金華山灯台、スマホで見学 外観や内部を公開 宮城海保

金華山灯台を見学できる「灯台ワンタップビュー」の画面

 金華山灯台(石巻市)が2026年に初点灯から150周年を迎えるのを前に、宮城海上保安部はスマートフォンやパソコンを使ってウェブ上で気軽に灯台を見学できる「灯台ワンタップビュー」での公開を始めた。海上保安庁のホームページで見られる。

 灯台周辺や外観、普段は入ることができない内部を昼間、夜間にそれぞれパノラマ画像で撮影し、公開している。ページ上のマークをタップ、クリックすると灯台の構造や歴史、レンズなどの説明、空撮映像などを見ることができる。

 金華山灯台は牡鹿半島の沖合1キロにある金華山の南に位置し、高さ約13メートル、白色の御影石製。1876年11月1日に初点灯した。

 宮城海保の豊若俊介交通課長は「金華山灯台は太平洋側の航路の要所だが、一般の人はなかなか見ることができない。金華山灯台について知るきっかけになればいい」と話した。

灯台ONEタップビュー | 海上保安庁

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 毎年開かれている「灯台絵画コンテスト2025」(公益社団法人燈光会主催)の応募作品のうち、宮城海保は150周年を記念し、金華山灯台を描いた作品の中から「金華山灯台特別賞」を授与する。応募は9月12日まで。

「灯台絵画コンテスト2025」作品募集 | 燈光会

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