サーキットではない一般道
での高速度旋回とはこうい
うのだろう。
今の大排気量マシンはか
なりスピードが出る。
二輪車は200超えが一つの
目標であった時代があり、
それが300になり、今は
時速400キロに達するよ
うになった。
動画にもあるように、今
のバイクは4速で260超が
楽に普通に出る。
人が出すのではない。車
が出す。人の力でどうか
は直線ではなく、旋回エ
リアが複数続く場所での
事だ。
高出力バイクに乗ってい
る人で、そこを勘違いし
ている人は世の中かなり
多い。ただ速度が出る車
に乗っているだけなのに
自分が出していると勘違
いしている。
車の性能の全速度域で制
御できている人間は、車
の最高速能力を自分の力
であると誤認するような
事はしない。存外速度に
ついては飄々としている。
乗りの違いの決め手は旋
回連続区間であるという
本質を知っているからだ。
そうした種族は、車の性
能を盾に自分が偉いとか
誤認自負したり、自分の
車を自慢する事は無い。
急旋回コーナー連続のツ
イスティな峠では小排気
量車を操縦する旋回巧者
に大排気量車だろうとぶ
っちぎられたりする現実
がある事も知っているか
らだ。
二人乗りの場合、タンデ
ム者は体重移動はしては
ならない。バランス取れ
ずに曲がらなくなるから
だ。
動画でも200km/h界隈で
の左旋回で、タンデム者
がインに上体を入れ込む
事によりバランスが崩れ、
運転者はリーンアングル
を取り直している。
この後ろ乗りの人、タン
デムの乗り方が上手くな
い。
撮影者があえて追わない
のはそれを見たからだろ
う。