入るが、聞き取り不明瞭な所も多々あるので、書き起こしせず)

00:47:23
 (福島)  あ、わかりました。これがあったほうが…あってもいいですか?
 (福島)  えい・えい・おー!
 (石井)  はい。
 (福島)  はい。

00:48:05
 (石井)  (咳払い)
 (司会?) ちょっとあけて、後ろの、テレビのから…
 (福島)  はい、わかりましたー
 (石井)  はーい

 (石井)  これは、いる?
 (福島)  これ、ない方が、いいですか?
       はい、エイ…

 (??)  大丈夫でしょうか?
 (福島)  はい、エイエイ…
       ありがとうございまーす。
       一番初めの手がですね、低かったですかね?
 (石井) (咳払い)、いや、まあ…

質疑応答、再開。

00:48:53
 (司会) あのー、ちょっと、(議事の?)進め方ですけれども、あのー3時まで、ちょっと、質問をお受けしてですね。
     あとそのー、後は、あのー、ラサールさんの、個人の、その、写真の…えーと、撮影の方を、ちょっと、お願いをしたいと思うんですけど…

00:49:07
 (司会) 簡潔に、一つお願いします。じゃあ前の方から。
 (石井) (咳)
 (不明) あの…
 (石井) ん?また、入ってない…
      入ってないですね。

8.フリーランス・畠山理仁

8.1 畠山:排外主義にどう対抗するのか。

00:49:30
 (畠山理仁:以下、「畠山」) フリーランスタイターの、畠山理仁(はたけやま みちよし)と申します、よろしくお願いします。
 (石井) よろしくおねがいします。
 (畠山) 先ほどの、質問にちょっと、関連というか…近いんですけど、あの、石井さんが、政治の話を、みんなが、できるような社会。っておっしゃってたんですけど、その、政治の話をみんなが、し始めたら、排外主義的な、えー、ことを主張する政治とか、あー、政治団体とか、政党が勢力を伸ばしている。っていう状況になっていると思うんですけれども、石井さん先ほどSNSで、政党が何を言っているか、よく調べてという。ように、おっしゃられてますが、
      石井さん、ご自身が、どのように、その、排外主義的な、主張をする人たちに、対抗していくのか。ということを、えーまず、伺いたいと思います。

00:50:31
 (石井) そういう人たちの主張、そして、そういう人たちの本質。というものを、本当にみんなが理解して、それで、支持する人が増えるなら、それはもう、独裁国家みたいなものに、ひた走っていく。
 (石井) だからそれはもう、そんなことになったら、まぁ、僕は意外とこの何年かの間に、政府に批判的なことを言うと、投獄されるぐらいのところまで行くんじゃないかな。というような、危機も感じていて、たとえ、そうなっても、最後まで…あの…自分の主張を貫くと。いうしか、まあ僕には、言えない。
      力に対して、必ず力を…で対抗するということではなく。そんな、日本の国民の人がみんな、そんなに、他人を・外国人を、弱者を・高齢者を、ないがしろにする…はずがない。と信じていて。

8.2 石井:「理想を掲げるということを、お花畑だと言うならば、お花畑のどこが悪いんだ」

00:51:48
      まぁよく、福島さんも言われるかもしれないけど、「お花畑」と言われますが、理想を掲げるということを、お花畑だと言うならば、お花畑のどこが悪いんだと。
      そして、いつも、おっしゃってますけど、お花畑を作るのにも、土を耕し、肥料を入れ、種をまき、そして毎日水をやるという。それなりの苦労があって、お花畑ができるわけで。
     そういった、実際に、本当に咲き誇るお花畑を…作る。という理想を掲げてゆけば、必ず、ついてくる。

     ただ、いいことを…つまり、ただお花を折って、いけてくる。
     どこかに咲いている花を持ってくるのではない。
     そういう、なんでしょう、僕の一番嫌いな言葉が「現実はそんなに甘くない」という、言葉です。
     その言葉で、多くの人が夢を、捨てたり、明日に希望を持てずに生きていくわけで。
     現実は、実は甘いんだ。なぜなら、頑張りさえすれば変えられるから。という、理想を掲げる。ということの、本当に、価値を。
     逆に今、皆さんに、もう一度、立ち返って考えていただきたいと。

8.3 畠山:「笑い」をあえて封印したのか?

00:53:23
 (畠山) 短くだけ。
      この会見の冒頭から、石井さんの発言を、えー聞いていて、ものすごく熱い思いを、聞かせていただいたんですが、
      あの、石井さんご自身の、持ち味である軽妙な笑いというか、そういうのが、全く、出てこなかった、気がするんですけれども、笑いはあえて封印しているんでしょうか?

 (石井) はい。今回は、あえて封印しています。(会場から軽い笑い)
      なぜなら、笑いを取ろうとしたときに、失言が起きることが多い。
      そして、今日のこの会見で、さほど、笑いを取って和ませる必要はないだろう。と思ったので、特に何も、ネタらしきものも一つも考えて、こなかった。というのが正直なところです。

9.朝日新聞(氏名不明):選管への届け出氏名と住所に関して。

00:54:13
 (司会) はいじゃあその後ろの方
 (朝日新聞の記者:以下、「朝日」) 朝日新聞の??(聞き取れない)です。
 (石井) 聞こえないですね。鳴ってないです。
      じゃあちょっとマイクを…なんかやたら調子悪い。なんで俺のだけわざわざ…
 (福島) ごめんなさいね
 (石井) 危ない危ない…放送コードに引っかかりました…。
      (咳)
      ((朝日)の声に対して)聞こえないですねー。位置ですかねぇ?
 (福島) あーあー。
 (石井) すいません、聞こえないから、ちょっと大きな声でもう喋りましょう。

(音声が小さすぎて聞き取れないため、中略)

00:54:59
 (??) これではいります。(ハウリングする)
 (石井) あっ、今度は俺の方がめっちゃ大きくなった。
      あっ、福島さん自らが音量を上げていただきます。
 (朝日) すいません、入りますね?入ります。
 (石井) 聞こえてますはい。
 (朝日) 公示日が、近い関係で、あのー候補者情報の確認をさせていただきたいんですけど、
      あのー石井さんは、選管の届け出名は、ラサール石井。という、お名前で、あのー届け出をされるということですかね。
 (石井) はい、そうです。
 (朝日) 「ラサール石井」と、間は開けないで、ラサール石井と…(聞き取れず)
 (石井) そうです。
      あの母校のラ・サールは「ラ・サール」(ら てん さーる)ですけど、私はラサール。そして開けないで、石井です。
 (朝日) 一応本名は石井あきおさんですね?
 (石井) そうです。
 (朝日) 「あきお」さんというのは、朗らかに夫を書いた「朗夫」さん。
 (石井) それがえーと、戸籍上の本名ですが、芸名的には、文章の章に、英雄の雄に、なっています。
 (朝日) ありがとうございます。
 (石井) はい。
 (朝日) 戸籍上と違うわけですか。
 (石井) 違うんです。
 (朝日) 生年月日は55年の大阪市生まれということですけども、
 (石井) はい。
 (朝日) 生まれは10月の19日ということで…
 (石井) そうです。
 (朝日) 最終学歴は、あのー早稲田大学の第一文学部…
 (石井) 違います。
      私は、早稲田大学を、4年行って除籍になっているので、中退というと経歴詐称になるんです。
      私はラ・サール高卒。高卒…が本当です。
      だから早稲田には行きましたけど、中退と書いたことはございません。
      ある意味、もし正しく書くなら、「除籍」と書いてください(本人苦笑)。
      でもあまりイメージよくないから、ええ、そこはちょっと、ぼやかしておいて(場内からも笑い)…とにかく経歴詐称はしておりません。(場内笑い)

00:56:48
 (朝日) 選管の届出住所とかって決まってますか。
 (石井) あ、どうです?
 (朝日) 住所…選管の届出住所とか、それ社民党さんにまた…
 (福島) はい、お願いします。はい。
 (石井) すいません。今実家の住所を言うわけにもいかんので、はい。
 (朝日) (聞き取りできない)
 (石井) はい。
 (福島) すいません…

所属不明・まつい?(音声が小さいため、所属・氏名が不明瞭):社民党の芸能人候補に関して。

00:57:06
 (司会) はい、ありがとうございます…どうぞ。
 (福島) すいません。
 (石井) 入った。

 (まつい?:以下、「まつい?」) ほうそうしんぶん?の、まついです。
 (まつい?) 先ほど、田中さんの質問に関係させていただくんですけれども、社民党という政党が、やはり芸能人を用意するという、
        (ここから音量上がる)イメージがあまりなくてですね、あのー、福島さんの、ご存じの範囲で構わないんですけれども、ラサール石井さんで、今回社民党として芸能人を擁立するのは、初めてになるのかどうか。ちょっと事実関係だけ確認させていただいてもよろしいでしょうか。
 (石井) はい、はいはい…
 (福島) あーどうもありがとうございます。
      何を芸能人と言うかっていうのか。ってのは、あると思うんですね。私も、1998年は「タレント弁護士」と言われておりましたし、田嶋陽子さんが、あのー立候補…2001年ですか、衆議院選挙に出られました。
      後、田英夫さんも、芸能人とは違うけれどTBSのキャスターだったり、しているので、ちょっと、あの、前は、それはいらしたというふうには思っています。
      それから、あのーちょっと変ですが、芸能人タレントっていうのと、それ以外と、実は私たちはあんまり、区別をしていなくて、政治に対する思いが、本物で、強くて、熱くて、これ一緒に、例えば戦争を止めるとか、平和を作るっていうところで、一緒にやれるっていうところで、あのー本当に頼んだ。っていう部分があります。
 (まつい?) あの分かりました。

 (司会)  質問いらっしゃいますか
 (石井)  あ、僕です。
 (福島)  あー、ごめんごめん。


不明・女性:諦めようと思ったところから出馬の決断をしたことについて。

00:58:38
 (石井)  あの、女性が。さっきから手を上げてますけど。
       (咳)
 (不明・女性) あの、(?)から聞くと、あのー、決断の大きなきっかけの背景に、まぁ、奥様の、(聞き取り不明)おっしゃったときに、一度諦めようと思ったときにおっしゃったと思うんですけども、どういう風な状況で一度、諦めようと思ったところから決断をされたのか、ちょっと…
 (石井) 諦めようと思ったっていうのは、あのー立候補とか関係なく、政治的な発言をするのを、やめて、おとなしくしていようかと。思った時も、たまに、ある。という。
      それで、やはり、あのー…最初に、オファーを受けて、立候補を2つ返事でしたわけではなくて、やはりちょっと、荷が重いとか、まぁいろいろ、スケジュール的にも難しい。というようなことを、お話しして、何回か、まぁ、はっきりお断りしたら、もうそこで終わるんでしょうけど、じゃあもう一度、また、会いましょう。みたいなことが何回か続いた。
      その中で、決意した。という。

スポーツ報知・新田:選挙戦での芸能人や著名人の応援に関して。

00:58:41
 (司会) はい。じゃぁ、そちらのまわり?の方。
 (スポーツ報知・新田?:以下、「新田」) スポーツ報知の新田と申します。
 (石井) はい。
 (新田) ありがとうございます。
      えーと、あのー、3年前にラサールさんは、水道橋博士…が出馬してました時に、応援されていたと思いますが、この3年ほど…3年間の、まぁ心境の変化。
      そして、当選しなきゃいけないわけですから、えー、どなたか芸能人の方やご知り合い。どういう方に…
 (石井) あー…
 (新田) 応援してもらうという構想は、おありになるのでしょうか。

01:00:07
 (石井) えーっと、3年前、水道橋博士…まぁもちろん、昔からの友達であり、そして私、日本スタンダップコミュニティ協会というのを、やっておりました。4人でやってたんですけれども。もうちょっと、やめたんですけれども。
      その時は、その流れで、あのーれいわが、盆踊り大会みたいな風にして、まぁ、辻立ちみたいな。演説会をやっていたので。
      そこにはミュージシャンやら、いろんな人が呼ばれていて、その中でスタンダップコミュニティ協会の4人、えーと順番に出てくれませんか。というオファーがありました。
      僕らのフェスティバルに、大石あきこさんと、友達なので、大石さんと(山本)太郎さんに来てもらったりという、仲が続いている中で、私は、それじゃあ大阪 に、水道橋博士と一緒に出よう。ということになって、大阪の、応援演説を、させていただいた。
      えー、そういう経緯です。
      でまぁ、その時には一番、もちろん今でもそうですけど、れいわに、まぁ、シンパシーも感じているし、ただ別に、水道橋博士には、太郎くん…太郎さんが、出ませんかと。言ったけれど、私何回会ってても、出ませんかと言われたことはないので、ああ、俺は不適格なんだな。と思っていた、次第です。はい。
      そして、応援演説ですけど、考えないこともなかったのですが、今のところ、他のタレントさんや著名人に、来ていただくという予定は、立てて、いないです。あくまで、自分で、やろうと。いう、ことです。はい。

日仏合同テレビ フランス10・及川:戦後80年の選挙であるということの位置づけについて。

01:01:57
 (司会) はいどうぞ。
 (フランス10・及川:以下、「及川」) フランス10の…フランス10の、及川と申します。
 (及川) 今年戦後、80年…での選挙ということで、えーどのように位置付けていらっしゃいますでしょうか。
 (石井) まぁそうですね。昭和100年・戦後80年。
      えー結構、自分も、あの人から頼まれて、そういう、戦争時代、から今まで、を振り返るような、えーとホン…脚本を書いたりもしました。今年は。
      そしてまた、先日は、「ラッパ屋」さんという劇団で、戦争中禁演落語。というものがありました。それをうめた「はなしづか」(注:詳しくは、 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/370645 )というタイトルの、お芝居で、私と、春風亭昇太さんと、柳家喬太郎さん3人が、落語家の役をやって、禁演落語にどう対処をしていくかと…ま、それを面白おかしく喜劇で。しかし、「反戦」というものの、テーマの中で、お芝居を、しました。

01:03:12
      だから、常に、私の中には、敬愛する井上ひさし先生の作品もあり、この作品を一度出てみたいなと思っているものもあり、そしてその多くが、反戦を、謳っているので。

      ま、心の中に常に

      「戦争をしてはいけない。戦争をすれば必ず、死ななくていい命が死ぬ。
       戦争には必ず、『戦略』というものがあり、おとり。になる者もいれば、その場に、置き去りにされる、人も出てくる。
       それが作戦だから仕方がない。そんな理不尽なことが戦争。そして必ず民間人が巻き込まれ、何人も死ぬことになる。
       今でも世界で、起きている。それが、本当に一つもなくなら…ないはずがない。そんなに馬鹿じゃないのに。
       それは、おそらく戦争した方が得をする。儲かるという人たちがいるからなのではないかな」。

      というような、思いで、その、戦後80年に、社民党さんから声をかけていただいて、今やもう、憲法9条をどうこうというような、声も小さくなってきましたけど、まだまだ、演芸の世界でも憲法9条の会なんていう会がありますし、演劇でもやりました。

       そういう、護憲・世界平和。ということは、やはり、常に、この身においてですね。ひょっとしたら先ほど芸能に関わるというようなこともあります。そんな、戯曲なども、これからも、あるいは小説なども、書くかもしれないし、そうやって、忘れられないように、していきたいと。思っています。

 (司会) はい。じゃぁ、長時間にわたり、あのー…
 (福島) ありがとうございました。
 (司会) ありがとうございました。
 (福島) どうもありがとうございました。
 (石井) よろしいでしょうか。

01:05:14
 (司会) じゃああのー、最後で。はい。

鳥海?:参政党に関しての見解を再び問う。

01:05:41
 (鳥海?:以下、「鳥海?」) 鳥海?と申しますけど、
 (鳥海?) さっきの東京新聞の望月さんの中で、あの、石井さんと福島さん両方にお伺いしたいのですけど、
       参政党は、外国人に、排外的な、党だということを…これはっきり言ったということでよろしいでしょうか?
 (石井) えー私は、それは言っておりません。
      今回、自分の立候補の…出馬の、記者会見ですので。えー他党のこと・他党の候補のことを、えー批判したりするつもりは、今回の席ではありません。
      ただ、そのような風潮が、今あると。それを、何々党と言って、名指しで、批判することはこの場では避けたいと思っています。
 (鳥海?) 先ほどは言ってはいないわけですよね
 (石井)  はい。
 (鳥海?) 福島さんはどうですかね。
 (福島)  私は答えていません。
 (鳥海?) はい。

NHK五十嵐?:消費税減税に関する、自民党・森山幹事長の発言に関して。

01:06:52
 (福島) じゃぁ、五十嵐さん?最後?
      はい、どうぞ。
      五十嵐さん、どうぞ。
 (司会) 五十嵐さん。

 (NHK?・五十嵐) NHK?の五十嵐です。よろしくおねがいします。
 (五十嵐) 物価高ペース?の関連で福島党首に…
 (福島)  あー、はい。
 (五十嵐) ちょっとお伺いしたいのですけど、自民党の森山幹事長が、奈良県の方での講演で、野党各党が消費税の税率の引き下げや廃止を主張していることについて、ポピュリズムの政治に陥ってはならないと話しました。
       社民党としては、食料品に係る消費税ゼロを訴えていますけれども、森山幹事長の発言の受け止めがありましたら…
 (福島) はい、わかりました。
      自民党、減税を言わない。消費税減税を言わない。企業団体献金の禁止も言わない。問題だと、思います。
      給付ももちろん意味がないとは思わない。ですけれども、参議院選挙の前に公約でだけ、2万円、出す。っていうのは、経費や負担やいろんなこと…から、問題であると思います。
      しかもそれは、あの、1回きりなわけですよね。つまり恒常的なものではない。
      社民党は公平な、税制の実現をすべきだ。と考えています

      先ほどラサール石井さんからもありましたが、
      消費税そのものが、もともと、やはり、逆累進性もありますし、問題のある税制の面がある。と思ってます。
      ですから社民党は、食料品について消費税ゼロ(を)まず実現をして、それから、消費税本体をどうするのかっていう議論を、やはりすべきだ。と考えています。
      ですからこれは、どうして、じゃあ自民党は、企業献金…ごめんなさい、法人税を40%から25%に下げ続け、7回下げ、そして、消費税を0から10%にして、法人税の引き下げ分を、実は消費税が今まかなっている状況などをどう見ているのか。富裕層や、大企業に、優遇されてると思われる、今の税制度を、どう見ているのか。
      そんな中、大企業が内部留保、ついに600兆円以上貯め込んでいる。っていう現実を、どう見るのか。
      富の、極めて不均衡が起きて、それはやはり、えー公平な税制の実現が、されてないからだ。と思っています。
      ですから、森山…さんの言っていることは、あの間違っていて、むしろこちらは、単に減税ということだけを言っている・消費税減税だけを言っているのではなくて、もっと、社会を安定させる。ちゃんとした公平な税制を、実現すべきだ。っていうことを言っております。
      自民党は経団連から企業献金を受け続け、24億円を受け続け、大企業や、大富裕層に全く切り込まない。
      そして、えーまさに小さな声やそういう声を、やはり踏みにじっている。
      そして、選挙前に、2万円配るという。ちっちゃな飴玉を配る。
      これは選挙買収だと…思…選挙買収の疑い、選挙買収的なものではないかと思うんですね。
      だから税金使って選挙買収的なものをするのは間違ってるし、政治なんだから、恒久的にというか、どういう制度を、公平な税制を実現するか、議論すべきだ。と思っています。

01:09:59
 (司会) はいそれではあのー、一旦、ちょっとここで
 (福島) すいません…はい。
 (司会) 終わらせて、中〆…中〆って変ですけど、させていただいて、で、あとはちょっと、個別の取材、あるいはまたあのー、写真のタイムにさせていただきたいと思いますので、ご協力よろしくお願いをしたいと思います。
      どうもお疲れ様でした。
 (福島) ありがとうございまーす。
      どうも、ありがとうございました。

不明記者:日本記者クラブ主催の党首討論会に呼ばれなかったことに関して。

01:10:18
 (不明) 日本記者クラブの、党首討論会に出れないことについて、ちょっと伺いたかったんですが。
 (福島) はいわかりました、ぜひ一言。
      はい、ありがとうございます。
      えーっとですね、明日、3日の日に…ごめんなさい、明日…いやごめんなさい、日付がめちゃくちゃで。
      7月2日。3日の選挙戦の前に、日本記者クラブが、主催する、党首党論会に、呼ばれない。ということには、強く抗議をしたいと思います。
     これは、衆議院選挙。去年の衆議院選挙前は呼ばれていたんですが、去年の衆議院選挙から、政党要件を社民党は持っているわけですが、えー、その2%だけではなくて、5人以上、国会議員がいる政党でないと呼ばない。っていうのがありました。
     それに抗議をし、また今回参議院選挙の前に行われる党首党論会に、呼んでもらいたいと思い、5月から、文書で申し入れをし、あの、直接持って行って話し合いをしてきました。ですから、非常に残念です。

01:11:09
      というのは、記者クラブそのものが、日本記者クラブ・その記者クラブっていうのは、やっぱ表現の自由のために、やっているのがジャーナリズムだと思うんですね。ですから、政党要件がなければ、まぁ呼ばれないというのも理解ができるんですが、政党要件を持っているにもかかわらず、それより厳しい条件をあの、つけてですね、呼ばない。っていうのは、やっぱり憲法上の表現の自由、思想良心の自由、思想良心の自由、憲法上の権利を、極めて侵害をしている。というふうに思っています。
      ですから、あのぜひ、ここにいらっしゃるメディアの皆さん、それからとりわけキー局の皆さん、ぜひ、本当に呼んでくださるように、心から、お願いを申し上げます。

01:12:03
      えっとそれで、通知があり、電話もあったので、日本記者クラブに対して、社民党として文書で…申し入れをし、かつ、党としても、また、話し合いに、行きました。ですから極めて、残念です。これが、あの、記者クラブだ。っていうところが、私は、一番ショックでもあり、残念なところです。
      ですから、ぜひ、呼んでください。よろしくお願いします。

01:12:27
 (不明) 参政党は、日本維新の会の議員が移籍することで、出るというのも言われているのですけれども…
 (福島) え?(驚いた調子で)あ、そうなんですか!?
 (不明) はい。
 (福島) どういうこと?
 (司会) 梅村(注:梅村みずほ参院議員)です。梅村さんが入ったでしょ。
 (福島) あー、つまりもう、選挙の直前に…
 (司会) それから5人になった。
 (福島) あ、なるほど。
 (不明) それについては…
 (福島) いやぁあの…いやあのごめんなさい。
      いや、ちょっと私たちもなんか、すればよかった。(会場爆笑)
      そんなことはないんですが。そういう問題ではないかもしれませんが、そうですね、それは本当に残念ですね。
      そういう、形で、えー、それだったらあの今回辞める人を…えー辞めるというか、もちろん挑戦をされるけれども、えっとー。公示日の前までは国会議員だということで5人ということなわけですよね。
      そうですね。
      あの、本当に、あの残念ですね。
      政党要件を持っているのに、呼ばれないということは残念ですし、この間、参政党と保守党と社民党が呼ばれない。というふうに思っていたので、ちょっとあの、今ちょっと、え、そういう…
      そういう手があったかと、ちょっとショックを受けているところです。
      はい。すいません。
      じゃあこちらも誰か…

01:13:40
 (司会) そこで写真の方を、個人の撮影の方、させていただきますので…

(会見中継録画終了)

(2025年7月11日追加) 追加:今後の芸能活動に関して(7月10日 12:39発表)。

以下、ラサール石井候補が7月10日12時39分づけで「今後の芸能活動に関して」訂正がある旨、X(旧TWitter)にて声明を公表したので、追加で掲載します。

00:05:00からの、「出馬表明がギリギリになった理由」及び、日仏合同テレビフランス10・及川記者との質疑応答の01:03:12以降などを参照ください。

要旨としては、「出馬を決める前から既に決まっていた舞台等の仕事に関しては、極力出演等行うよりない。会期中などとその”舞台等の仕事”が重なることによって国会を欠席する分に関しては、歳費を何らかの形で国庫に返納する」との事です。

書き起こし(7/10声明分)

00:00:00
 (石井) ラサール、石井です。
      連日選挙戦、ただいま、戦っている、真っ最中でございます。行く先々で、熱い、ご声援を受けまして、大変、心強い手応えを、感じております。

00:00:15
      さて、選挙戦もちょうど、半ば。ご報告・ご挨拶を、兼ねまして、そして、一つどうしても、選挙戦中に、お話ししなければいけないことがありまして、動画を、撮影いたしました。

00:00:30
      私は、ずっと、演劇を、やってまいりました。
      ご存知のように、演劇は、劇場で、行われます
      その劇場のスケジュールを取るのに、1年も2年も、先の、劇場を押さえなければ、なりません。そのために、役者のスケジュールも、1年2年前から 押さえられるわけです

00:00:54
      実は私も今回、演劇の予定が、入って、いました。

00:01:01
      出馬記者会見の際に、これからの芸能活動は?と。ご質問をいただきました時に、広い意味での質問かと思い、現実の細かい話はしなかったのですが、以前からお引き受けした、舞台のお仕事が残って おり、もしかすると、その一部の公演が、国会活動の期間と、重なってしまう可能性が、あります。

00:01:28
      ですから、最初は、出馬のお誘い、お断りしようとも、考えました。
      しかし、社民党さんから、スケジュールの面は、全面的にサポートすると。そういう申し出をいただきましたので、立候補に、踏み切った、わけで、あります。

00:01:47
      そのことを、出馬会見で言えなかったことが、ずっと、心に引っかかっており、選挙中に、どうしても言っておかなければならないと思いまして、この動画を作成した次第であります。

00:02:01
      もちろん私は、政治家として立候補する以上、国会活動を、最優先にすべきだと、強く、自覚して、おります
     ですので、今のこの状況をどうすれば最も、誠実に、乗り越えられるか。関係者と、調整を、続けています。

00:02:20
     一方で、舞台というのは、私にとって、単なる仕事ではありません。
     多くの仲間たちとともに作り上げる、命を削ってきた、表現の場です。

00:02:32
      そして私は、政治家になったからといって、これまで共に歩んできた仲間を、簡単に切り捨てる。そのようなことは したく、ありません。
      降板すれば、共演者や、制作にも大きな、迷惑をかけることにもなります。

      ですから今、責任の重さを痛感しながら、どんな形であっても、誠実に、対応したいと考えています。

00:03:01
      万が一、やむを得ず何日か、国会を欠席することになった場合は、その期間の歳費については、何らかの形で、国庫に返納する所存であり、公人としての責任を果たす覚悟も、持っています。

      皆さんには、少しご心配をかけるかもしれませんが、私の、政治に対する本気度・真剣な思いを…何一つ、揺らいではおりません。

00:03:31
     どうか、ご理解を頂けたら、幸いです。

(7/11追加分書き起こし終了)

技術的なこと

 書き起こしに当たっては、当該動画から音声を抽出して、16KHz/1チャンネルのWAVに変換、適当に分割して、FLACで圧縮した上で、OpenAI財団が公開してる文字起こしソフトウェア・WhisperのC++実装版であるwhisper.cppを、Debian/GNU Linux (sid, 一部Experimentalを含む)上でVulkanバックエンドのGGMLを使うようにして独自にビルドしたものと、学習モデル(ラージモデルv3)を用いて、大まかな文字起こしを機械でさせた上で、校正と修飾を行いました


書き起こしに使う学習モデルは、こちらから:
https://huggingface.co/ggerganov/whisper.cpp/tree/main


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