今年2月、滋賀県高島市の陸上自衛隊の演習場で発射されたまま不明となっていた「砲弾の一部を見つけた」と陸上自衛隊が先週、発表しました。これを受け、26日、自衛隊の幹部らが周辺住民らに謝罪しました。

 今津駐屯地に集まった住民らに謝罪したのは、陸上自衛隊中部方面総監部の幹部らです。

 (陸上自衛隊 中部方面総監 遠藤充陸将)「大変なご不安とご心配をおかけしており、心よりおわび申し上げます」

 今年2月、市内にある陸上自衛隊の演習場で訓練中に発射した砲弾1発の着弾が確認できず、不明となっていました。その後、目標地点から約2km離れた場所で金属片が見つかり、不明となっていた砲弾の一部と特定しました。

 26日、幹部らは周辺住民のほかに高島市役所も訪れ、市長や市議らに説明と謝罪を行い、再発防止に向け監督者らへの安全教育などを徹底するとしました。